【R18】美少女専門学園 強制"性転換"部 特別洗脳コース【TS】

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第三章 美少女学園一年目 芽吹き根付く乙女心

【第38話】 再教育(38)つばさ◆

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■末舛つばさサイド(13)(過去)

 ありのまま、起こったことを話すね。
 朝起きたら、女の子の下着を着ていたの。
 な……何を言っているのか 分からないと思うけど、僕も何をされたのか分からないんだ。
 頭がどうにかなりそうだよ。
 お願い、助けて。
 誰か。

 ベッドの中で困ってもじもじしていると、明人おじさんがやってきた。
 ど、ど、ど、ど、どうしよう。

「おじさん……今日ね、実はね」

「どうしたんだい、翔君」

 いつものように優しく声をかけてくれる。

「あのね、朝起きたら……服が……」

 女の子の下着を着てたの。
 そう言おうとして、急に恥ずかしくなって口を閉じた。

 無理だよ。そんなこと言うの。
 だって、見られたくないもん。
 男の子なのに、女の子の格好をしているなんて普通じゃないよ。

 昨日の記憶が全くないのだけど。
 一体何があったの?

(かわいい服、大好き。もっと着たいわ)

 急にどこからともなく、ふわふわとした不思議な声がした。
 えっ? 何? 誰?
 今何て言ったの?
 頭の後ろから?

 僕は驚いて振り返ったが、誰もいない。
 おじさんの声とは違う、子供の声だ。
 何だったんだろう。
 気のせいかな。


「服が、どうしたんだい?」

 おじさんは優しく質問する。
 そうだ。服の話をしていたんだった。

 でも、言えないよ。恥ずかしい。
 ウサギさんのおパンツと、お揃いの色のキャミソールを着ているなんて。
 僕の男の子の洋服はどこに行ってしまったの?

 おじさんは、僕の髪を優しく撫でてくれる。
 そう言えば、髪も大分長くなってきた。
 そろそろ切りたいと思うんだけど、『サッカーのつばさくんだって結構髪が長いよ』と言われ、何となく流されてしまっている。
 確かにつばさくんも長いんだけど、僕の髪型とはどこか違うんだよね。
 僕のはまっすぐでサラサラだから、まるで女の子みたいな髪になってしまっている気がする。

 それはいいとして、今の状況を何とかしないと。
 でも思いつかない。
 おじさんに女の子の姿を見られる決心がつかず、布団から出られずにもじもじしていると、おじさんは僕の布団を勢いよく剥してしまった。

 さむっ……じゃなくて……あぁ。

 ついに見られてしまった。
 うさぎさんのおパンツで寝ていたことが、おじさんにバレてしまった。
 顔が熱い。火傷しそう。
 恥ずかしいよぉ。
 おじさんの顔、見られないよぉ。
 こんな可愛らしい服を着ちゃってるところを、見られちゃった。
 僕、男の子なのに。
 女の子なんかじゃないのに。

 おじさんに何て言われるんだろう。

 でも優しいおじさんは、

「大丈夫だよ、翔君。大丈夫。とりあえず、一緒にお風呂に入ろうか」

 と言ってくれて、僕も少し安心して頷いた。
 ひどいことは言われなかった。
 大丈夫という言葉はとっても暖かくて、何も気にすることはないと心を落ち着かせてくれているようだった。

 うさぎさんのおパンツを着ていることについて聞かれなくて、本当に良かった。
 全く気が付いていないように、いつも通りに接してくれている。
 おじさんありがとう。

 うぅ……でも恥ずかしいよぉ。

 で、でもでも。
 お風呂に入れば、とりあえず服を脱ぐことになるから、変わらないよね。
 脱いじゃえば大丈夫。
 僕がこれ以上恥ずかしい思いをしないように、お風呂って言ってくれたんだと思う。
 ありがとう。おじさん。

(脱いじゃうの? せっかくの可愛らしい下着、脱いじゃうの?)

 あれ? 
 また、はっきり聞こえないけど、またよく分からない空耳がした気がした。
 頭がふわふわしてきた。

ーーーー

 おじさんの家のお風呂場はとっても大きい。
 いつもみたいに僕の全身を洗ってくれる。
 優しく泡立てた垢すりで撫でてくれる。
 気持ちいいよぉ。

「ねぇ、翔君」

「なぁに、おじさん」

 おじさんは優しく呟いた後、ちくわのような筒をどこからか取り出した。
 初めて見る不思議な道具だ。
 一体何に使うんだろう。
 考えていると、急に質問が飛んできた。

