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第一章 開かれる女の子への道(葵編)
【第21話】 女性ホルモンと秘密の薬 ◆
しおりを挟む「嫌だな。今日も濡れてる……」
最近葵にとって不可解なことがある。
毎朝起きると股間の間が濡れているのだ。
ショーツがねっとりとしている。
だが、それは決して夢精によるものではない。
膣があるわけではないので、愛液が分泌されるわけもない。
「ぬるぬるしてる……一体僕、どうしっちゃったんだろう」
自分の体に、よからぬことが起こっている。
気になるが触れないほうがいいだろう。
そう思う一方で、原因を知りたい気持ちはどんどん高まっていく。
結局好奇心に負けて、葵はその中心部分、ちょうど蟻の戸張り辺りに指を滑らせてしまう。
「ひゃん」
股の間から感じる強い性的快感に驚き、葵は声を出してしまう。
ペニスとは別の快感だ。お腹の奥から響いてくるような、切ない快感。
なぜという疑問がさらに湧いてくる。
そこは女の子の膣がある部分だ。
幸いまだ穴は開いていない。
だが、異常に敏感になっていた。
「僕の体に何が起こっているんだろう……」
葵はさらなる不安に駆られる。
葵の股間が毎朝濡れている原因。実はそれは、葵の知らない夜の調教にあった。
ーーーーー
ここは先ほど同じく葵の部屋だ。
皆が寝静まった午前二時ごろ、ベッドの隣に二人の黒い影があった。
「ふふふ。よく眠っているわね」
アリスの言葉にさくらは深く頷いた。これから何をされるか知らない葵は、気持ちよさそうな寝息を立てている。
「睡眠薬が効いていますからね。じゃあ今日もさっそく始めましょうか」
そう言って、さくらは葵の腕にピンクの注射をする。
これは早紀が処方した女性ホルモンだ。
夜に注射をするのは、葵に悟られないためだけではない。
成長ホルモンの分泌が活性な睡眠時に注射するため、よりナチュラルな女性化ができるのだ。
女性としての催淫効果もあるので、エッチな欲望が徐々に高まっていくはずだ。
早紀の目標は単に葵を性転換させることではない。
究極の美少女として、彼女を完成させることにある。
どんな男も虜にしてしまうような、絶世の美少女を作り上げることが、BS学園の存在意義なのだ。
早紀の魔の手から逃れたつもりの葵だが、実は全て計画通りだ。
女の子への道を着実に進んでしまっている。
今日の注射によって、さらに葵は女体化するだろう。
美少年の多くは、一度では完堕ちしない。
特にBS学園の特進生は全員男として生まれて、精神的にも完全に男だから、一度や二度のメスイキでは女に堕ちることはない。
しかし、雨がやがて岩を砕くように、メスイキを重ねれば重ねるほど、本能がメスに目覚めていく。
男を欲しがる女の心が染み込んでいく。
今はまだ、最初のステップだ。
それでも重要な段階であることに変わりはない。
「最初のミッション完了ですね。次のステップに取り掛かりましょうか」
そう言って、アリスは葵のショーツを脱がす。
そこには小さくなったおちんちんがあった。
「ふふっ、可愛らしいわ。そのうちあたしたちと同じクリちゃんに生まれ変わるのよ」
そう言ってアリスが人差し指で撫で上げると、葵の体はビクっと震えた。
「寝ていても、感じるのね。どんな淫夢を見ているのかしら」
アリスは葵の反応を楽しみながら、ゲルを葵の股間に塗りたくる。
以前葵の睾丸を女性ホルモン製造器官に変えてしまった薬とはまた別のものだ。
この薬の特徴。それは膣の形成を誘発することだ。
ゲルの成分はナノレベルのロボットで出来ており、それが葵の股間に染み込んで彼女の体内から割れ目を形成していくのだ。
「ここらへんかしら」
アリスは膣ができる予定の位置に目視して、そこに先端が丸い棒をトントンと何度も押し上げる。
棒は標準的な成人男性のペニスをかたどったものだ。
弱い力で何度も何度も突き上げる。
その感覚が脳に伝わったのか、葵は「ううっ」と声を上げて、股をすり合わせるようにしながら、何度も寝返りを打つ。
体が動かなくなったところで再び、股間への疑似ペニスの刺激を再開する。
