38 / 85
番外編
爆走、乙女チック花嫁街道! 6
しおりを挟むコツンという微かな音にヘザーは振り返る。音のした方にはカーテンがかけられている。そのカーテンの奥には、バルコニーへ繋がる大きな窓があった。
風で窓が揺れたのだろうか。
不思議に思っていると、次はコツン、コツンと二回音がした。続いて「ヘザー」と、ヒューイの声が。
「……!」
ヘザーは急いでカーテンを開ける。
窓の向こうにはヒューイが立っていた。もちろん窓を開けて彼を出迎える。
「ど、どうやって来たの?」
ここは二階である。彼はいつからバルコニーにいたのだろう。
「庭の木を登って、バルコニーに飛び移った」
「え……!」
ええー!? 大きな声を出してしまいそうになって、ヘザーは慌てて口を塞ぎ、窓に施錠してから改めてヒューイに向き直る。
「木に登ったの? 貴方が?」
ヒューイがそんなことするなんて信じられない。だがこれは、新鮮でわくわくするような驚きだ。
「……普通に来ようとしたんだが、ウィルクス夫人の部屋から灯りが漏れていた。その前を通過するのは憚られた」
彼もヘザーと同じことを懸念したようだった。灯りは単なる牽制かもしれない。が、思わぬところにトラップが仕掛けてあるかもしれないと。
それからヘザーはあることに思い当って、寝台を振り返った。例の木箱が乗った寝台を。
「ね、ねえ。あの箱、もしかして……」
「ああ。客間の用意をした時に、予め僕がしまっておいた」
今使っているものを使い切った時のために、ヒューイは避妊薬をもう一つ用意していた。それをヘザーの使う客間に仕込んでおいたのだ。
「じゃあ、夜這い? 夜這いに来てくれたの?」
「夜ば……」
ヘザーのストレートな言葉に彼は一瞬絶句していたが、構わず抱きついた。
「嬉しい! 私もヤり……会いたかったの! うわあ、嬉しい。夜這い嬉しい」
「夜這い……」
ヘザーが嬉々として繰り返すその言葉を、腑に落ちないといった風にヒューイも口にするが、別に夜這いという単語自体にロマンを感じている訳ではない。
ヒューイみたいな男が規則を破ってセックスするために夜中に木をよじ登った、その事実がヘザーにとってはロマンチックなのだ。
「……そのように語られると、自分が俗物になり果てた気分だな。僕はそんな男ではなかったはずなのだが……」
「ええー」
こっちはそんな男であってほしいのだ!
ヒューイの服をつかんで、その顔をうっとりと見つめる。
こんなに近くで見るのは本当に久しぶりだ。
セックスするために木をよじ登ってきた彼はなんて素敵なんだろう。ヒューイみたいな高潔な人が、エッチなことをするために木に登るなんて……!
「だから何度もそれを言わないでくれ」
そのせいか、いつもは綺麗に整えてある髪がちょっとだけ乱れている。ヘザーの目にはそれもまた色っぽく映った。
「……ヘザー?」
ああ、問いかけるように私の名前を呼ぶのも素敵素敵!
