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23 side『きらきら星』くん
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瑠たちが病院に着いた、一方その頃
病院からいくらか離れた所に
薄茶色の髪を春風になびかせ、軽やかにステップを踏みながら口元を緩ませる少年がいた。
「…いやー、まさか引かれるとは思ってなかったなー。ちょーっと、ボーッとし過ぎたかな?
まさかリアルでああいう事が経験できるとはねー。ああでも、あのお姉さんには悪い事しちゃったなぁ。それから…あの人、良い『匂い』がしたなぁ。『声』も良かったし」
そんな事を呟きながら、そのまま足取り軽く
とある建物内に入り、少年は受付の女性に声を掛けた。
「おねぇさん」
「え、あ、はいっ」
瞬時に顔を赤らめる女性に笑顔を向けながら、少年は尋ねた。
「若林さんって、いますか?」
病院からいくらか離れた所に
薄茶色の髪を春風になびかせ、軽やかにステップを踏みながら口元を緩ませる少年がいた。
「…いやー、まさか引かれるとは思ってなかったなー。ちょーっと、ボーッとし過ぎたかな?
まさかリアルでああいう事が経験できるとはねー。ああでも、あのお姉さんには悪い事しちゃったなぁ。それから…あの人、良い『匂い』がしたなぁ。『声』も良かったし」
そんな事を呟きながら、そのまま足取り軽く
とある建物内に入り、少年は受付の女性に声を掛けた。
「おねぇさん」
「え、あ、はいっ」
瞬時に顔を赤らめる女性に笑顔を向けながら、少年は尋ねた。
「若林さんって、いますか?」
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