淫魔王と堕ちた聖女 あなたの肉の棒をください

空廻ロジカ

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第六章 希《ねが》いのかなう夜

╭በ╮ⅩⅩⅠ.今宵、あなたの熱で貫いて(4)

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 ウォルフスは繋がった箇所をそのままに、上半身を折り曲げミオリにのし掛かった。眦にくちづけ、涙をぬぐってやる。

「ウォルフス、好き……」

 ミオリがうっとりと囁いた。

「ああ、俺もだ。ミオリ」

 視線を絡ませ、お互いの想いを確認しあう。

「ウォルフス、ねぇ、もっと……」
「もう動いていいのか?」
「うん……ウォルフスと、気持ちよくなりたい」

 ウォルフスはミオリの脚を抱え直し、腰をゆるゆると動かし始めた。結合部がぬちぬちと音をたて、淫靡に光る愛蜜が滴り落ちてゆく。

「ん……ぁ、あん、はぁ……んっ」

 ミオリが甘い声を上げ始めた。官能に弱いミオリの体は、貪欲に快楽を掴み始めていた。

「どうだ、俺の肉の棒の味は」
「ん……っ、きもち、いいの。もっと、もっと欲しいわ」

 ミオリは腰を揺らし、さらなる快楽をねだった。

 ウォルフスは頷くと、腰を引いては突き出し、ミオリの体を揺さぶるように熱棒を出しれさせる。
 発情しきった性器と性器がぶつかり合い、絡み合い、ずぷずぷといやらしい音を寝所に響かせてゆく。

「はぁっ、あぁん……っ、ウォルフス……ひぁっっ、ふぁあん……っっ」

 自らの内部を深く深く抉られ、ミオリは狂ったように喘ぎ、鳴き叫んだ。
 これまでとは違う、さらなる快楽がミオリの体をさらってゆく。

「ウォル、フス……っっ、わた、わた、ひ……っ、だめ……も、らめになる……っっ」
「駄目なんかじゃねぇ。肉の棒をれられて、嬉しいんだろう? お前はもう肉の棒から、俺から離れられねぇ。俺なしじゃ……、居られない体なんだ」

 ウォルフスはそう宣言し、ずんずんと腰を突き出してはミオリを抉り続ける。

「あっああんっ、んぁ……っ、は、あはぁあああ……っっ!」
「……くっ、お前の中、俺に絡みついて……っ」

 ウォルフスもまた、脳天まで突き抜けるような悦楽に襲われ、掠れた声で呻きを漏らす。

 薄灯りに照らされたの寝台の上でふたり、ただ官能を貪るだけの生き物となって絡み合う。この交合の為だけに生まれてきた――そう思ってしまうほど強烈な快楽に、ミオリは我を忘れて喘ぎ続けた。

 それは、これまで幾人もの女を抱いてきたウォルフスとて同様だった。彼は憑かれたように腰を動かし、ミオリの中を奥深くまで味わってゆく。

「あ……っ、あ、わたし……っ、もう……い……っっ」
「イくのか、ミオリ。俺、も……っ」

 ぱんぱんと下品な音を響かせ、交合の快楽のみに集中する。ふたりは一直線に、絶頂まで駆け登っていった。

「うぁっ、は……っっ、あぁんっ、あ……」

 ミオリは手が泳がせ、敷布を引っ掻いた。そして、拳でぎゅっと握りしめる。

「アァ――――――――――……ッッッッ!!!」

 腰をしならせ、ミオリは達する。限界を超えた快楽が体中を駆け抜け、瞼をぴくぴくと震わせながらミオリは官能の極地を迎える。
 ウォルフスが腰を突き出し、とどめとばかりに打ち付けてくる。すると、ミオリの体にさらなる極みが押し寄せてきた。

「あっ、あぁ……っ、あぁああああああ………………っっっっ」

 極みの果てのそのまた極みに、ミオリは歓喜の涙を流し、悲鳴じみた叫びを上げる。

 きゅうっと締め付ける淫肉の中でついにウォルフスが弾け、どぷどぷと熱い精を注がれてゆく。その感触が快くて、またさらに小さな極みがミオリの体に訪れた。

「ウォルフス……っ」
「ミオリ……ッ」

 吐精を終えたウォルフスが大きく息をく。やがて彼はミオリの体を抱き起こし、そのまま抱きしめてくれた。

 ミオリの小さな背中は、ウォルフスの逞しい腕の中にすっぽりと収まってしまう。

「ウォルフス、ウォルフス……っっ」

 ミオリは感極まり、ウォルフスにしがみついて泣きじゃくった。

 ――先ほど体験した、我を忘れてしまうような法悦と、極上の幸福感。初めて感じた膨大な感情に、心がついていかない。

 ウォルフスは赤子のように泣くミオリの背を撫で、やさしく宥めてくれた。
 愛する人と深いところで繋がったまま抱きしめられ、ミオリはいつまでも涙を流し続けたのだった。
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