【本編完結】役立たずと言われた「癒し」スキルで幸せになります!

ひなた

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第四十三話 ノアのスキル②(ジェラルド視点)

 用意してもらった個室で私とノア、そしてノアの元婚約者が向かい合う。それとノアの元婚約者であるロジェのすぐ後ろでアルチュールが控えている。
 ロジェ以外の全員が頭の中でこの状況はどういうことだと疑問を浮かべていることだろう。
「あの、すみませんでした。いきなりの申し出に関わらずありがとうございます」
「いや、別に」
 ノアがどうしてもと言うから付き合っているだけだ、手短に頼む。と伝えられたらどんなにいいだろう。
 横にいるノアのため突き放すようなことは言わないでおくが。

「ジェラルド様ごめんなさい。付き合わせてしまって」
「君が謝ることではないから気にするな。それでショズナール伯爵子息、どういう用件だ?」
 ノアに微笑みかけてからすぐに本題に入る。簡単な挨拶は交わしたからこれ以上の馴れ合いは不要だ。

「ノアに、失礼しました。フロンドル辺境伯夫人に伺いたいことがあって」
「僕に?」
「その、どうだ? 結婚生活は」
 ロジェがノアと言った瞬間睨みつけてしまった。我ながら大人気ない。
 質問の内容も失礼極まりないがとりあえず好きなようにさせておく。これがノアとまともに会話ができる最後の機会になるかもしれないからだ。

「すっごく幸せ」
 誰が見ても本心から言っていることが伝わる笑顔だった。ロジェを追い出してノアを抱きしめたくなったが、すんでのところで我慢する。
「そうか」
 なぜ彼は傷ついたような顔ができるのか。婚約破棄の経緯は知っている。一方的に破談を突きつけた人物の表情には思えなかった。

「もしかして、マリッジブルーってやつ?」
 ノアが見当違いのことを言い始めた。面白そうなので何も言わないでおこう。ガスパールの軽いノリに当てられたのかもしれない。
「いや、そういうわけでは」
「よかった。いろいろあったけど、ショズナール伯爵子息には幸せになってもらいたいから。結婚式はいつなの?」
「延期になった。彼女が留学したいと言い出して」
「留学? 優秀な方なんだねぇ」
「まあ、そうだな」
 ノアは知らないのか感心しているが、留学は学のある令嬢がまだ結婚したくない時に使う典型的な言い訳だ。
 理由はわからないが、ロジェの反応からも結婚式の予定はしばらくないことが伺える。

「そうだ! よかったら結婚式に呼んでよ! ジェラルド様と一緒に参加するから。ショズナール伯爵子息は背が高いから婚礼衣装も似合うんだろうなぁ」
「ああ、考えておく」
 さすがに私も少し同情してしまった。ノアは本心からロジェの幸せを願っているのだろう。結婚生活に幸せを見出してもらいたい一心で語る真っ直ぐな言葉が、ロジェの心にぐさぐさ刺さっているのが赤の他人である私でもわかった。
 アルチュールもうわぁ、という顔でロジェを見下ろしている。従者ならもう少し表情を取り繕ってほしい。

「フロンドル辺境伯夫人が幸せそうで本当によかった。ありがとうございました」
「こちらこそショズナール伯爵子息の近況が知れてよかったよ。あ、前にね、仲睦まじい老夫婦に夫婦円満の秘訣を聞いたことがあるんだ」
「秘訣?」
「そうそう。感謝と寛容って言ってた。素敵な考えだよね。ショズナール伯爵子息もいい夫婦になれることを願っているよ」
「ああ」
「結婚したら婿入りして子爵家の当主になるんでしょ? 遠くからだけど応援してるね」
「ありがとう」

 何と気まずい空気なのだろう。
 ノアがほのぼのと笑顔を浮かべているのにロジェの目は死んでいる。
 王宮という場所は照明にこだわっているのかやたら部屋が明るくて、楽観的なノアと悲観的なロジェの対比を爛々と照らしていた。

 突然響くノック音にノアが返事をする。扉が開くとそこにいたのはガスパールの従者だった。
「フロンドル辺境伯夫人、殿下がお呼びです」
「僕だけ?」
「そのように仰せつかっております」
 ノアが立ち上がり申し訳なさそうな顔でこちらを見る。
「ジェラルド様、いってきます」
「ああ、いっておいで」
「ショズナール伯爵子息もごめん。お先に失礼するね。どうか元気で」
「こちらこそ、ありがとう」
 ノアが部屋を出ようとすると、従者に止められた。従者は一礼してから私の元に向かい耳打ちする。

「殿下からの伝言で『嫉妬はほどほどに』とのことです」
「余計なお世話だと伝えてくれ」
「不敬ですよ」
 従者は「まあ、伝えておきますけど」と返しノアを連れて部屋を出て行った。真面目そうに見えて意外と柔軟な性格なのかもしれない。


