30 / 66
第3章 ライブイベント編
ホワイトデー
しおりを挟む
あれから9日非常に忙しかった。
雑誌の撮影に、レコーディング、二期アニメの収録。
帰る時間は流石に遅くは無かったが、押して遅くなった時は蒼介がちゃんと家まで送ってくれたり、はるちゃん達と一緒に帰っていた。
「ちぃちゃん、今日は事務所でインタビューだったよね?」
「あ、うん。で、お昼からはるちゃんとひなと出かけてくる。」
「今日土曜日だったね。だから、はる達も仕事詰めていたんだ。」
朝リビングでご飯を食べていると、珍しくパパが居た。
「そうなんだ。パパご飯は?」
「頂くよ。今日なんだけどはる達と出かけるなら、パパ達も出かけてくるから、あまり君たちは遅くならないように。あと、これお返し。」
簡単な朝食を準備してパパのテーブルに出す。
今日の家事当番は私で、1通り終わらせた。
みんな、家事当番の日は早起きだ。
そこで手渡されたのは、小さな箱。
開けてみると、アクアマリンが星型になっているペンダントだった。
「可愛い~!パパありがとう!」
手で持ち上げマジマジとペンダントトップを眺めそのまま付けていく事にする。
「気に入ってくれてなにより。」
目尻を下げ嬉しそうに笑った、パパを見て私も更ににこにこになる。
パパも事務所に行くらしいので、一緒に行く事にした。
何だかんだで、パパっ子だなぁと思う。
**********
事務所で別れ、声優部門に顔をだす。
「おはようございます!」
「おはようございます。」
元気よく挨拶すれば机で作業している人達から挨拶が返ってくる。
葉山さんのデスクに近づくと今日の予定を確認する。
「お姫は今日ラウンジでインタビューってか、蒼介との対談だけだな。」
「ですね。ここ、自身の家族についてって。どこまで答えたらいいですか?」
「社長からは、何もストップ出てないからお姫の気持ち次第だなぁ。」
「わかりました。」
蒼介を待っている間、準備されたら衣装に着替える。
淡い水色のワンピースで、首元はしっかり空いている。髪の毛は緩く巻いてもらいワンピース生地とお揃いのリボンをまとめた部分に結びつける。
メイクもしてもらい編上げのブーツを履けば準備は万端だ。
今度のイベントもこのワンピースに近い形なんだろうなぁと思う。
だってフリフリなんだもの。
着替えてる途中で蒼介も来たらしく、騎士っぽい軍服に髪はサイドを後ろへ撫でつけている。
んー、似合うなぁ。
「おはよう、蒼介。」
「おはよ!ちぃ、悪い待たせたな。」
「そんなに待ってないよ。準備に時間がかかっただけで。」
「まぁ、女の子は準備に時間が掛かるらしいし。ちょうど良かったか。」
談笑しながら、ラウンジに付けば撮影の準備が始まっていた。
元気よく挨拶をし、現場スタッフの指示に従いインタビューは始まった。
雑誌の撮影に、レコーディング、二期アニメの収録。
帰る時間は流石に遅くは無かったが、押して遅くなった時は蒼介がちゃんと家まで送ってくれたり、はるちゃん達と一緒に帰っていた。
「ちぃちゃん、今日は事務所でインタビューだったよね?」
「あ、うん。で、お昼からはるちゃんとひなと出かけてくる。」
「今日土曜日だったね。だから、はる達も仕事詰めていたんだ。」
朝リビングでご飯を食べていると、珍しくパパが居た。
「そうなんだ。パパご飯は?」
「頂くよ。今日なんだけどはる達と出かけるなら、パパ達も出かけてくるから、あまり君たちは遅くならないように。あと、これお返し。」
簡単な朝食を準備してパパのテーブルに出す。
今日の家事当番は私で、1通り終わらせた。
みんな、家事当番の日は早起きだ。
そこで手渡されたのは、小さな箱。
開けてみると、アクアマリンが星型になっているペンダントだった。
「可愛い~!パパありがとう!」
手で持ち上げマジマジとペンダントトップを眺めそのまま付けていく事にする。
「気に入ってくれてなにより。」
目尻を下げ嬉しそうに笑った、パパを見て私も更ににこにこになる。
パパも事務所に行くらしいので、一緒に行く事にした。
何だかんだで、パパっ子だなぁと思う。
**********
事務所で別れ、声優部門に顔をだす。
「おはようございます!」
「おはようございます。」
元気よく挨拶すれば机で作業している人達から挨拶が返ってくる。
葉山さんのデスクに近づくと今日の予定を確認する。
「お姫は今日ラウンジでインタビューってか、蒼介との対談だけだな。」
「ですね。ここ、自身の家族についてって。どこまで答えたらいいですか?」
「社長からは、何もストップ出てないからお姫の気持ち次第だなぁ。」
「わかりました。」
蒼介を待っている間、準備されたら衣装に着替える。
淡い水色のワンピースで、首元はしっかり空いている。髪の毛は緩く巻いてもらいワンピース生地とお揃いのリボンをまとめた部分に結びつける。
メイクもしてもらい編上げのブーツを履けば準備は万端だ。
今度のイベントもこのワンピースに近い形なんだろうなぁと思う。
だってフリフリなんだもの。
着替えてる途中で蒼介も来たらしく、騎士っぽい軍服に髪はサイドを後ろへ撫でつけている。
んー、似合うなぁ。
「おはよう、蒼介。」
「おはよ!ちぃ、悪い待たせたな。」
「そんなに待ってないよ。準備に時間がかかっただけで。」
「まぁ、女の子は準備に時間が掛かるらしいし。ちょうど良かったか。」
談笑しながら、ラウンジに付けば撮影の準備が始まっていた。
元気よく挨拶をし、現場スタッフの指示に従いインタビューは始まった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
228
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる