暗闇を超えてきた君が僕を離してくれない

もこ

文字の大きさ
94 / 100
暗闇を超えてきた君が僕を離してくれない

しおりを挟む
 セイちゃんの顔が降りていき、僕の分身に舌を這い回す。カリに沿って舌が動くと同時に、握られた指が徐々に緩み、刺激が強く感じられてきた。

「どんどん濡れてくる……。涉はこんなにエッチだった?」

「あああん、い……じわるっ!」

 僕の溢れた蜜でグチグチと音がする。再び塞がれたセイちゃんの唇から、僕の蜜の香りが漂う。

「こんな涉を誰にも見せられない。心も身体も俺の色に染め上げたい。」

「んんんんっ。」

 もうなってるから……。セイちゃんとしかこんなことができるとは思わない。でも独占欲丸出しの言葉が、僕の中の何かを満たしていくのを感じた。セイちゃんの声を聞くだけで、僕の分身が反応する。でもまだ……まだイケない。

「イキたい?」

 2度目の問いにもう一度頷く。セイちゃんの、セイちゃんの分身で僕の良いところを擦ってもらって……。想像しただけで全身に痺れが走る。思わず自分からうつ伏せになろうとしていた。

「待って。まずは俺に味わわせて。」

「あああああん!」

 大きな口に咥えられてジュッと分身が吸い上げられた。舌と手を使いながら、高められる。一瞬で上りつめた僕の分身から何度も白いモノが飛び出すのが分かった。

「ハアハア、ハアハア……。うあっ! セイちゃん!」

 僕の白いモノを纏った指が後ろの秘所に入っていた。優しく、でも力強く僕の秘所をこじ開ける。

「ここも待ってる。だろ? 欲しい?」

 セイちゃんに慣らされた身体。中指が徐々に中に入り込み、僕の良いところにたどり着いた。

「ンああ……ン!」

「涉のこんなに可愛い姿は誰にも見せられない。どこかに閉じ込めておきたい。」

 耳元で囁かれた声が脳内で何度も繰り返される。一度出して萎れたはずの分身が再び勃ち上がるのが分かった。

「今度は後ろでイッて?」

 身体をひっくり返されて、動物のように四つん這いにさせられる。セイちゃんの指が入ったままの後ろは新たな刺激でヒクついた。

 セイちゃんの熱い身体が僕の背中を覆う。背中にジュッと強い刺激が走った。

「あ……ん、セイちゃん……お願い。」

「何が?」

 僕の背骨に沿って舌を這わせていたセイちゃんが呟く。その声はハッキリ言えと命令しているようだった。いつの間にかローションで増やされた滑りがヌチヌチと音を立てる。

「挿れて?」

「どこに?」

 セイちゃんは容赦ない。指で僕の良いところをグリグリと刺激する。

「あっ、アアアアン……そこっ、そこをセイちゃんので擦ってっ!」

「よくできた。」

 素早くズボンを脱いだセイちゃんの分身が僕の中に勢いよく入ってきた。




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *不定期連載です。

僕の、しあわせ辺境暮らし

  *  ゆるゆ
BL
雪のなか僕を、ひろってくれたのは、やさしい男の子でした。 ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります! ふたりの動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵もあがります YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

【BL】『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとでした

圭琴子
BL
 この世界は、αとβとΩで出来てる。  生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。  今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。    βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。  小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。  従って俺は戸籍上、β籍になっている。  あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。  俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。  今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。  だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。  だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。  学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。  どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。  『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。

人気アイドルグループのリーダーは、気苦労が絶えない

タタミ
BL
大人気5人組アイドルグループ・JETのリーダーである矢代頼は、気苦労が絶えない。 対メンバー、対事務所、対仕事の全てにおいて潤滑剤役を果たす日々を送る最中、矢代は人気2トップの御厨と立花が『仲が良い』では片付けられない距離感になっていることが気にかかり──

処理中です...