宇宙戦争時代の科学者、異世界へ転生する【創世の大賢者】

赤い獅子舞のチャァ

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冒険の旅

番外編26:新年早々なのに

 -プリウス・ラ・クラウン・フォン・レクサス-
 我輩は、新興国家レクサス帝国初代皇帝となった、プリウス・ラ・クラウン・フォン・レクサスである。
 大賢者、エリー・ナカムラ殿の助力によってこの国を興すに至った。
 元はと言えば、我が父の愚行により、元の国家、ランクル帝国が、不戦条約及び同盟関係を破棄し、隣国のグローリー王国へと攻め込むと言う非礼を働いた事が起因と成る。
 偶然に滞在して居た大賢者、エリー殿がこの戦争を圧倒的な技術力と圧倒的な戦力によって瞬時に終わらせて此方へと追撃に参ったのである。
 城は一瞬で消し飛び、父は逃走。
 朕は捕虜と成ったが、エリー殿が朕に取引を持ちかけたのだ。
 我が父の愚行を理由とし、朕がそれを討伐したと言う筋書きで新たな国を起こせと言うものだった。
 朕を許し、皇帝とする代わりに、永劫の同盟関係を誓う事、と言うのが条件だ。
 この国の抱える食料問題すらも解決して貰える事と成った。
 お陰であれからわずか一年半にして、我が新国家では食糧の自給率がこれまでの20%から大幅に上がり、58%にまで達し、国力すら急上昇している。
 荒野であった周辺の土地は青々と生い茂る草原と成り、驚いた事に僅か一年で林となった土地迄確認出来て居るのだ。
 もう二~三年もすれば立派な森が出来上がる事だろう。
 それも、大賢者殿がこの地に齎した泉に、ドライアドの下位精霊、プラトと言う精霊を住まわせてくれたおかげだ。
 もはや朕は彼女に足を向けては眠れぬであろう。
 ただ、何処の空へと旅立ったかも知れぬので言葉のあやでしか無いのが痛い所だ。
 既に一度、父の逆襲によって襲撃を受けたが、大賢者殿の齎した新たなる力によって、父、並びに我が愚弟の反乱の鎮圧に成功。
 だが、未だ国力も上がったとはいえ弱小国家レベルであることは間違いないこのような時期に、この報告は問題である。
 しかも年の明けた祝いムードのこんな時期にである。
 内容は、こうだ。
 “北方の大国、アルファードが、我が国並びにグローリーに対し、侵略戦争を企て、軍備の増強中であると言う事、しかもそこには、新たな技術を世に齎す異世界の技を知る第二皇子の錬金術による武具の数々が確認される”との事だった。
 以前、4国同盟で認定した魔王も錬金術師で、異世界の技術を知る者であったとされる。
 恐らくは、大賢者エリー殿も同じ世界よりやって来られた者であろうとは思われるが、彼女は、魔王やアルファードの第二皇子とは違い、真に戦争を拒む者であると認定し、助力を乞いたい所ではある。
 大賢者殿には、彼らとは大きく違う事がある、なので信頼に値すると考えるのだ。
 それは、彼女が大変に子煩悩で、子供は世界の宝であるとし、保護に尽力をして居るからだ。
 確かに子が育たなくなった国家は、歴史の中で幾度も消えて行ったと言う経緯がある。
 即ち、かの大賢者殿こそ、世界の指導者として遣わされた、神の御使いであると信ずるものである。
 少なくとも、彼女に救われた経緯の有る朕はそう信じている。
 未だ成人の儀も受けて居なかった朕は、彼女から見ても十分に子供であったのであろう。
 まぁ、朕の目から見た彼女も子供の姿であったと思うが、恐らくは見た目通りの年齢では無いのだろう。
 それにしてもこうも大っぴらに戦力増強を図って居ると言う情報がアッサリと抜ける程の大々的な動きとなると、年内、いや、少なくとも春頃からは警戒の必要があるだろう。
 ここは先手を打って、大賢者殿へ助力を乞うしか有効な手立ては無いだろう。
 念の為、グローリーにも打診しておくとしよう。
 今は大賢者殿のお陰で、瞬時に連絡を取る事が出来るのだから。
 -------
 -インフィニット・ラ・フィガロ・フォン・グローリー王-
 凡そ一年半前、この国は一人の大賢者と、元勇者の一行の手で救われた。
