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第一部 クリスマスlive編
FRONTIER
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桜プロダクションは大手の芸能事務所だ。
その事務所の創設者であり現会長である祖父の一言で、俺たち三兄弟は事務所所属になった。
FRONTIERは元々”千春”を含めた四人でデビューさせたかったらしいが、本人学生じゃなくなるまでは拒否したため、俺たち三人でデビューをした。
中等部へ上がる直前に千春だけ女子校に編入をしたのには驚いたが、かな曰く仕方のないことだ。
と言った。のちのち調べてみれば女子特有のいじめ的な事が俺たちの知らないであったらしくその原因が俺たちにあるために何も言わず、転校したらしい。
ところが、今年のクリスマスの行事に出演依頼がきた。
これは久しぶりに片割れに会える!と確信をし承諾をした。
「ねぇはる君、ちぃちゃん見つかるかな?」
「ちぃはすぐに見つかるだろうな〜」
「確か王子やるって、さっき生徒たちが言っていたから、分かるだろうし何より、はるにそっくりな格好をしているらしい。」
「俺の片割れは俺に似てて当然です!」
「劇はこっそり見ようかな?」
「見れないと思う。」
「やっぱり?」
午後にあるライブに向けて学院に到着した俺たちは、生徒にバレないように裏門から校舎へとはいり、控え室となっている教室へと入って準備を始めることにした。
午後は皆制服になるらしいのだが、すぐに見つけれるだろう。
「サプライズ楽しみだな」
「なー」
これから行われるライブの流れを想像しながら、久しぶり妹と会えると思うと口元が緩む。
「あまり構いすぎると、怒られるぞ?」
「うっ、それはね、感動の再会で許して欲しいと思う」
「ちぃちゃんに怒られるの嫌だな〜・・・。」
かなの一言にしょぼんとなる、はるとひなを見ながらカナは小さくため息をついた。
その事務所の創設者であり現会長である祖父の一言で、俺たち三兄弟は事務所所属になった。
FRONTIERは元々”千春”を含めた四人でデビューさせたかったらしいが、本人学生じゃなくなるまでは拒否したため、俺たち三人でデビューをした。
中等部へ上がる直前に千春だけ女子校に編入をしたのには驚いたが、かな曰く仕方のないことだ。
と言った。のちのち調べてみれば女子特有のいじめ的な事が俺たちの知らないであったらしくその原因が俺たちにあるために何も言わず、転校したらしい。
ところが、今年のクリスマスの行事に出演依頼がきた。
これは久しぶりに片割れに会える!と確信をし承諾をした。
「ねぇはる君、ちぃちゃん見つかるかな?」
「ちぃはすぐに見つかるだろうな〜」
「確か王子やるって、さっき生徒たちが言っていたから、分かるだろうし何より、はるにそっくりな格好をしているらしい。」
「俺の片割れは俺に似てて当然です!」
「劇はこっそり見ようかな?」
「見れないと思う。」
「やっぱり?」
午後にあるライブに向けて学院に到着した俺たちは、生徒にバレないように裏門から校舎へとはいり、控え室となっている教室へと入って準備を始めることにした。
午後は皆制服になるらしいのだが、すぐに見つけれるだろう。
「サプライズ楽しみだな」
「なー」
これから行われるライブの流れを想像しながら、久しぶり妹と会えると思うと口元が緩む。
「あまり構いすぎると、怒られるぞ?」
「うっ、それはね、感動の再会で許して欲しいと思う」
「ちぃちゃんに怒られるの嫌だな〜・・・。」
かなの一言にしょぼんとなる、はるとひなを見ながらカナは小さくため息をついた。
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