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第二章 開かれる女の子への道(クリスティーナ編)
【第4話】 クリスティーナの過去(2/9) ◆
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「女の悦び?」
急な展開に、クリスは言葉が見つからない。男の自分が女扱いされていることに、理解が追い付かない。
だが、まとわりついてくるアレックスの視線にゾッとするものを感じる。
女に飢えた男が見せる危険な目だ。ヤツは本気だ。クリスの喉は急に乾いていく。
「そうだ。男に抱かれるメスの悦びで、お前を狂わせてやる」
(男に抱かれる? オレはお、男になんて興味はない。なんで、こんなことに……)
動揺しているクリスは、両手で肩を押される。
軽い彼の体は、女のように仰向けに倒される。
「や、やばい」
本当に犯される。
危険を感じて放ったパンチは、アレックスに軽く塞がれる。
「おっと、それ以上手を出すな。妹を救いたいんだろう」
「くっ……」
クリスは言葉に詰まる。
ここでいつものように暴走してしまっては、ジェニーを救えない。目的を忘れてはいけない。
オレは、妹を助けなきゃいけないんだ。
モニターの映像を見ると、アレックスの子分が、ジェニーの首元にナイフを突きつけていた。
「変な動きを見せてみろ。いつでも傷つけられるんだぜ」とでも言いたげだ。
クリスたちの様子も、隠しカメラか何かで監視されているのだろう。
クリスは憎悪に満ちた目でアレックスを睨みつける。
「そうだ。その目だ。オレはそういう生意気なヤツの心を、ぽっきりと折るのが最高に楽しいんだ。お前は憎いと思っているオレに屈して、挿れてほしいと嘆願するいやらしい女に生まれ変わるのだ」
「ふざけるな。オレは絶対に負けない。妹を救い出したら、お前なんて……う、うぐっ」
クリスの憎まれ口は、アレックスの荒々しいキスで塞がれた。
頭を押さえられて、舌を強引に挿入される。口の中を男の舌で舐めまわされて、クリスは嫌悪感を覚えた。
「まだ固いな。まぁいい。そのうち男が欲しくてたまらない体になる。とりあえず脱げ」
モニター越しに、ナイフで脅されているジェニーが見える。悔しいが、言うことを聞く以外選択肢はない。
Tシャツを脱ぎ、トランクスだけになったが、アレックスはまだだと言いたげに、顎を上げる。
「おっ、おい。正気になれよ、アレックス。男の裸なんて、お前だって見たくないだろう?」
「男? 男はオレ以外ここにはいないぞ。お前は女だ。お前の間違った認識を、叩き直してやる。さあ脱げ」
アレックスは折れない。もはや議論の余地はなさそうだ。クリスはしぶしぶトランクスを脱ぎ、産まれたままの姿になった。歴戦の喧嘩師の体とは思えないほど、少女のように華奢で頼りない。骨格はまだまだ子供なのだ。
もともと筋肉は付きにくい体質だ。だが、喧嘩は腕力じゃない。必要なのはスピードとテクニックだ。それがクリスの考えだ。
狂犬のあだ名に似合わず、戦い方はち密なのだ。
すべすべで真っ白な肌を晒したクリスの股間で、無毛の男のシンボルが存在をアピールしている。
「くくっ。まだやはり子供だな。狂犬じゃなくて、小犬に改名したらどうだ」
アレックスは軽口を叩きながら、手にゴム手袋をはめて真っ白なクリームを取り出した。
ヌルヌルのクリームをたっぷり手袋に付けると、両手でクリスのペニスにすり込んでいく。
「くっ……」
ひんやりとした感覚が股間から伝わり、クリスは身をよじる。それを見てニヤリと笑いながら、アレックスはさらにアナル、胸へとクリームを強弱を付けながら、たっぷりと塗りたくっていく。
「今日は初日だからこれくらいか」
アレックスは満足そうに頷き、クリスの方にショーツとスポーツブラを放り投げた。
「これを着ろ」
反抗は許されない。クリスはしぶしぶ女性の下着に四肢を通す。クリームでべちゃべちゃしていて、落ち着かない。だが、妹を守るためだ。そう自分に言い聞かせながら、歯をくいしばって耐える。