 現在の夫と元婚約者が同じ個室にいることってあるのだろうか。アルチュールはいるが、ほぼ二人きりのこの状況は早めに抜け出したい。
「私もそろそろ失礼する」
「待ってください。少しだけ、俺の話を聞いてくれませんか?」
「……手短に頼む」
 断ろうと思ったが、あまりに悲壮な面持ちに何も言えなくなった。もう一度ソファーに座り込む。

 ロジェはなぜか黙り込んで俯いている。さすがにイライラしてきた。
「話とは?」
「俺、気づいてしまったんです」
 彼は俯いたまま震える声で話し始めた。
「ノアのこと好きだったんだって」
「君の感傷を咎めるつもりはないが、二度と人の伴侶を呼び捨てにしないでくれ」
「失礼しました」
 目の前の男は絶妙に人を苛つかせる天才かもしれない。不快感がものすごいが、ノアがいないと夜会に戻れそうにないのでとりあえず話を聞くことにした。

「十歳で婚約が決まってから、ずっとフロンドル辺境伯夫人を重荷に感じていました」
 まるで罪の告白をするように、ロジェは手を固く握りしめた。
「オラーヌ家の資産は魅力だけど、俺は武官として出世したかった。婚約を決めた祖父が野心家で、一人で勝手に決めてしまったんです」
 身勝手な考えだ。ノアには絶対聞かせたくない。二度とこいつを近づけないと心に誓った。

「ずっと婚約が不満だった。父も俺に同調してくれた。ただ祖父が生きている間は破談にできなくて、フロンドル辺境伯夫人とそれなりに付き合っていました」
「君が婚約に不満だったことはわかった。ノアのことはどう思っていたんだ?」
 話を変えないと延々と祖父の悪口を聞かされる気がした。恨みというものは恐ろしい。

「言葉を選ばずに言うと、疎ましかった。癒しという効果があるのかもわからないスキルがあるだけの、平凡な男だと思っていました」
「ノアが学院時代君には大変世話になったと言っていたが」
「世話に? ああ、剣術のことですか? あれは婚姻の条件が学院の卒業だったので留年させないように必死だっただけです」
 きっと自分を卑下するための発言なのだろう。ただノアのことを思うと腹立たしい物言いに感じた。
 今のところ彼がノアを好きだったとはとても思えない。

「学院の同級生からは不釣り合いだからさっさと婚約破棄すればいいのにと言われていました」
「なんとも無責任な話だな」
「思い返すとそう感じます。でも、あの頃の俺は背中を押された気持ちになった」
 とうとうロジェは頭を抱え出した。同情はしない。ただ現役の騎士とは思えない弱々しさを哀れに思った。

「婚約破棄をした直後は周囲の祝福もあって、晴れやかな気持ちでした。才女と言われている騎士団長の孫娘と婚約できて、伯爵家の三男が子爵家の当主になれたと」
 それだけ聞くと確かに成功物語だ。その裏でどれだけノアが傷ついたのかと思うと不愉快ではあるが。
「でも彼女は婚姻に乗り気ではなかった。学びたいことがあるからと留学の話を勝手に進めて、式はおそらく四年後になると先方から謝罪されました」
 若者の四年は途方もなく長い。その間に同級生たちは幸福な顔で結婚式を迎えるのだろう。自分たちの無責任な発言が誰かの人生を狂わせたと微塵も考えないまま。

「彼女と手紙を交わしたり、話していると無意識にノアと比べてしまうんです」
 ロジェは自分を責めるように拳を太ももに叩きつける。おそらく彼は無意識にノアと呼んでいるので、今だけ見逃すことにした。
「彼女と違ってノアの会話は中身がなくて、当時は無性にイラついていました。でも忘れられない。ノアは二人でいる時、常に笑顔で話しかけてくるんです。『今日は暖かいね』『あの雲、剣の形に見えない?』ってくだらないことを楽しそうに」
 ロジェが両手で顔を覆った。声は完全に震えていて、でも彼は絞り出すように話を続けた。

「俺といることがただ楽しいのだと、そんな風に笑いかけてくれた。俺の素っ気ない返しにも笑顔で受け入れてくれた。それがどんなにありがたいことだったのか、馬鹿な俺は気づけなかった」
 静かな、耳を澄まさないと聞き取れないような声だった。しかし私には、後悔の念がこれでもかと詰まった慟哭のように感じた。

「もしフロンドル辺境伯夫人があなたとの婚姻に不満を抱いていたら奪ってやろうと、そんな不純な動機で声をかけました」
 もう声は震えていない。ただ淡々と自分の罪を告白している男の声だった。
「でも打ちのめされました。あんな幸せそうな顔をされたら何も言えなくなりますよ」
 ロジェが顔から手を外し、情けない顔で笑った。あまりに悲痛な笑顔に、彼の行動を咎める気になれなかった。

「ノアは私が幸せにする。君が介入する余地は一切ない」
「はい、わかっています。二度とフロンドル辺境伯夫人には近づきません」
「式には呼ばないのか?」
「ああ、先ほどそんな話をしてましたね。でももし式場で夫人を見たら、俺は何もかも捨てて式場を飛び出すでしょう。お手数ですが、フロンドル辺境伯の方で何か言い訳を考えてくれませんか?」
「承知した」
「ありがとうございます」
 これでロジェがノアに近づかないのなら安いものだ。

