非日常 学園

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歓迎会3

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「おい、どこ行くんだよ。」
「部屋。」
「鬼ごっこで隠れちゃだめだろ。」
「参加する必要もない。」
「‥‥」

確かにとか思ったけど、一緒に走ってたよな?


「え、お前なんでここ知ってんの?」
「‥‥」
「ここ、俺のへ‥‥?」
「ガチャ」

え、あ、そっちね。
びっくりした俺の部屋教えてないのに知ってるのかと思ったわ。

「てか、お前俺の隣?!え、ちょ」
「うるさい。」
「んむ!」
「落ち着いたか?」
「むぐ!」

ギブギブ!俺は必死でもがき、びくともしない腕をつかみ引っ張った。

「んむ、って口を塞ぐな!はぁーはぁ殺す気か?」
「ふっ」

くっ、笑ってんじゃねぇよ。かっこいいなこの野郎。

ていうか、昨日先輩が迎えに来ても出てこないのこいつだったのかよ。


「それで?」
「‥何が?」
「「‥‥」」

しばらく無言で見つめ合う。何だこの苦行。
とりあえず疲れたので座りたい。

「疲れた、座ろうぜ。」
「あぁ」

と言っても勉強机とセットの椅子しか見当たらないので、床に座るしか選択肢がないんだが。

よいしょっと、久しぶりに沢山走ったのもあり足が辛い。てか、痛い。
感覚でわかる、これは青たんコースだ。

俺が腰をおろしたのを確認し、あいつも近くに座った。

「何から話せばいいんだ?」
「全部だろ。」
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