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第二十七話 新たな人員
「ごめんね。すごく基本的な質問なんだけど、レジスって最後に休んだのいつ?」
執務室でジェラルド様の手伝いをしていると、レジスが訪ねてきた。雑談をしていたら浮かんだ疑問を彼にぶつけてみる。
「一時間ほど前に休憩を頂きましたが」
「聞き方が悪くてごめん。休日の話だよ」
「休日?」
レジスが本当に分からない、というように首を傾げた。
「いや、休みの日だよ。まさか毎日働いているなんてそんなことないよね」
「少なくともここ五年ほど休んだ記憶はございません」
「そうだったのか」
ジェラルド様が慌てた様子で割り込んできた。
「本当に? 一日も?」
「はい。あまり必要性を感じなかったので」
「家政婦長は何も言わなかったの?」
「彼女と過ごす時間は問題なく取れていますし、特に言われたことはないです」
「それさ、家政婦長も休んでなかったりしないよね?」
「彼女も私と同じくらい仕事が好きなので……」
「ジェラルド様! 彼らに休日を与えることはできませんか!?」
「許可する」
即答だった。ジェラルド様も初めてその事実を知ったようで、顔が明らかに焦っている。
レジスは最後までそんなに慌てるほどのことかという顔をしていたが、僕とジェラルド様の熱意に負け、家政婦長と一緒に三日間の休みを取ることを約束してくれた。
レジスが休暇を取った翌日、僕はアルチュールを連れて領都に来ていた。もちろんお忍びで、設定は前回のものを流用している。
「じゃあ適当に聞き込みでもするか」
「はい、先輩! よろしくお願いします!」
アルチュールが渋い顔になり、小声で話しかけてきた。
「その設定やめません?」
「え、でも他に思いつかないし」
「せめて同僚とか」
「やだよ。年齢違いすぎるじゃん」
ショックを受けた様子のアルチュールが地面に膝をついた。
「どストレートすぎるって……つらい……」
「先輩、大丈夫ですか?」
しゃがみこんで目線を合わせると、アルチュールは頭を抱えて唸りだした。
近くにいた護衛は目立たないように無言で笑っていて、復活したアルチュールに肩を殴られていた。
今日の目的は買い物と秘酒の調査、それから人材のスカウトだ。
買い物と秘酒に関しては計画通り動くだけだが、スカウトの方はそうはいかない。
「文官ができそうな無職って酒場にいるかね?」
「微妙ですね。まあ、そこは先輩に任せます」
立ち止まっていても仕方ないのでひとまず動くことにした。
暖かく穏やかな風が髪を揺らす。計画が順調に進むか不安だが、とりあえず天気には恵まれたなと思った。
買い物と調査が終わり、軽い足取りで街を歩く。
「何買ったの?」
アルチュールの問いかけに笑顔で答える。
「プレゼントです。前に加工を依頼して、やっと今日受け取れました」
「言ってくれたら職人を呼んだのに」
「これだけのために呼ぶのはもったいなくて。でも満足のいく仕上がりだったので次からそうします」
アルチュールがぜひそうしてくれという顔で頷き、歩く速度を上げた。
この雑な感じは先輩というより兄みたいだなと思いながらアルチュールに付いていく。
少し歩くと目的の広場に到着した。広場では子どもたちが大声で笑いながら遊んでいる。
僕とアルチュールはベンチに横並びで座り、作戦会議を始めた。
「とりあえず候補者が一人見つかったのはでかい」
「はい。先輩の人脈はすごいですね」
女性が中心だったけど。話しているだけなのに距離が近くて見ているこっちがハラハラした。
「だが標的はなかなか酒場に姿を現さない。そこでだ」
「ジョゼフ先輩のアドバイスですね」
「ああ。しかし俺がその作戦を決行したら不審者として通報されてしまう。後はルイに任せた」
「だめです。変なこと言ってないで一緒に行きますよ」
僕はベンチから立ち上がり、アルチュールに目で訴える。
後ろで立ち上がる気配がしたので僕はまっすぐ子供たちに向かって歩き出した。
「ちょっといい?」
「どうしたの?」
「マエルっていう人のことを聞きたいんだけど」
「知ってるー!」
「近所の兄ちゃんだよ」
「お母さんがごくつぶし?って言ってたよ!」
情報は集まりそうだけど、直接的な言葉がえぐすぎて良心が痛む。
ジョゼフのアドバイスは「働いてない人の噂はすぐ出回るから子供に聞いてみてはいかがでしょうか。親が言ったことそのまま伝えてくれるから便利ですよ」というものだった。
子供達から収集した情報によると、マエルという人物は王都で働いていたが何らかの理由で辞めてこちらに帰ってきたみたいだ。
子供達が言うにはそろそろマエルが広場に来る時間とのことで、お礼を言ってその場を後にした。
情報を元に張り込みをしていると、マエルらしき人物がやって来た。明らかに乗り気じゃないアルチュールを引っ張って話しかけに行く。