「話し込んでしまったが、君は平気なのか? 私のスキルの話は知っているだろう?」
 ガスパールが事前に貴族たちに説明していたはずだ。
「威圧ですよね。存じ上げております。でも俺も精神干渉系スキルを持っているので大丈夫です」
「そうだったのか」
「弱すぎて普段は剣術のスキル持ちとだけ言ってますが」
「スキルを聞いてもいいか?」
「かまいませんよ。指揮です」
 声を上げて笑いそうになったのをなんとか堪えた。運命の巡り合わせを感じ、口元を歪める。


 その後いくつか言葉を交わし、ロジェは深々と頭を下げて部屋から出て行った。残されたのは私と気まずそうなアルチュールだけだ。
「なんか複雑な気持ちです」
「そうか」
「ノア様のことを思うとざまあみろって感じですけど、伯爵子息の気持ちを考えると……ノア様の発言がエグすぎて泣きそうになりました」
「君はどちらの味方なんだ」
「いや、もちろんノア様ですよ。でも『婚礼衣装似合うだろうなぁ』って超他人事だし、あれが今も惚れている元婚約者からの発言だと思うと、伯爵子息に同情を禁じえなくて。俺だったら泣きながら深酒して朝を迎えますね」

 アルチュールが腕を組んでうんうんと頷く。たしかに私もロジェの立場なら吐くまで飲むと思う。
「すまない。しばらく一人にしてほしい」
「かしこまりました。俺もちょうど限界だったのでありがたいです。三十分後にお迎えにあがります」
「よろしく頼む」

 アルチュールが部屋から出て一人きりになる。厚い扉は防音がしっかりしていてアルチュールの足音すら聞こえない。
 私は声を上げて笑った。こんなに愉快なことはない。ノアが私を選んでくれた幸福に酔いしれるように、ひたすら笑った。

 ノアのスキルが効果があるかもわからない、使い所が難しいものだって?

 そんな貧弱なものでは決してない。この事実は私だから気づけた、私だけのものだ。

 ノアのスキルの真の効果は、恐怖心や警戒心を違和感を与えることなく打ち消すというものだ。
 違和感を与えないというところが重要で、ノアのスキルにかかると本人も認識できないまま、恐怖心を抱けなくなる。
 これはある意味『洗脳』の一種だ。私が知る範囲では誰よりも強力なスキルである。

 ノアがスキルの判定を受けたのはオラーヌ領の教会だ。教会側は簡易鑑定でスキルの効果に実用性が見出せず、王都にいる高位の鑑定スキル持ちを呼ばなかった。もし誰かが気づいて鑑定させていたらノアの人生は変わっていただろう。
 教会が拝金主義の巣窟で本当によかった。自分たちの利になるスキル持ちしか評価しない体制がノアを傷つけ、そしてノアを救った。

 ノアが周囲から侮られるのはスキルが原因だ。警戒心を与えない人物は、男社会であり競争社会でもある貴族の世界において軽んじてもいい存在となる。
 悲しいことに一度でも自分より下だと判断すると、その後どれだけその人物の立場が上がっても、永遠に自分より下の存在だと思い込んでしまう人間が一定数いる。
 ノアはスキル至上主義の被害者とも言えるだろう。本人は傷つきながらも、最近は「ジェラルド様のおかげで自分のスキルが好きになってきました」と前を向いて努力しているが。身勝手な考えではあるけどお互いを唯一無二の存在と思える現状が大変喜ばしい。

 違和感を与えることなく恐怖心を打ち消すということは、人々を扇動するスキルと合わされば大変なことになる。
 戦場に投入したら死をも恐れぬ殺戮集団が出来上がるだろう。敵対勢力への対抗手段として政治に利用されることもあるかもしれない。
 どちらにせよ、それは生涯国の道具となることを意味する。

 人々を扇動するスキル。『指揮』なんて典型的なそれだ。
 もしロジェがノアのスキルに気づき、利用していたら、婚姻に頼らずとも騎士団長になれたはずだ。

 昔から人の目が嫌いだった。私に対しての恐怖と、少しの敵対心を含む目つき。
 恐怖を与える対象を嫌悪するのは生物として当然の反応だと頭でわかっていても拒絶したくなる。
 だからこそノアのスキルの真の効果に気づけたのだから皮肉だと思う。

 ノアのスキルは一生誰にも気づかせない。私が生涯を通して守り抜く。
 ノアだけが私を受け入れてくれた。ノアだけが私に手を差し伸べてくれた。私を見つめるノアの眼差しは誰よりも温かかった。
 君を守るためならば、友も、教会も、国も、全て裏切ってみせよう。
 この秘密は誰にも言わない。愛しい伴侶にさえもだ。絶対に墓場まで持っていくと誓う。秘密を貫き通す胸の痛みでさえ、ノアを守るためだと思うと愛おしい。

 笑いすぎて涙が流れた。手で拭ったら照明でキラキラと反射して、ノアの笑顔のようだった。思わず口付けると少しだけ甘い気がした。
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