 そして朕自身も、その一行に同行していた一人の聖女の手によって、病を克服。
 王太子たる我が息子に移譲していた王権をここに復興し、政を行っている。
 我が息子、テラノも、子供にしては知識が深い不思議な子供であったので、恐らくは転生者では無いかとは疑っては居たが、その見識も間違いではなかったようだ。
 我が息子のおかげでかの大賢者一行との繋がりも断たれる事は無かった。
 それだけはせめてもの救いであると、今胸を撫で下ろすのみである。
 我が国の暗部を率いる上位貴族であり、我が元側近の息子、セドリック侯爵よりの定期連絡により、この新年のめでたい雰囲気が一変してしまう所であった。
 北の大国、アルファード皇国が戦の準備を始めて居ると言う事なのだ。
 先のアルファード帝国との小競り合いが恐らくは引き金になって居るのであろう。
 我が国グローリーと、新興国家レクサスへと侵攻をする気であると思われる。
 アルファード皇国は北に位置しすぎるが為に、寒すぎて作物の育成には向かない。
 したがって万年食糧不足なのだ。
 肥沃な大地を持つ我が国と、鉱物資源の豊富なレクサスを責めるのに、国力が落ちたあの小競り合いは格好の材料だったと思われる。
 そう、かの大国であれば我が国とレクサスを同時侵攻する事も可能であると思われるのだ。
 ましてや異世界の技術も持って居るとも聞く。
 やはりここは、大賢者殿の助力をお願いする他は無さそうだ。
 早速、この執務室に居る暗部に、セドリックへの書状を届けさせるとしよう、書状の内容はこうだ。
 “北の帝国が軍備増強を図って居るようだ。
 願わくば、有事に備える為我が国でも北の国に習おうかと思う。
 ついては、北の国では異世界の技術で新たな武器を開発して居ると聞くので、それに対抗するのであれば、貴殿の武器を齎せし大賢者殿との友誼を結びたい。
 その為の懸け橋となってくれる事を期待するものである。”
 少々親友の息子に対して硬い物言いであるとは思うが、あ奴の性格上、緩い言葉を使うと止めてくれと言われるだろう。
 暗部を呼び付けると、天井裏から出て飛び降りて来た。
 以前は執事や侍女に扮装した者が部屋の外からノックして現れていたのだが・・・
 いつからこんな事に成ったのだろう。
 暗部を統括して居るセドリックが大賢者との繋がりを得た事と何か関係があるのだろうか?
 まぁ、細かい事は置いておくとして、報告にあったアルファードの急激な軍備の増強は、恐らくは春頃から夏まで我が国とレクサスを滅ぼす、そう言う気で居るのだろうと思われる。こちらも準備にかかる時間の事を考慮に入れると一刻も早く大賢者殿を味方に引き入れたい所だ。
 --------
 -エリーオリジナル-
 子供たち相手に企画した宝探しの景品を、杖や剣へと加工する作業も佳境に入っていた。
 このペースなら今日中、ってか、もうすぐ終わるわね。
 私の椅子の下に隠してあった箱も、見つけられなくて悔し涙を流すエルフの子に、私自ら教えて、見つけさせたので、全ての箱が見つかって居る事に成る。
 子供達も、来年もやりたいと、とても嬉しそうだった。
 で、大量の魔石を生成し、魔宝玉にして、杖や剣に嵌め込んで加工する。
 エルフで剣を所望した子への剣は、アダマンタイトやオリハルコンだと魔宝玉を嵌め込む意味は無いので、どうしようかなぁと考えた結果、強化セラミック製で作る事にした。
 せめてエルフの金属アレルギーがミスリル銀に反応しないで居てくれると有り難かったんだけどね~・・・
 まぁ、実際にセラミックで包丁作ってたりしたからね、硬度とかに問題は無い、それを更に強化したものだから切れ味は格段に上がってるしな。
 セラミックの耐熱性は、炎を纏わせた程度では何とも無いだろうし、うってつけだよネ。
 で、後三つ、杖を作れば終わりだった所に、ほぼ同時に二通の電脳通信メールが入ったので作業しながら開いて確認して見た。
 送り主は、セドリックさんとプリウスだ。
 国すら違う別の人物から来たメールなのに、内容はほぼ一緒と言う妙な現象が起きていた。
 内容は、遂にアルファード皇国が攻めて来るかも知れないと言う内容だった。