葵の股間は物欲しそうにひくひくと動いていた。
最近葵にとって不可解なことがある。
毎朝起きると股間の間が濡れているのだ。
ショーツがねっとりとしている。
だが、それは決して夢精によるものではない。
膣があるわけではないので、愛液が分泌されるわけもない。
「ぬるぬるしてる……一体僕、どうしっちゃったんだろう」
自分の体に、よからぬことが起こっている。
気になるが触れないほうがいいだろう。
そう思う一方で、原因を知りたい気持ちはどんどん高まっていく。
結局好奇心に負けて、葵はその中心部分、ちょうど蟻の戸張り辺りに指を滑らせてしまう。
「ひゃん」
股の間から感じる強い性的快感に驚き、葵は声を出してしまう。
ペニスとは別の快感だ。お腹の奥から響いてくるような、切ない快感。
なぜという疑問がさらに湧いてくる。
そこは女の子の膣がある部分だ。
幸いまだ穴は開いていない。
だが、異常に敏感になっていた。
「僕の体に何が起こっているんだろう……」
葵はさらなる不安に駆られる。
葵の股間が毎朝濡れている原因。実はそれは、葵の知らない夜の調教にあった。
ーーーーー
ここは先ほど同じく葵の部屋だ。
皆が寝静まった午前二時ごろ、ベッドの隣に二人の黒い影があった。
「ふふふ。よく眠っているわね」
アリスの言葉にさくらは深く頷いた。これから何をされるか知らない葵は、気持ちよさそうな寝息を立てている。
「睡眠薬が効いていますからね。じゃあ今日もさっそく始めましょうか」
そう言って、さくらは葵の腕にピンクの注射をする。
これは早紀が処方した女性ホルモンだ。
夜に注射をするのは、葵に悟られないためだけではない。
成長ホルモンの分泌が活性な睡眠時に注射するため、よりナチュラルな女性化ができるのだ。
女性としての催淫効果もあるので、エッチな欲望が徐々に高まっていくはずだ。
早紀の目標は単に葵を性転換させることではない。
究極の美少女として、彼女を完成させることにある。
どんな男も虜にしてしまうような、絶世の美少女を作り上げることが、BS学園の存在意義なのだ。
早紀の魔の手から逃れたつもりの葵だが、実は全て計画通りだ。
女の子への道を着実に進んでしまっている。
今日の注射によって、さらに葵は女体化するだろう。
美少年の多くは、一度では完堕ちしない。
特にBS学園の特進生は全員男として生まれて、精神的にも完全に男だから、一度や二度のメスイキでは女に堕ちることはない。
しかし、雨がやがて岩を砕くように、メスイキを重ねれば重ねるほど、本能がメスに目覚めていく。
男を欲しがる女の心が染み込んでいく。
今はまだ、最初のステップだ。
それでも重要な段階であることに変わりはない。
「最初のミッション完了ですね。次のステップに取り掛かりましょうか」
そう言って、アリスは葵のショーツを脱がす。
そこには小さくなったおちんちんがあった。
「ふふっ、可愛らしいわ。そのうちあたしたちと同じクリちゃんに生まれ変わるのよ」
そう言ってアリスが人差し指で撫で上げると、葵の体はビクっと震えた。
「寝ていても、感じるのね。どんな淫夢を見ているのかしら」
アリスは葵の反応を楽しみながら、ゲルを葵の股間に塗りたくる。
以前葵の睾丸を女性ホルモン製造器官に変えてしまった薬とはまた別のものだ。
この薬の特徴。それは膣の形成を誘発することだ。
ゲルの成分はナノレベルのロボットで出来ており、それが葵の股間に染み込んで彼女の体内から割れ目を形成していくのだ。
「ここらへんかしら」
アリスは膣ができる予定の位置に目視して、そこに先端が丸い棒をトントンと何度も押し上げる。
棒は標準的な成人男性のペニスをかたどったものだ。
弱い力で何度も何度も突き上げる。
その感覚が脳に伝わったのか、葵は「ううっ」と声を上げて、股をすり合わせるようにしながら、何度も寝返りを打つ。
体が動かなくなったところで再び、股間への疑似ペニスの刺激を再開する。
葵の股間は物欲しそうにひくひくと動いていた。
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