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第三章『王子様、現る!?』
第50話 恋人同士みたいな夢心地 ★
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「え、らす……? あむっ! せーし! まりょく! じゅぷっ……じゅるうっ」
ヒミカは反射的に、ペニスを喉奥まで咥え込む。
これで声抑えられる筈だ。
外野に水を差された苛立ちを込めながら、ユーマは思いっきり腰を突き上げた。
「むぐうっ!?」
亀頭が喉粘膜を抉り、食堂にまで達した一番奥で精を解き放つ。
「ぐむっ!? む、むむうっ! ……ふうっ、んんんんっ! っんんんんんんんんっ!」
びゅっくううううううっ! びゅびゅっ! びゅくっ!
(僕の精液を、ヒミカさんに注いでるっ……! 僕の証を身体の中に刻みつけてるっっ!)
ぐわんぐわんと視界が揺らぐ。
強烈な快感と独占欲に陶酔し、意識が飛びそうになったが、顔面に吹きかけられた潮で目が覚める。
ヒミカも同時に達したようだ。
オーガズムで身体を痙攣させながら、九回目にしてもなお濃度も粘度も衰える気配がない、夥しい量の精液を頬を窄めて吸引している。
お腹の淫紋が妖しく光り、次々に魔力へと変換されていくのがユーマにもわかった。
「ふ……ぅ……こくっ……こくっ……んくっ」
(まだ射精るっ。唇でカリ首を圧迫されて搾り取られてる……っ!)
普段のおしっこよりも長いのでは? と自分で引いてしまうほどの長い吐出が時間をかけてゆっくりと収まっていく。
「んっ」
ぎゅぽっ! とリップ音を立ててペニスが離れた。
さすがの愚息もぐったりとしている。
「むぎゅむぎゅ」
ヒミカの頬が膨らんでいる。
(咀嚼してる……っ。目尻に涙を浮かべながら、僕の、ねばっこくでどろどろのザーメンを……っ)
「むぐっ……ごきゅっ……こくっ………。けほっ。はぁ、苦しかった」
「全部……飲んだんですか」
「うん。量が多すぎて、口から溢れそうだったよ」
唇の端についていた残りカスをぺろりと舐め取って、「んぁ」と、おもむろに口の中を見せてくる。
整った白い歯と、果実のような舌。
(本当に、僕の、赤ちゃんの素が……ヒミカさんの胎内で泳いでるんだ)
「魔力、大分回復したかも。これで、私、もっと強くなれたかな? ユーマの負担、減らせるようになるかしら?」
幼い子供のように顔を覗き込むヒミカがあまりにも可愛らしくて、ユーマは目のやり場に困って天井を仰ぐ。
(なんだ、これ。まるで、恋人同士みたいじゃないか)
「えいっ」
「あっ」
ぼーっと感傷に浸っていたら、睾丸を優しく握られて思わず女の子みたいな声が出た。
「ゆー、まぁ」
とろんとした甘い声。
「もっと、もぉっと、できるよね?」
二人とも、昼間は魔物と戦って疲れているはずだ。
ユーマは肩で息をしている一方、精液を魔力に変換できるヒミカは目をキラキラと輝かせている。
(この目、魅了する時の……っ!)
「すりすり~」
細い指先がお腹から胸元にかけて這っていく。
爪の先が乳首をピンと弾くと、性感帯が連動してペニスが再び起き上がる。
「あはっ。また大きくなったね」
乳首を指でカリカリしなががら、カウパーの涙を流す愚息をなでなでする。
徐々に動きが激しくなって、気付けばまた咥えられ、じゅぽじゅぽと下品な音を立てたディープスロートへと変わる。
今夜は眠れなさそうだ。
(女の子と一つ屋根の下。ベッドの上で裸になって、一晩中お互いの性器をさわったり、舐めたりしている)
ユーマは、自分がとてつもなく恵まれているのではないかと思った。
枯れたはずの精液が次から次へと生産されていく。
身体は疲れているのに、何回でも射精できる気がした。
(ヒミカさんには、どうやら昔からの想い人がいるらしい。僕とこうしてエッチをしているのは、精液が魔力回復に有効だから。たまたま僕が、セントエルディアの騎士をして、ヒミカさんに出会ったから)
つまり、ピンクダイヤモンドの瞳も、女神のような慈愛に満ちた微笑みも、マシュマロよりも柔らかい身体も、彫像よりも整ったくびれも全て、たまたま運が良くて享受できているだけだ。
世界が平和になれば、この関係は終わる。
(魔王なんて、倒さなければいいのに……。そうしたら、ずっと、このまま……)
もしくは、今この時間が永遠に続けばいいのにと思う。
「ううっ、またイキそうだっ!」
無垢な夢想は込み上げてくる白い奔流に押し流されていった。
「こく……っ。ん、んんっ。ぷ、ぱぁ。……ユーマ、何か考え事してる?」
「いえ、ヒミカさんのお口が気持ちいいなって」
「ふふっ。何回だって射精していいよ。今日は朝まで魔力補給に付きあってもらうんだから」
「はい、仰せのままに……!」
ぶんぶんと首を振って、行為に集中する。
たとえ特別が今だけだとしても、楽しまなければもったいない。
今宵、ユーマはヒミカに筆おろしをしてもらい、童貞を卒業した。
ヒミカは反射的に、ペニスを喉奥まで咥え込む。
これで声抑えられる筈だ。
外野に水を差された苛立ちを込めながら、ユーマは思いっきり腰を突き上げた。
「むぐうっ!?」
亀頭が喉粘膜を抉り、食堂にまで達した一番奥で精を解き放つ。
「ぐむっ!? む、むむうっ! ……ふうっ、んんんんっ! っんんんんんんんんっ!」
びゅっくううううううっ! びゅびゅっ! びゅくっ!