「ヘザー。聞いているのか」
「えっ。うん? 何?」
ヒューイがヘザーの両肩に手を添え、ちゃんと自分の方を向かせた。もともとヘザーはヒューイを見てはいたのだが、妄想で出来たお花畑に気を取られていたのだ。
「いいか、ヘザー。今回……規則を破ったからには、隠し通さねばならない」
今日を以って禁止令は解けた。が、それでも屋内で二人きりになってはいけないと言われている。
二人はさっそくルールを破り、ヒューイはそれを隠そうと言う。
おお、真面目なヒューイにしては大胆な発言だ。
ヘザーはこくこくと頷いた。
「迂闊な発言や態度でウィルクス夫人に悟られたりしないよう……できるか、ヘザー」
「う、うん……!」
「……ならば、よし」
ヒューイの言葉の調子、なんだか犬や子供に言い聞かせているみたいではないか……? とチラッと思ったが、彼の手がヘザーの腰を抱いた瞬間、余計な考えはすべてどこかへ行ってしまった。
ヘザーの身に着けているものを脱がせるとき、ヒューイはふと何かに気付いたようだった。肩から二の腕にかけて手のひらを滑らせ、それをもう一度繰り返す。
「肌に何か付けているのか? いつもと触った感じが違う」
「あ、わかる? あのね、オイルマッサージのお店に連れて行ってもらったの」
昨日の午後はエステティックサロンへ行って思い切りリラックスした後、夜は早く休んで今日の夕食会に備えた。睡眠をたっぷり取ったこともあって、肌はつるつるのすべすべだ。
是非是非ヒューイに触ってほしいと思っていたから、気づいてくれて嬉しい。
そこでヘザーはふと考えた。
ヘザーの花嫁修業のメニューは、ヒューイとウィルクス夫人が相談して決めている。
「もしかして……私がサロンへ行くのも、貴方が決めたことだった?」
「いや。勉強に関しては多少の干渉をするが、衣装や美容の類については夫人にすべて任せている」
「そうなんだ」
では、やっぱりヒューイ成分が不足したヘザーのためを思い、気分転換を兼ねて連れて行ってくれたのだろう。
その夫人の言いつけを破るのは申し訳ないのだが、ヘザーのヒューイ不足はまだ継続中である。
それにヒューイもその気になっていて、ヘザーとセックスするために、わざわざ夜中に木をよじ登って夜這いに来てくれたのだ(こう表現するとヒューイはいい顔をしないが、ヘザーは気に入ったので何回でも言う)。
せっかくだからヒューイ成分をたっぷり補給させてもらおうではないか!
愛しい人を想って悶々とし、さらに本人が夜這いに来るというサプライズもあって、足の付け根にヒューイの指が入り込んできた時には、それはそれは大変なことになっていた。
「あ、あっ……」
「……すごいな。熱い」
「あっ、だ、だって……」
熱をもって充血し、存分に潤っている。ほんの少し力を込めただけで彼の指を飲み込んでしまうほどに。
だが指では足りなくて、ヘザーはヒューイの背中にしがみ付いて懇願した。
「ん。も、もう、入れて」
「もう……?」
「ん、は、はやく。はやく……」
待ちきれなくて彼の下腹部に手を伸ばした。大胆にもそれを握りしめ、自分の中へ誘導しようとする。だが、
「まだ駄目だ」
ヒューイはその手を自分のものから外して、ヘザーの頭上で縫いとめるように押さえた。
「あ、や……はやく入れて……」
「まだだ」
彼はヘザーに覆い被さり、深い口づけをしながら、空いている方の手でヘザーの中を探る。
「んっ、んん……」
早く欲しいのに与えてもらえず、でも気持ち良くされて、ヘザーは身もだえする。押さえつけられた上でこんな風に愛撫を受けるのは、征服されてる感半端ない。
ヘザーは常にヒューイを裸に剥いて押し倒して狼狽させたいと考えているのに、自分がされるとドキドキして嬉しい。こんな意地悪ならばもっとされたいと思ってしまう。
ようやく入って来たヒューイ自身も熱かった。
彼が軽く腰を揺すっただけで、結合部から湿った音が響く。行為が始まる前から大いに盛り上がっていたヘザーは、すぐに限界に近づいてしまった。
「ん、んん……もう、いきそう……」
そう訴えると、ヒューイはヘザーを促すように動く。
彼の背中に腕を回し、その腰には両の足を巻き付けて、ヘザーは思い切り震えた。
