アラフォーリサの冒険 バズったSNSで退職からリスタート

MisakiNonagase

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第5章:専門学校での出会い

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オリエンテーション説明会を経て、リサは民間の介護専門学校へ入校することになった。費用はなく、失業保険も待期期間を待たずに支給されることになり、リサは国のシステムに初めて感謝した(笑)。

初日、緊張しながら教室に入ると、20人ほどの受講生がいた。年齢層は様々。20代から50代まで。

講師の紹介の後、一人ずつ簡単な自己紹介が始まった。

「私は会社の倒産により職を失いました。50歳です。再就職のためにこの講座を受けます」

「事務派遣の雇止めにあい、なかなか次の仕事が決まらず...40歳です」

「高卒で飲食店のバイトを続けてきましたが、正社員を目指して就活したものの決まらず...24歳です」

それぞれの事情。それぞれの人生。

リサの番になった。

「私は...39歳です。スキルアップのために受講しました」

本当のことは言えなかった。就活のためというよりプライベートで活用するため受講をする自分が、目的がほかの受講生に失礼にあたると思ったからだ。生活に困っているわけでも、すぐに就職しなければならないわけでもない自分が、この場にいることへの後ろめたさ。

でも、自己紹介を聞いているうちに、リサは気づいた。みんな、それぞれの事情を抱えている。倒産、雇止め、就職難...。自分の「デジタルタトゥー」も、その一つに過ぎないのかもしれない。
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