(僕の精液を、ヒミカさんに注いでるっ……! 僕の証を身体の中に刻みつけてるっっ!)
ぐわんぐわんと視界が揺らぐ。
強烈な快感と独占欲に陶酔し、意識が飛びそうになったが、顔面に吹きかけられた潮で目が覚める。
ヒミカも同時に達したようだ。
オーガズムで身体を痙攣させながら、九回目にしてもなお濃度も粘度も衰える気配がない、夥しい量の精液を頬を窄めて吸引している。
お腹の淫紋が妖しく光り、次々に魔力へと変換されていくのがユーマにもわかった。
「ふ……ぅ……こくっ……こくっ……んくっ」
(まだ射精るっ。唇でカリ首を圧迫されて搾り取られてる……っ!)
普段のおしっこよりも長いのでは? と自分で引いてしまうほどの長い吐出が時間をかけてゆっくりと収まっていく。
「んっ」
ぎゅぽっ! とリップ音を立ててペニスが離れた。
さすがの愚息もぐったりとしている。
「むぎゅむぎゅ」
ヒミカの頬が膨らんでいる。
(咀嚼してる……っ。目尻に涙を浮かべながら、僕の、ねばっこくでどろどろのザーメンを……っ)
「むぐっ……ごきゅっ……こくっ………。けほっ。はぁ、苦しかった」
「全部……飲んだんですか」
「うん。量が多すぎて、口から溢れそうだったよ」
唇の端についていた残りカスをぺろりと舐め取って、「んぁ」と、おもむろに口の中を見せてくる。
整った白い歯と、果実のような舌。
(本当に、僕の、赤ちゃんの素が……ヒミカさんの胎内で泳いでるんだ)
「魔力、大分回復したかも。これで、私、もっと強くなれたかな? ユーマの負担、減らせるようになるかしら?」
幼い子供のように顔を覗き込むヒミカがあまりにも可愛らしくて、ユーマは目のやり場に困って天井を仰ぐ。
(なんだ、これ。まるで、恋人同士みたいじゃないか)
「えいっ」
「あっ」
ぼーっと感傷に浸っていたら、睾丸を優しく握られて思わず女の子みたいな声が出た。
「ゆー、まぁ」
とろんとした甘い声。
「もっと、もぉっと、できるよね?」
二人とも、昼間は魔物と戦って疲れているはずだ。
ユーマは肩で息をしている一方、精液を魔力に変換できるヒミカは目をキラキラと輝かせている。
(この目、魅了する時の……っ!)
「すりすり~」
細い指先がお腹から胸元にかけて這っていく。
爪の先が乳首をピンと弾くと、性感帯が連動してペニスが再び起き上がる。
「あはっ。また大きくなったね」
乳首を指でカリカリしなががら、カウパーの涙を流す愚息をなでなでする。
徐々に動きが激しくなって、気付けばまた咥えられ、じゅぽじゅぽと下品な音を立てたディープスロートへと変わる。
今夜は眠れなさそうだ。
(女の子と一つ屋根の下。ベッドの上で裸になって、一晩中お互いの性器をさわったり、舐めたりしている)
ユーマは、自分がとてつもなく恵まれているのではないかと思った。
枯れたはずの精液が次から次へと生産されていく。
身体は疲れているのに、何回でも射精できる気がした。
(ヒミカさんには、どうやら昔からの想い人がいるらしい。僕とこうしてエッチをしているのは、精液が魔力回復に有効だから。たまたま僕が、セントエルディアの騎士をして、ヒミカさんに出会ったから)
つまり、ピンクダイヤモンドの瞳も、女神のような慈愛に満ちた微笑みも、マシュマロよりも柔らかい身体も、彫像よりも整ったくびれも全て、たまたま運が良くて享受できているだけだ。
世界が平和になれば、この関係は終わる。
(魔王なんて、倒さなければいいのに……。そうしたら、ずっと、このまま……)
もしくは、今この時間が永遠に続けばいいのにと思う。
「ううっ、またイキそうだっ!」
無垢な夢想は込み上げてくる白い奔流に押し流されていった。
「こく……っ。ん、んんっ。ぷ、ぱぁ。……ユーマ、何か考え事してる?」
「いえ、ヒミカさんのお口が気持ちいいなって」
「ふふっ。何回だって射精していいよ。今日は朝まで魔力補給に付きあってもらうんだから」
「はい、仰せのままに……!」
ぶんぶんと首を振って、行為に集中する。
たとえ特別が今だけだとしても、楽しまなければもったいない。
今宵、ユーマはヒミカに筆おろしをしてもらい、童貞を卒業した。
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