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2、さっそく餓死しそう

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――トボトボトボトボ

雄太「はぁ、朝からついてないなー。」

雄太(結局、小さい古びた小屋を見つけて寝たのはいいんだけど、ゴブリンの居城だったんだよな、、まぁ、殴ったら死んだんだけどさ)

雄太「くそ、あいつらめ、寝てるすきに殴りやがって、HPが20も減ってやがった。それにしても腹が減ったな…」

ぐゅるぐゅるぎゅる~~、、

雄太(これは、なにか食べないと餓死してしまうぞ…つってもこの世界何が食べられるんだよ。さっきのとこ戻って鑑定眼でゴブリンが食べられるか見てくるか…?いや、あんなグロいやつ死んでも食べたくないな…どうしようか)

??「ブヒっブヒっブヒブヒ」

雄太「この声は!あっちの茂みからか!あれは…豚だよな?いや、イノシシか?こういう時こそ鑑定眼だ。」

【鑑定眼】
名称  ブヒブヒ(野生)
レベル  3
ランク E
HP 10
MP 0

〈説明〉
《家畜のブヒブヒが脱走し、繁殖してできた野生のブヒブヒ。
食べることに害はないが、よく焼いて食べないと食あたりを起こし死んでしまうことがある。皮は寒さしのぎに使える。
危険性は、ほぼ無い。》

雄太「おお!これすげぇ、ランクEがどれ位のレベルから知らねぇけど、危険性がないなら大丈夫だろ。狩るぞ、、つってもどーやって狩ろうか、剣もねぇし…あ、魔法が使えるんだったな!なんでもいいや、火魔法を使ってみるか…まず、魔法の使い方を鑑定眼で使い方をみよう」

【魔法】
《初級、中級、上級、超級、絶級、伝説級がある。(火、水、雷、木…etc)
初級の技には、〇〇ボール、〇〇ウォール、〇〇フレイムなどがあり、イメージによって形を変えることが出来る。
まだ、見つかってない種類の魔法もあるため、未だ研究がされているものである。》

雄太「へぇ、取り敢えずなんかイメージすればでるんだよな。えっと、火を丸くするイメージであいつに向かって、ファイアーボール!!」

ボワッ   シュッ

ブヒブヒ「ぶ。ひっ…」
パタリ
 
【ブヒブヒ(野生)を倒しました。レベルが1上がります。
    スキル(料理)を手に入れました。】

雄太「おー!飛んでいった!当たったぞ、死んだ…よな?レベルも上がったし死んでるよな?よし!まきをくべて焼くか!」

――――ジューー

雄太「うめぇぇぇぇー!!!!なんだ、これ、美味すぎんだろ!異世界も悪いことばっかじゃないな。この美味さ…もしかしたら、さっき新しく手に入れたスキルに関係してるのか?鑑定眼で見てみるか」

【鑑定眼】
スキル  料理
スキルレベルMAX

〈説明〉
《何を作っても料理が美味くなるスキル。珍しいスキルであまり人に知られていない。》

雄太「へぇー、珍しいスキルなのか。持ってて悪いスキルじゃないな!少しモンスターと戦ってレベル上げしてから街を探しに行こうかな。モンスターがいそうっていったらあっちの森の暗い方だな。行ってみるか。」

―――――――――――――――――――――――――

女神「ここで女神の知っとこ!異世界講座ーー!!!あ、ちなみにこれは、雄太君には見えてないからね!
この世界は、人間の国が3個、魔族の国が1個、獣人の国が1個、この5個の国で成り立ってるよ!
   あとはー、スキルの最高レベルは10、レベル上限はないけど、今の世界の最高は魔族の国の王様、所謂、魔王さんが246レベルで最高だね。人間の国3カ国は魔王を倒そうと躍起になってるみたいだけど…どうなることやら笑
 まぁ、説明はこんなとこかな、たまに出てくるから!私のこと忘れないでね!じゃあね!」

「あ、そうそう、魔族と人間は敵対関係にあるんだけどね、雄太君が行った方向は魔族の国の方向なんだよね…どーなるのかな?
 魔族って言うのは、人間より魔力が高いから魔族って言われてるんだ。見た目もだいぶ違うけどね!まぁ、応援しときますか!じゃあ、またね!」

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