収縮が収まるのを待っていると、手で頬を包まれて額にキスを受ける。
ヒューイは好きだとか愛しているとかを滅多に口にはしないけれど、でも、愛されているのはしっかりわかる。まるで宝物を扱うようにヘザーに触れる。
彼に触れられていると、自分が何か小さくて可憐なものになった気さえするのだ。
ヘザーの呼吸が整うと、今度は四つん這いになって後ろからヒューイを受け入れた。彼の手が胸や腰を這い回り、背中に優しく触れたとき、ヘザーは二度目の絶頂を迎える。
再び向かい合うかたちで繋がってヘザーが三度目に果て、彼もまた果てた。
ヒューイは、正式な夫婦となるまではヘザーの中に種を蒔かないと決めている。だから彼が果てる瞬間はヘザーから身体を離してしまうのが、少し寂しい。
絶頂に震えるヒューイの背中をぎゅっとしていてあげたいと、ヘザーは思うのだ。結婚式が待ち遠しい。
「もう戻っちゃうの?」
後始末を終えるとヒューイがシャツを羽織ったので、ヘザーはそう訊ねる。
朝になったら使用人が洗面用具を持ってきて、カーテンを開けていくだろうから、ヒューイと一緒に眠るわけにはいかない。驚いた使用人が悲鳴でもあげたら大変なことになる。
彼はシャツに袖を通そうとしていたが、その言葉に少しの間逡巡し、結局はヘザーの隣に身を横たえた。
「……君が眠るまでは隣にいる」
「やったあ。じゃあ、頑張って起きてようっと」
ヘザーはヒューイの胸にぴったりと顔を寄せた。
事後にも穏やかにいちゃつき、二人で朝を迎えたのはだいぶ前……ウィンドールの街の宿でだけだ。
それ以外は人目を忍んでの逢瀬だから、あまりゆっくり過ごす機会がない。だが、夫婦となったら朝まで隣で眠れる。これもまた、結婚式が楽しみな理由の一つである。
「あのね、今度会ったら聞こうと思ってたんだけど……」
「うん?」
ヒューイはヘザーの肩を撫で続けている。無意識っぽい触れ方ではあるが、よほど触り心地が気に入ったのだろうか。こんなに気に入ってくれたのならば、マメにサロンに通わなくては。
「私といると、安らぐ?」
肩を撫でるヒューイの手が止まった。彼は宙のどこか一点を見つめながら呟く。
「安らぐ……とは、少し違うな」
「そうだよね……迷惑かけてばっかりだもんね……」
彼は自分といて安らいでいるわけではない。わかってはいたことだ。これからはヒューイを癒せるように頑張ろう。
「そういう君はどうなんだ? 僕といて安らぐのか?」
「え? えーと……」
逆に訊ねられるとは思っていなかった。
自分はヒューイといて安らぐのだろうか。考えてみる。
会いたくて、いつも一緒に居たくて、ぴったりくっついていたい。
そして実際にくっついたらそれだけじゃ済まなくなって、彼を押し倒して服を剥ぎ取って裸にして絡み合いたい。
でも、気分によってはちょっと離れた物陰からヒューイを観察して、彼の可愛さと色っぽさに一人で悶えていたいとも思う。
……ドキドキムラムラ萌え萌えするのに忙しくて、安らぐとかとんでもない! そんな気がした。こんなに落ち着かない状態で夫婦になって大丈夫なのだろうか。
「んー……」
考えながら小さく唸って、ヒューイの胸に改めて顔を埋める。
すると、ヘザーの肩に置かれていた彼の手が、再びゆっくりと動き出した。
二の腕と肩をさすり、手の甲で首筋をたどり、髪をなでる。
ああ、幸せ……。
胸がきゅんと締め付けられてもっとヒューイに寄り添うと、彼はヘザーの頭に手を添えて、ますます自分の胸に引き寄せる。
また、ドキドキしてきた。
うん。安らぐなんてとんでもない。
でも、満たされてはいる……。
心も、身体も、自分のすべてが。
*
なーにが『じゃあ、頑張って起きてようっと』だ。
あっという間に寝息を立て始めたヘザーの髪を撫でながら、ヒューイは思った。
まあ、彼女が疲れるように努力したつもりなので、こうなってもらわないと男としての自信がなくなるところでもあるが。
それからヘザーの言っていた言葉の意味を考える。
──私といると、安らぐ?
ヘザーらしくない質問であったので、いったいどうしたことかと思った。
ウィルクス夫人に夫婦の在り方でも説かれたのだろうか?
