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第3章 恋人たちの休息日。編
フリーダンスのパートナー
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初めてのダンスレッスンから数週間、ディ、龍の2人に何故かパートナーの申し込みが殺到していた。
「これは、どういう事なの??」
「基本のパートナーはいないし、今年は異例のは3人だろう?で、ファーストダンスが終わればそれぞれパートナーとペアダンスをするのだが、今年は3人でバランスが悪いという事で、俺とダンに申し込みが殺到している訳。フィーがどちらかを選べばいいけど、ディがいいだろう?」
「………ディはフリーで良いんじゃない?沢山踊れるし。」
「フィーは、ダンスが嫌いか?」
「ダンスも、だけど、ヒールが高すぎるのよ。相手に合わせるにしても、よ。私は2曲で充分。」
放課後のカフェテリアで、私たち3人は積まれた手紙の仕分けをしながら、話していた。
ここ最近は平和そのもので、特に困ったようなこともない。相変わらずラブレターはみんな大量だが、変なものは紛れなくなった。
目下の悩みといえば、ダンスの曲数。
ディに合わせていたら、足が痛ましい事になりそうだし、正直この時期のこのイベントに関してはほかの子達にお願いしたいところ。
いくら彼氏だとしても、これだけは無理。無理なものは無理。
「フィーが、僕と龍以外と踊る方が、嫌なので、フィーが他の子と踊っていいと言うのなら、僕はそれで構いません。龍以外とは踊らないでくださいね?」
「言われなくても、なら、私は龍のパートナーで。解決。」
「何?ダンスの時はいつもこうなのか??」
「アメリカでも、Xmasダンパとか、ダンス系のイベントは基本ディは放置。私は兄さん達と居るか、傍観にたっしてる。」
「なら、フィーは、俺と一緒にいるか。」
「そうする。ファーストダンスだけでおなかいっぱい。」
「という事で、よろしくお願いしますね。」
フリーダンスのパートナーは、聞かれたら私と龍がペアで、ディはフリーで踊りますよ。
と言うことにした。
申し込みが殺到しそうだからと、ディに関しては当日抽選でとなるそうだ。
まぁ、連日のお誘いのお手紙の数を見れば、いくら好きでも体力………いや、体力はあるほうか。兄さんや龍と比べちゃいけない。
うん。
ひとり、百面相をしていたらディに意味深な笑を浮べられた。
おかげで顔をさらに赤くしたのは言うまでもなく、パタパタと近くにあった手紙で顔を扇ぎ誤魔化す事にした。
「これは、どういう事なの??」
「基本のパートナーはいないし、今年は異例のは3人だろう?で、ファーストダンスが終わればそれぞれパートナーとペアダンスをするのだが、今年は3人でバランスが悪いという事で、俺とダンに申し込みが殺到している訳。フィーがどちらかを選べばいいけど、ディがいいだろう?」
「………ディはフリーで良いんじゃない?沢山踊れるし。」
「フィーは、ダンスが嫌いか?」
「ダンスも、だけど、ヒールが高すぎるのよ。相手に合わせるにしても、よ。私は2曲で充分。」
放課後のカフェテリアで、私たち3人は積まれた手紙の仕分けをしながら、話していた。
ここ最近は平和そのもので、特に困ったようなこともない。相変わらずラブレターはみんな大量だが、変なものは紛れなくなった。
目下の悩みといえば、ダンスの曲数。
ディに合わせていたら、足が痛ましい事になりそうだし、正直この時期のこのイベントに関してはほかの子達にお願いしたいところ。
いくら彼氏だとしても、これだけは無理。無理なものは無理。
「フィーが、僕と龍以外と踊る方が、嫌なので、フィーが他の子と踊っていいと言うのなら、僕はそれで構いません。龍以外とは踊らないでくださいね?」
「言われなくても、なら、私は龍のパートナーで。解決。」
「何?ダンスの時はいつもこうなのか??」
「アメリカでも、Xmasダンパとか、ダンス系のイベントは基本ディは放置。私は兄さん達と居るか、傍観にたっしてる。」
「なら、フィーは、俺と一緒にいるか。」
「そうする。ファーストダンスだけでおなかいっぱい。」
「という事で、よろしくお願いしますね。」
フリーダンスのパートナーは、聞かれたら私と龍がペアで、ディはフリーで踊りますよ。
と言うことにした。
申し込みが殺到しそうだからと、ディに関しては当日抽選でとなるそうだ。
まぁ、連日のお誘いのお手紙の数を見れば、いくら好きでも体力………いや、体力はあるほうか。兄さんや龍と比べちゃいけない。
うん。
ひとり、百面相をしていたらディに意味深な笑を浮べられた。
おかげで顔をさらに赤くしたのは言うまでもなく、パタパタと近くにあった手紙で顔を扇ぎ誤魔化す事にした。
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