最初は怪訝な顔をしていたマエルも、僕たちが辺境伯の屋敷に勤めている使用人で、文官を探していると知ると表情を変えた。
「その職場って、怒鳴る人はいますか?」
「声が大きい人ならいるけど、理不尽な理由で怒鳴る人はいないな」
「威圧的な人は?」
「どういう態度を威圧的というかによるが、立場を利用して無理矢理従わせようとする人はいないね」
マエルの質問にアルチュールがすらすら答える。
マエルが聞いてくるのは給与や待遇ではなく、実際に働いている人や環境のことばかりで、彼が王都でどんな目に遭ったのかなんとなく伝わった。
話が落ち着いたので、僕は一番の懸念点を聞いてみた。
「辺境伯様のことは知ってる?」
「長らくここを離れていましたが、さすがに知ってますよ。でも僕みたいな身分の人間が対面することってそうそうないと思うので、あんまり気にしていないです」
最高の人材ではないだろうか。ジェラルド様を過度に恐れていないというのが第一条件なのも悲しいけど、そこは仕方ない。
「いきなり話しかけられて混乱してると思うけど、よかったら考えてほしいなって。書類も渡しておくね。上の人にも話しておくから」
「ルイさん、アルチュールさん。ありがとうございます! 前向きに検討させていただきますね」
これは、どっちだ。まあ、こういうのは縁だから来てくれたら嬉しいくらいに思っておこう。
領都を出て馬車で屋敷に向かう。アルチュールは疲れた顔で背もたれに身体を預けている。
「来てくれるといいなぁ」
「微妙な返答でしたね」
「いきなりだから仕方ないと思うけどね」
「なんでいきなり文官を雇おうと思ったか聞いてもいいですか?」
アルチュールが姿勢を正して僕に聞いてきた。
「レジスの負担が減ったらいいなと思って」
「叔父さ、失礼しました。レジスのためですか?」
「それだけじゃないけどね」
ポール様が当主になられたら、使用人や文官の希望者は増えるだろう。でもその時に指導する立場の人間がいないと現場は混乱する。
十年、二十年先を考えると人材の育成は必須だ。
「レジスも喜ぶと思います」
「恥ずかしいからレジスには言わないで」
「言ってもいいと思いますけど」
「実家からジェラルド様にってワインが送られてきたけど何本か譲ろうか?」
「わかりました。黙っておきます」
変わり身が早いのがアルチュールのいいところだ。
外に目をやると青々とした大麦畑が広がっている。辺り一面が黄金色になる未来を想像して、気がついたら頬が緩んでいた。
執務室でジェラルド様の手伝いをしていると、レジスが訪ねてきた。雑談をしていたら浮かんだ疑問を彼にぶつけてみる。
「一時間ほど前に休憩を頂きましたが」
「聞き方が悪くてごめん。休日の話だよ」
「休日?」
レジスが本当に分からない、というように首を傾げた。
「いや、休みの日だよ。まさか毎日働いているなんてそんなことないよね」
「少なくともここ五年ほど休んだ記憶はございません」
「そうだったのか」
ジェラルド様が慌てた様子で割り込んできた。
「本当に? 一日も?」
「はい。あまり必要性を感じなかったので」
「家政婦長は何も言わなかったの?」
「彼女と過ごす時間は問題なく取れていますし、特に言われたことはないです」
「それさ、家政婦長も休んでなかったりしないよね?」
「彼女も私と同じくらい仕事が好きなので……」
「ジェラルド様! 彼らに休日を与えることはできませんか!?」
「許可する」
即答だった。ジェラルド様も初めてその事実を知ったようで、顔が明らかに焦っている。
レジスは最後までそんなに慌てるほどのことかという顔をしていたが、僕とジェラルド様の熱意に負け、家政婦長と一緒に三日間の休みを取ることを約束してくれた。
レジスが休暇を取った翌日、僕はアルチュールを連れて領都に来ていた。もちろんお忍びで、設定は前回のものを流用している。
「じゃあ適当に聞き込みでもするか」
「はい、先輩! よろしくお願いします!」
アルチュールが渋い顔になり、小声で話しかけてきた。
「その設定やめません?」
「え、でも他に思いつかないし」
「せめて同僚とか」
「やだよ。年齢違いすぎるじゃん」
ショックを受けた様子のアルチュールが地面に膝をついた。
「どストレートすぎるって……つらい……」
「先輩、大丈夫ですか?」
しゃがみこんで目線を合わせると、アルチュールは頭を抱えて唸りだした。
近くにいた護衛は目立たないように無言で笑っていて、復活したアルチュールに肩を殴られていた。
今日の目的は買い物と秘酒の調査、それから人材のスカウトだ。
買い物と秘酒に関しては計画通り動くだけだが、スカウトの方はそうはいかない。
「文官ができそうな無職って酒場にいるかね?」
「微妙ですね。まあ、そこは先輩に任せます」
