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第11章:翔太との出会い
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あれから3か月。リサは仕事のペースを掴んできた。前職と違い、雑務を含め業務の内容は多岐に渡っていた。経理業務だけでなく、総務的な仕事も一部担当することになった。
ある日、宅急便の出荷を依頼しにメール室に行った。メール室は、会社全体の郵便物や宅配便を扱う部署で、一人の監督的な上長と、その他大勢の障害者枠のスタッフで構成されていた。
「こんにちは、経理部の佐藤リサです。宅急便をお願いします」
「はい、承知しました!」
元気な声で返事をしたのは、高山翔太という男性スタッフだった。20代半ばくらいだろうか。笑顔が爽やかで、一見すると健常者と区別がつかない。
「すぐに処理しますね。あ、宛先はこちらでよろしいですか?」
「はい、そうです。よろしくお願いします」
翔太は手際よく伝票を処理し、丁寧に説明してくれた。その対応の丁寧さに、リサは感心した。
後で同僚の美香に聞くと、
「高山翔太さんね、広汎性発達障害なんだって。知的な部分で少し欠けているところがあるらしいけど、仕事は本当に真面目で丁寧なのよ」
「そうなんですね」
それ以来、メール室に行くたびに翔太が元気に挨拶をしてくれるようになった。リサも自然と笑顔で返すようになった。
翔太からは、なぜかたくさん元気をもらえた。いつも一生懸命で、小さな仕事にも全力で取り組む姿勢。それが、自分自身を省みるきっかけにもなった。
ある日、宅急便の出荷を依頼しにメール室に行った。メール室は、会社全体の郵便物や宅配便を扱う部署で、一人の監督的な上長と、その他大勢の障害者枠のスタッフで構成されていた。
「こんにちは、経理部の佐藤リサです。宅急便をお願いします」
「はい、承知しました!」
元気な声で返事をしたのは、高山翔太という男性スタッフだった。20代半ばくらいだろうか。笑顔が爽やかで、一見すると健常者と区別がつかない。
「すぐに処理しますね。あ、宛先はこちらでよろしいですか?」
「はい、そうです。よろしくお願いします」
翔太は手際よく伝票を処理し、丁寧に説明してくれた。その対応の丁寧さに、リサは感心した。
後で同僚の美香に聞くと、
「高山翔太さんね、広汎性発達障害なんだって。知的な部分で少し欠けているところがあるらしいけど、仕事は本当に真面目で丁寧なのよ」
「そうなんですね」
それ以来、メール室に行くたびに翔太が元気に挨拶をしてくれるようになった。リサも自然と笑顔で返すようになった。
翔太からは、なぜかたくさん元気をもらえた。いつも一生懸命で、小さな仕事にも全力で取り組む姿勢。それが、自分自身を省みるきっかけにもなった。
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