【R-18】踊り子なのに世界を救えと命令されて? ~勇者として魔王を逝(イ)かせる旅に出ます~

湊零

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第一章『性なる力に目覚めた勇者!?』

第25話 勇者覚性2 ★

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「しゅきっ♡ セックスしゅき♡ ヒミカ、頭の中もアソコも、全部えっちに書き換えられちゃうっ」
 
 四つん這いで舌を垂らしながら喘ぐ姿が、発情中の犬の姿を思わせた。
 痴態を間近で見ている騎士達は擦り過ぎて血がでるくらいに自らのモノをしごき続けている。

「うふっ。ヒミカと王様のせっくす、騎士さんたちのオカズにされちゃってるよぉ♡」
 
 ぞくぞくぞくっ!
 
 他人が自分たちの性行為を羨ましそうに凝視しながら身悶えている。
 優越感と背徳感がごちゃまぜとなって、さらに理性を溶かしていく。
 
 ミルキィフラワーで客がヒミカのことを粘ついた目で見ていたのも、きっとこんな気持ちだったのだろう。
 素直になるのが遅くて、今では申し訳ない気持ちさえ浮かんだ。

「王様っ! もっともっと動いてください! ヒミカ、まだまだ足りないんです! もっと頭がぽわ~って気持ちよくなりたいんです♡」

「はあっ……はぁっ……。もちろん、だとも。じゃが、もうイってしまいそうじゃわい」

「ダメですっ」

「はぅあっ」

 王様が苦悶の表情を浮かべて口の端に泡を吹きだす。
 魔力で形作られたヒミカが、王様のペニスの根本をギュッと縛り上げたからだ。

「な、なんじゃあ。ワシの愚息が、見えない手で絞られとるような。それに、腰も勝手に動く!? こ、これは一体」

 ちらりと振り返ると、幻影が背後から握りしめたペニスを軸にして、王様の腰を前後に揺さぶっていた。実体はないが、どうやら力もあるらしい。

「ヒミカ、王様が言ってたこと、ようやくわかっちゃいました」

「ほ、ほぇ」

「これが、ヒミカの力なんです。ミルキィフラワーで娼婦の踊り子としてお客さんを悦ばせていたのと同じ。身体を使って相手を気持ちよくすることが、勇者としての力なんです!」

 肉棒が暴れるように子宮口をノックしている。こんな快感を与えてくれた神とやらに歓喜して天を仰ぐ。

「そ、そうじゃ。そうじゃ。分かってもらえてワシも嬉しいぞい。時代は変わった。今は武力だけが力にあらず。魔王を魅了して骨抜きにしてやるのも立派な力であろうよ」

(魔王、ね)

 どんな姿で、どんな力を持っているのか。そんなことはどうでもよかった。

(オスだったら、おちん×んあるよね? やっぱり大きいのかなぁ。尖って反り返ってるのかなぁ)
 