 これは私もノンビリとはして居られないかも知れないわね。
 まぁ、このメールが今日である意味良かったかもしれない。
 丁度MkⅡ、MkⅢ、MkⅣと皆集結してるからね、今日は。
 エリー会議でも発動しようか。
 電脳内でネット会議室みたいなのを作成、私の並列存在を全員強制参加させる。
 皆宴会楽しんでるからねぇ、それは邪魔しちゃ悪いからさ、電脳会議室にご招待。
『何よここ、折角お酒楽しんでる時にこんな無機質な部屋作って何がしたい訳?』
『あんたはいつも飲んでるって聞いてるわよ?
 工事現場の工員引き連れてさぁ。』
『それは羨ましいですねぇ、私なんか常に海底を彷徨ってますからそんな事してる場合じゃ無いし、良いなぁ。』
 ※初めのがMkⅣ、次がMkⅢ、三人目に発現したのはルーデリヒ・フォン・バルデスのアバターを使って居るMkⅡだ。
 まぁ、しっかり読んできた読者には説明せずとも判って居ると思うけど一応。
『あなた達全員をここへ招いたのは、緊急事態に陥る前に知って置いて欲しい事と、恐らくその時期がこの春からと言う事に成りそうだと言う事実を伝える為だ。』
『あ、もしかして、あれ?』
『うん?あれって??』
『ああ、各国の港で情報収集して居たので何となく解ります、あの国ですよね、多分。』
『MkⅢの思って居る事は間違いなく当たってるね、MkⅡのはもしかしたら別の案件かも?
 MKⅣはインフラ整備の工事のおかげで蚊帳の外だったんでしょ、ちゃんと聞いてね、全員。』
『『『は~い。』』』
『北の大国、アルファードが、軍備拡大を図っている、それも、簡単に情報が抜けるほどあからさまに。
 更に、異世界の技術をも使用した装備を用意して居ると言う話よ。』
『ああ~、その件だったか、やっぱり。』
『そこまでの情報が抜かれると言うのはよっぽど形振り構わず増強して居ると言う事ですか、早速かの国の港より潜入して情報収集しましょうか?』
『あ、イヤ、MkⅡはそのままそのアバターで構わないけど、ファンレイは一度メンテナンスがてらにお休みね。
 電脳化して私達と同じように戦えるように調整した後、レクサスの皇都プラトより、フェンリルギアで北の山越えをして情報収集して欲しい。
 なんなら、兵を募集して居るだろうから、剣士なり魔法使いとして潜入して貰っても良い、ただあまり重要過ぎるポストに配属されても困るので潜入するなら程々に力をセーブしてやるように。』
『了解、ではそのように。』
『MkⅢ、貴方はレクサスへ赴いて、助けてあげなさい、兵器の開発はアーマドラグーン迄作っちゃっても構わないけど、あの機体は作成日数が掛かるからドラグライダー迄、かな?』
『へーい、良いわよ~。』
『MkⅣ、貴方はグローリー王都へ、兵器開発はやっぱドラグライダー迄作っちゃって良いわよ。』
『面倒だなぁ、インフラ整備忙しいんだけど?
 まぁ、いいけどね~、飽きて来た所だしね。』
『私は、最大戦力と成る戦闘特化型大庭園を作成始めるから。』
『『『え? あの凶悪な庭園、マジで作るの? そのまま宇宙に出られる奴じゃん・・・』』』
 戦略巨大空中庭園・・・私の脳内で構築した物は直径10㎞の円形大地をくり抜いた形の、判り易く言えば半球型のデススターみたいな奴な。
 そのぶった切ったように平らな部分には4本の塔を携えた城が建ち、周囲に街並みも建築される予定。
 勿論他の庭園を合体させる事も可能だ。
 万一空から攻撃されても、上側の半球はバリアが生成されて一切の攻撃を受け付けない。
 まさに無敵要塞だ。
 当然ながら、街で生活する事も可能、街の周囲を囲むように生産エリアも存在して居て自給できるレベルだ。街を丸ごと運ぶ庭園って訳。
『じゃあ、全員、ミッションスタートよ。』
『『『了解。』』』
 そしてふらっとトイレにでも行くかのようにこの宴会場を出て行くMkⅡ、MkⅢ、MkⅣ。
 皆酔っぱらってて何時出て行ったか判んない位のタイミングで行動開始したみたいだ。

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