クリスの様子を見てククッと笑い、アレックスはズボンとボクサーパンツを脱ぎ、下半身を露出させた。
二十五センチは下らない巨大なペニスが上を向いていた。
急な展開に、クリスは言葉が見つからない。男の自分が女扱いされていることに、理解が追い付かない。
だが、まとわりついてくるアレックスの視線にゾッとするものを感じる。
女に飢えた男が見せる危険な目だ。ヤツは本気だ。クリスの喉は急に乾いていく。
「そうだ。男に抱かれるメスの悦びで、お前を狂わせてやる」
(男に抱かれる? オレはお、男になんて興味はない。なんで、こんなことに……)
動揺しているクリスは、両手で肩を押される。
軽い彼の体は、女のように仰向けに倒される。
「や、やばい」
本当に犯される。
危険を感じて放ったパンチは、アレックスに軽く塞がれる。
「おっと、それ以上手を出すな。妹を救いたいんだろう」
「くっ……」
クリスは言葉に詰まる。
ここでいつものように暴走してしまっては、ジェニーを救えない。目的を忘れてはいけない。
オレは、妹を助けなきゃいけないんだ。
モニターの映像を見ると、アレックスの子分が、ジェニーの首元にナイフを突きつけていた。
「変な動きを見せてみろ。いつでも傷つけられるんだぜ」とでも言いたげだ。
クリスたちの様子も、隠しカメラか何かで監視されているのだろう。
クリスは憎悪に満ちた目でアレックスを睨みつける。
「そうだ。その目だ。オレはそういう生意気なヤツの心を、ぽっきりと折るのが最高に楽しいんだ。お前は憎いと思っているオレに屈して、挿れてほしいと嘆願するいやらしい女に生まれ変わるのだ」
「ふざけるな。オレは絶対に負けない。妹を救い出したら、お前なんて……う、うぐっ」
クリスの憎まれ口は、アレックスの荒々しいキスで塞がれた。
頭を押さえられて、舌を強引に挿入される。口の中を男の舌で舐めまわされて、クリスは嫌悪感を覚えた。
「まだ固いな。まぁいい。そのうち男が欲しくてたまらない体になる。とりあえず脱げ」
モニター越しに、ナイフで脅されているジェニーが見える。悔しいが、言うことを聞く以外選択肢はない。
Tシャツを脱ぎ、トランクスだけになったが、アレックスはまだだと言いたげに、顎を上げる。
「おっ、おい。正気になれよ、アレックス。男の裸なんて、お前だって見たくないだろう?」
「男? 男はオレ以外ここにはいないぞ。お前は女だ。お前の間違った認識を、叩き直してやる。さあ脱げ」
アレックスは折れない。もはや議論の余地はなさそうだ。クリスはしぶしぶトランクスを脱ぎ、産まれたままの姿になった。歴戦の喧嘩師の体とは思えないほど、少女のように華奢で頼りない。骨格はまだまだ子供なのだ。
もともと筋肉は付きにくい体質だ。だが、喧嘩は腕力じゃない。必要なのはスピードとテクニックだ。それがクリスの考えだ。
狂犬のあだ名に似合わず、戦い方はち密なのだ。
すべすべで真っ白な肌を晒したクリスの股間で、無毛の男のシンボルが存在をアピールしている。
「くくっ。まだやはり子供だな。狂犬じゃなくて、小犬に改名したらどうだ」
アレックスは軽口を叩きながら、手にゴム手袋をはめて真っ白なクリームを取り出した。
ヌルヌルのクリームをたっぷり手袋に付けると、両手でクリスのペニスにすり込んでいく。
「くっ……」
ひんやりとした感覚が股間から伝わり、クリスは身をよじる。それを見てニヤリと笑いながら、アレックスはさらにアナル、胸へとクリームを強弱を付けながら、たっぷりと塗りたくっていく。
「今日は初日だからこれくらいか」
アレックスは満足そうに頷き、クリスの方にショーツとスポーツブラを放り投げた。
「これを着ろ」
反抗は許されない。クリスはしぶしぶ女性の下着に四肢を通す。クリームでべちゃべちゃしていて、落ち着かない。だが、妹を守るためだ。そう自分に言い聞かせながら、歯をくいしばって耐える。
クリスの様子を見てククッと笑い、アレックスはズボンとボクサーパンツを脱ぎ、下半身を露出させた。
二十五センチは下らない巨大なペニスが上を向いていた。
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