立ち止まっていても仕方ないのでひとまず動くことにした。
暖かく穏やかな風が髪を揺らす。計画が順調に進むか不安だが、とりあえず天気には恵まれたなと思った。
買い物と調査が終わり、軽い足取りで街を歩く。
「何買ったの?」
アルチュールの問いかけに笑顔で答える。
「プレゼントです。前に加工を依頼して、やっと今日受け取れました」
「言ってくれたら職人を呼んだのに」
「これだけのために呼ぶのはもったいなくて。でも満足のいく仕上がりだったので次からそうします」
アルチュールがぜひそうしてくれという顔で頷き、歩く速度を上げた。
この雑な感じは先輩というより兄みたいだなと思いながらアルチュールに付いていく。
少し歩くと目的の広場に到着した。広場では子どもたちが大声で笑いながら遊んでいる。
僕とアルチュールはベンチに横並びで座り、作戦会議を始めた。
「とりあえず候補者が一人見つかったのはでかい」
「はい。先輩の人脈はすごいですね」
女性が中心だったけど。話しているだけなのに距離が近くて見ているこっちがハラハラした。
「だが標的はなかなか酒場に姿を現さない。そこでだ」
「ジョゼフ先輩のアドバイスですね」
「ああ。しかし俺がその作戦を決行したら不審者として通報されてしまう。後はルイに任せた」
「だめです。変なこと言ってないで一緒に行きますよ」
僕はベンチから立ち上がり、アルチュールに目で訴える。
後ろで立ち上がる気配がしたので僕はまっすぐ子供たちに向かって歩き出した。
「ちょっといい?」
「どうしたの?」
「マエルっていう人のことを聞きたいんだけど」
「知ってるー!」
「近所の兄ちゃんだよ」
「お母さんがごくつぶし?って言ってたよ!」
情報は集まりそうだけど、直接的な言葉がえぐすぎて良心が痛む。
ジョゼフのアドバイスは「働いてない人の噂はすぐ出回るから子供に聞いてみてはいかがでしょうか。親が言ったことそのまま伝えてくれるから便利ですよ」というものだった。
子供達から収集した情報によると、マエルという人物は王都で働いていたが何らかの理由で辞めてこちらに帰ってきたみたいだ。
子供達が言うにはそろそろマエルが広場に来る時間とのことで、お礼を言ってその場を後にした。
情報を元に張り込みをしていると、マエルらしき人物がやって来た。明らかに乗り気じゃないアルチュールを引っ張って話しかけに行く。
最初は怪訝な顔をしていたマエルも、僕たちが辺境伯の屋敷に勤めている使用人で、文官を探していると知ると表情を変えた。
「その職場って、怒鳴る人はいますか?」
「声が大きい人ならいるけど、理不尽な理由で怒鳴る人はいないな」
「威圧的な人は?」
「どういう態度を威圧的というかによるが、立場を利用して無理矢理従わせようとする人はいないね」
マエルの質問にアルチュールがすらすら答える。
マエルが聞いてくるのは給与や待遇ではなく、実際に働いている人や環境のことばかりで、彼が王都でどんな目に遭ったのかなんとなく伝わった。
話が落ち着いたので、僕は一番の懸念点を聞いてみた。
「辺境伯様のことは知ってる?」
「長らくここを離れていましたが、さすがに知ってますよ。でも僕みたいな身分の人間が対面することってそうそうないと思うので、あんまり気にしていないです」
最高の人材ではないだろうか。ジェラルド様を過度に恐れていないというのが第一条件なのも悲しいけど、そこは仕方ない。
「いきなり話しかけられて混乱してると思うけど、よかったら考えてほしいなって。書類も渡しておくね。上の人にも話しておくから」
「ルイさん、アルチュールさん。ありがとうございます! 前向きに検討させていただきますね」
これは、どっちだ。まあ、こういうのは縁だから来てくれたら嬉しいくらいに思っておこう。
領都を出て馬車で屋敷に向かう。アルチュールは疲れた顔で背もたれに身体を預けている。
「来てくれるといいなぁ」
「微妙な返答でしたね」
「いきなりだから仕方ないと思うけどね」
「なんでいきなり文官を雇おうと思ったか聞いてもいいですか?」
アルチュールが姿勢を正して僕に聞いてきた。
「レジスの負担が減ったらいいなと思って」
「叔父さ、失礼しました。レジスのためですか?」
「それだけじゃないけどね」
ポール様が当主になられたら、使用人や文官の希望者は増えるだろう。でもその時に指導する立場の人間がいないと現場は混乱する。
十年、二十年先を考えると人材の育成は必須だ。
「レジスも喜ぶと思います」
「恥ずかしいからレジスには言わないで」
「言ってもいいと思いますけど」
「実家からジェラルド様にってワインが送られてきたけど何本か譲ろうか?」
「わかりました。黙っておきます」
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