「翔君。おじさんのこと、好きかい?」

「好きだよ」

 だって、おじさんはいつも優しくしてくれるし、サッカーが上手くなる帽子を被せてくれる。
 あれを被っていると、なんだか気持ちよくなって、うとうとして、寝てしまうんだけど、終わった後は疲れが取れているし、すごい効果があるんだと思う。

「ありがとう。翔君は、いい娘だね。そのうちもっと別の意味で『好き』になってくれると嬉しいな」

 おじさんは優しく僕の体を抱き締める。
 体の暖かさが伝わってくる。
 別の意味ってところがよく分からないけど、優しいおじさんが好き。

(つばさは、おじさまのことが大好きよ。女として好きよ)

 あれっ?
 またどこからか声がする。

(ぼくは、つばさは女の子。かわいいお人形さんが好きな女の子なの)

 また、声がする。
 さっきよりもはっきり聞こえてくる。
 ひょっとして頭の中から?
「ぼくは女の子」って言っているの?
 気のせいだよね?

 僕は首を振って、話題を変えることにした。

「うん。ところで、それは何?」

 おじさんの手の中の筒を指さす。何て言うのかな。

「これはね、股間のものに取り付けるためのものなんだ」

「えっ?」

 どういうこと。股間っておちんちんってこと?
 おしっこが出てくる部分に取り付けるなんて、変だよう。
 でも、ちょっとだけ興味があるかも。

 そんな僕の気持ちを読んだのか、おじさんはまた聞いてくる。

「試しに翔君のあそこに付けてみようか」

 僕が返事をする前に、おじさんは僕のおちんちんを覆うように、その筒のようなものを押し入れていく。
 竿の部分がすっかり覆われてしまう。
 強く締め付けられる感じがして、僕は背中に何やら不思議な感覚を覚えた。

「ちょっと、おじさん。恥ずかしいよ」

 何だろう。柔らかいものでおちんちんを包まれると、感じたことのない甘い感覚が広がっていくの。
 気持ちいい……のかな。

(女の子。僕はとってもかわいい女の子。男の子なんかじゃないわ)

 頭の声がより強くなっていく。
 女の子って何? 股間の締め付けと共に頭が回らなくなってくる。

「これをつけていると、翔君はつばさくんみたいにサッカーがもっと上手くなれるからね」

「そ、そう……なの?」

 股間を中心に、どんどん体が熱くなる。
 あれ? 何の話をしていたんだっけ?
 おちんちんが、溶けちゃいそうなくらい感覚がなくなっていく。

「そうだよ。もっともっと、つばさちゃんになれちゃうんだ」

(そうよ。つばさは女の子。可愛い服が大好きな女の子)

 僕の口はいつの間にか、よく分からないことを話し始めていた。

「ぼくは……つ……じゃなくて、翔。おん……おと……ちがっ……つば……しょ……おんな」

 自分で話していることなのに、全く頭に入ってこない。
 口が勝手に動く。

「ぼく……おんな……しょう……ちがっ……つばさ……おんなのこ……しょう……」

 何が起こっているの?

 目が回る。
 頭にお星さまが……・
 キラキラして。
 あれ? 何を考えて?

(つばさは女の子。あなたは翔じゃないわ。つばさよ。かわいい女の子のつばさ)

「ちがっ。僕、翔」

 おちんちんが変。
 大きくなってる……の?
 あぁ。もう何も考えられない。

(あなたはつばさよ。つばさは女。女の子)

「ちがう。ぼくは、翔。男」

(言うの。ぼくはつばさって)

「ちがっ……つばっ……しょ」

(つばさは女の子。オシャレが大好きな女の子)

「ちがっ……ぼく、つば、しょう、おんな……ちがう」

 頭がぐるぐるしていく。
 体に力が入らない。
 天井がどんどん高くなっていく。

「ぼくは……」

(つばさよ)

「ぼく……」

(つばさ)

「ぼく、しょ……」

(つばさ。女の子のつばさ)

「ボク、つば……さ、ちがっ」

(言えば楽になるわ。ぼくはつばさ。ほらっ)

 なん……だろう。翔って誰? つばさ? 誰? ぼくの……こと? ボク、誰?

(そうよ。ぼくはつばさ。女の子のつばさ)

「ぼく……」

(つばさ!)

「ぼく、つばさ」

(そう、女の子のつばさ)

「女……の子のつばさ」

(つばさは女の子)

「つばさ……は……女の……子」

(ぼくは女の子)

「ぼくは……おん…なの子」

(女の子)

「おん……なのこ……」

(つばさは女の子)

「……つ……ば……さ……おん……なの子」

(そうよ。その調子。翔はつばさ。つばさは翔。つばさは女の子。だから翔も女の子なの)
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