「ん……」
ヘザーが小さく呻いて、寝返りを打とうとした。ヒューイは彼女の肩を抱えて今の体勢を保つようにする。
ヘザーは、放っておくとこちらに背中を向けて丸くなってしまうからだ。
事後に背中を向けられるのはちょっとばかり気に食わないのである。
……そうだな……。
ヘザーの肩を抱きながら、もう一度考え始める。
アディシュの宿で、ヘザーからの手紙を受け取った時。
疲労感はすべて吹き飛んでしまった。
それから、久しぶりにヘザーの顔を見た瞬間。
はにかみながら「おかえりなさい」と言われて「ただいま」と答え、「会いたかった」と告げられて自分もそうだと答えた時。
自分はヘザーによって満たされているのだと感じた。それは安らぎと表現するような、穏やかで控えめなものとは違う気がする。
離れていると心配で常に傍に居たいとは思うが、彼女が近くに居たら居たで今度は他の男たちの視線が気になって、彼女を引き寄せて組み敷いて、自分以外見えないようにしてしまいたいとすら思う。
自分はヘザーに癒してほしいなどと思ってはいないし、彼女に感じるのはもっと激しい何かだった。
癒しや安らぎのような穏やかなものは……たくさんの子や孫に恵まれた頃にならば感じるのかもしれない。
今は、自分が満たされているのと同じかそれ以上に、彼女に与えてやりたいと思っている。
ヘザーの寝息がさらに深いものに変わった。
そろそろ、行かなくてはならない。
ヒューイは彼女を起こさぬように、そっと身体をずらす。
濃密な時間を過ごした後に別々の部屋で眠るのは名残惜しいものがある……が、結婚式までの辛抱だ。
静かに窓を開けてバルコニーへ出る。ここから木を伝って庭へ降り、泥棒のように忍んで自分の寝室へ戻る道のりを思うと、遠い目をしてしまいそうだった。
活力を補充するために、ヘザーの方を振り返った。彼女は眠っているのだから、ヒューイに微笑んでくれるわけでも手を振ってくれるわけでもない。
だが、ヘザーは自分との行為で疲れ果てて眠りに落ちている……そう考えただけで、ヒューイは充分に満たされた気がした。
夜が明けたら、ヘザーとは食堂で顔を合わせるだろう。
何事もなかったような表情で、だが二人だけの秘密を共有しつつ、彼女に「おはよう」を言う様を思い浮かべた。
(番外編:爆走、乙女チック花嫁街道! 了)
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
勘違い妻は騎士隊長に愛される。
更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。
ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ――
あれ?何か怒ってる?
私が一体何をした…っ!?なお話。
有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。
※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
聖銀竜に喰われる夜――冷酷な宰相閣下は、禁書庫の司書を執愛の檻に囚える
真守 輪
恋愛
「逃がさない。その賢しい口も、奥の震えも――すべて、私のものだ」
王宮で「禁書庫の未亡人」と揶揄される地味な司書・ルネ。
その正体は、好奇心旺盛でちょっぴり無作法な、本を愛する伯爵令嬢。
彼女には、誰にも言えない秘密があった。
それは、冷酷非道と恐れられる王弟・ゼファール宰相に、夜の禁書庫で秘密に抱かれていること。
聖銀竜の血を引き、興奮すると強靭な鱗と尾が顕れる彼。
人外の剛腕に抱き潰され、甘美な絶望に呑み込まれる夜。
「ただの愛人」と割り切っていたはずなのに、彼の孤独な熱に触れるたび、ルネの心は無防備に暴かれていく。
しかし、ルネは知らなかった。
彼が近づいた真の目的は、彼女が守る「禁書」――王国を揺るがす禁断の真実にあったことを。
「君は、私のものだ。禁書も、その魂も、すべてな」
嘘から始まった関係が、執着に変わる。
竜の情欲と宮廷の陰謀が絡み合う、背徳のインモラル・ロマンス。
愛しい人、あなたは王女様と幸せになってください
無憂
恋愛
クロエの婚約者は銀の髪の美貌の騎士リュシアン。彼はレティシア王女とは幼馴染で、今は護衛騎士だ。二人は愛し合い、クロエは二人を引き裂くお邪魔虫だと噂されている。王女のそばを離れないリュシアンとは、ここ数年、ろくな会話もない。愛されない日々に疲れたクロエは、婚約を破棄することを決意し、リュシアンに通告したのだが――
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。