 まだ見ぬ宿敵の男性器を想像しただけで子宮が疼いた。

「安心してください! 倒しますっ! 私が魔王を! えっちな力で世界を平和にしちゃいますっ♡」

「ほ、ほう。そう、か、それを聞いて安心した……わい」

 かっくりと王様が頭を垂れる。
 顔面は紅潮を通り越して蒼白し、視線は定まらず白目を剥いて、乾ききった唇から泡だった涎がヒミカの背中に垂れていく。

「王様?」

「ぁ……イ、イキた……しゃせ……で、ない」

「どうしちゃったんですかぁ? 私のおま×こ、気持ちよくないですかぁ?」

「違う。逆じゃ。気持ち良すぎて、もう限界、なんじゃ。ヒミカたん、これも君の仕業なのかぇ?」

「もうっ。何のことですかぁ。それより、王様ばかり気持ちよくなってずるいですよ。ほら、もっとヒミカのことも気持ちよくしてください♡」

 こくっ。かくっ。
 まるで事切れる寸前のように首がかくかくしている。
 これ以上射精管理を続けたら、先に寿命の方が果ててしまうかもしれない。

「王様、ヒミカのこと、好きですか?」

「うむっ! ひ、ヒミカたんの頼みなら、何でも聞くぞい!」

「え~なんでも、ですかぁ?」

「なんでもじゃっ! 王は嘘を吐かん! だから……だからっ、早くワシをイかせてくれぇ!」

 ヒミカは笑う。
 かつての勇者のパーティ、その一人、王である拳聖が陥落した。
 次代の勇者によって魅了され、精根まで搾り尽される。

「いいですよ」

 子宮に刻まれた紋章が輝き、幻影が霧散する。
 尿道を精液が火山のマグマの如く影昇り、肉棒がさらに膨張した。

「今まで我慢した精液、全部ヒミカへぶちまけちゃえ♡」 

「ああっ!? 射精、る……っ。ほ、ほあああああっ!」
  
 同時に騎士達も限界を迎え、全員が天に向かって精を解き放った。
 それはまるで勇者の誕生を祝福し、戴冠するかのように大きな輪となりヒミカに降り注いだ。

 びゅっくううううううううううっ! ぶびゅるうるるるるっ!

「んあああああああっ♡ 来たぁっ♡ せーしいっぱい! 私も、イくっ、イ、ああああああああっ♡」

 最早水鉄砲のような吐出。
 大量の粘液は一瞬で子宮を満たして逆流し、性器の結合部から溢れて床にぶちまけられる。

「あああーーーっ。あ~~~♡ 気持ち、いい。ヒミカ、幸せ♡」
 
 細い身体全てを犯す程の精が注ぎ込まれる度に、ヒミカは恍惚な表情を浮かべ、淫紋は激しく明滅する。
 犯されている側の顔ではい。
 精根全てを吞み尽しているのだ。

「おいしい……♡」
 
 流し込まれるスペルマが魔沁み渡っていく。
 すごく気持ちいい。
 まるで身体中を精液が駆け巡っているかのように錯覚し、全身でオーガズムに達するような悦楽に包まれる。

「お………お、おお……」

 五分以上続いた吐出。その最後の一滴まで搾り尽くされた。
 ペニスが力なく収縮し、膣からずるりと抜けると、王様はそのまま崩れ落ちてしまった。
 死人のように横たわる王の頬に、膣口から零れた精液がぼとぼと垂れていく。

 ヒミカがすくっと立ち上がる。
 バク転でもするかのように軽やかに。

「ああ、気持ちよかった♡」
 
 満足そうにお腹を擦ると、淫紋の輝きが徐々に弱くなり、もとの紋様へと戻る。
 同時に、ヒミカの頭も霧が晴れた青空のように澄み渡っていった。

「んっ」
 
 ぼちゃり。
 ゼリーのように固まった精液が膣から太ももを伝って垂れた。
 身体は、どこもかしも体液まみれだ。

「はっ!? 私、とんでもないことしちゃった……?」
 
 昼寝してたら鼻風船を割られたかのように、恐ろしいくらいに冷静になる。

(え、私、セックスしてた? うん、してたよね? 自分から腰振って? うん、ガンガン犬のように振ってた。自分から。記憶バッチリある。せーしいっぱい! って。なんで? なんで今私冷静になってるの? これが男性の賢者タイム? いやいやそもそも私、私って、すごく……え、えっち? え、え?)
 
 急に恥ずかしさが込み上げて、顔から火を噴きそうだ。
 自分が自分でないと思い込みたかったが、王様との性行為はバッチリと記憶に、いや身体に刻まれている。

「ほんとにアレ私なの!? いやぁっ! でも気持ちよかった!? いやぁっ! 私の処女がぁっ! っていうかどうしてあんなにノリノリだったのに今更恥ずかしくなってるのぉ!?」
 
 わからない。

「勇者の力、恐ろしいわね」

 愛と性の神様という変態な神様のせい。
 そういうことにしておかないと、気が狂いそうだった。

「はっ、ユミカは!?」
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