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66.魔王・アメ
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プッツーンときたから魔力をちょっとだけ放出。
それだけで雑魚共は吹っ飛んでいった。ぶさガエルはデブだからそのまま。
因みにルカは床に剣さして耐えてた。流石だね。
「へー…俺達って仲良かったんだ?」
いつかと同じように黒い霧が身体を覆う。
「初耳なんだけど」
ザアァと黒霧が晴れていく。目が合うなり「ヒッ…!」と小さく悲鳴を上げられた。酷くない?
「そ、そそそそんな、あああああ貴方は、まままま魔王様…!?」
「ん。正解」
にっこり笑って褒めてあげると、ぶさガエルの顔が更に醜くなった。
うわ、気持ち悪いから止めてくれる?視界の暴力。
けどやっぱりノヴァが言った通り、俺って本当に前の魔王に間違えられるくらいそっくりなんだね。
カツン…と一歩進むたびに、ぶさガエルがビチャッと後退していく。
前も思ったけど、何でこの姿になったら靴がピンヒールになるんだろ。
あれかな。これでコイツを踏ん付けろっていう思し召しかな?
…いや、止めとこ。何か液体出てきそうだし。汚い。
バサァ…と前回と違ってオプションで付けてみた巨大コウモリっぽい羽。
何となくで作ってみたけど、案外簡単に飛べるもんだね。
ぶさガエルの顔の高さまで上昇する。
「なな何故貴方がここに!?貴方は勇者にッ」
「違う違う。それは先代の魔王。俺はその息子で現魔王ね」
「え!?」
「噂ぐらいは聞いた事あるでしょ?魔王復活のう・わ・さ」
「あ、あああ…ッ」
あれ、何をそんなに震えてるんだろうね。俺まだ何もしてないのに。
それだけで雑魚共は吹っ飛んでいった。ぶさガエルはデブだからそのまま。
因みにルカは床に剣さして耐えてた。流石だね。
「へー…俺達って仲良かったんだ?」
いつかと同じように黒い霧が身体を覆う。
「初耳なんだけど」
ザアァと黒霧が晴れていく。目が合うなり「ヒッ…!」と小さく悲鳴を上げられた。酷くない?
「そ、そそそそんな、あああああ貴方は、まままま魔王様…!?」
「ん。正解」
にっこり笑って褒めてあげると、ぶさガエルの顔が更に醜くなった。
うわ、気持ち悪いから止めてくれる?視界の暴力。
けどやっぱりノヴァが言った通り、俺って本当に前の魔王に間違えられるくらいそっくりなんだね。
カツン…と一歩進むたびに、ぶさガエルがビチャッと後退していく。
前も思ったけど、何でこの姿になったら靴がピンヒールになるんだろ。
あれかな。これでコイツを踏ん付けろっていう思し召しかな?
…いや、止めとこ。何か液体出てきそうだし。汚い。
バサァ…と前回と違ってオプションで付けてみた巨大コウモリっぽい羽。
何となくで作ってみたけど、案外簡単に飛べるもんだね。
ぶさガエルの顔の高さまで上昇する。
「なな何故貴方がここに!?貴方は勇者にッ」
「違う違う。それは先代の魔王。俺はその息子で現魔王ね」
「え!?」
「噂ぐらいは聞いた事あるでしょ?魔王復活のう・わ・さ」
「あ、あああ…ッ」
あれ、何をそんなに震えてるんだろうね。俺まだ何もしてないのに。
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