炎のように

碧月 晶

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250.本当の…

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「んぁっ」

途端、ビクリと腰ごと彼の身体が跳ね上がった。
今までとは明らかに違う反応

「ふっ…う…や…ん!」

空いていた手で、彼の脇腹に触れれば甘い声が漏れた。
それを我慢しようとしているのも可愛くて、嗜虐心が煽られた。

漸く外の気配が無くなった頃、合わせていたものを離せば
息を乱し、熱に浮かされて蕩けた表情
けれど目は強い怒りを宿していた。

怒っている事は一目で分かったが、その瞳は今俺だけを映している。

不謹慎だけど、それが嬉しかった。

抑えていた願望がどんどん溢れてくる。


…マズいな


そう思った時にはもう遅かった。


「…真っ赤になって、随分と可愛い反応だな?」


『アレ』が出てしまった。

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感想 3

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