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第二部 異世界の貴族達2
187. 異世界1192日目 メニクの町
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メニクの町はオカニウムなどと同じくらいの規模の町だった。やはり紡績が盛んなのか商人と思われる団体も多くて入口にはかなりの列ができている。
貴族用の入口があったのですぐに町に入ることができたんだけど、普通の入口だったらどのくらい時間がかかってしまったんだろうか?というレベルだ。こんな時はほんとにありがたみを感じる。
紡績が盛んになった理由はこのあたりが綿花の栽培が盛んらしく、町の周りにもかなりの広さに綿花の畑があったせいだろう。水も多いので綿花の栽培には向いていると思われる。たしか綿花の栽培には大量の水がいるという話だったはずだ。
町に入ってからまずは宿を確保する。これだけやってくる人が多いと早めに宿を確保しておかないとまずいからね。カラストさんやデリアンさんから主要な町のおすすめ宿は聞いていたので場所を確認してから宿へと向かう。
宿は平民エリアの少し高級なところで、カラストさん達はちょっと贅沢するときに泊まる宿らしいが、かなりおすすめしていたところだ。なんと言ってもお風呂が大きくていいらしい。
宿のチェックインは夕方からなので予約だけ済ませて、カサス商会に行ってみることにした。商売が盛んなのか、カサス商会も結構大きな建物だった。受付に行って話をするとすぐに支店長のルリクラウさんと言う人がやってきた。
ここでは紡績関係の工場なども持っているのかと思ったんだが、あくまで流通のみで、本格的には取り組んでいないらしい。というのも新たな参入が厳しいこと、ノウハウが少ないことから手を出していないということだった。特に貴族の持つ商会との競合が大変らしい。
少し話をした後、また明日伺うことにしていくつかのお店を紹介してもらい、早速買い物に行ってみることにした。ジェンは目を輝かせているしね。
さすがに綿花がとれるからと言って木綿製品ばかりというわけではなく、それ以外の衣類の材料もこの町にはかなり集まっているみたいで、いろいろな種類の衣類がそろっていて、デザインもかなりいろいろとあった。
自分はそこまでこだわらないので目について良さそうなものを適当に数着購入したが、ジェンは何度も試着を繰り返しながら選んでいた。
正直なところ、「これとこれはどっちがいいかな?」という質問はやめてほしい。どっちも似合うと言ってもだめだし、こっちと言っても納得しないときがあるし、一体どうしろと・・・。これをうまく褒めるのは正直大変すぎるよ。自分には無理な注文だ。
やはり女性の買い物は時間がかかるもので、昼過ぎから見始めたんだが、2軒回ったところで時間切れとなってしまったよ。また明日も回ると言っていたけど元気だよなあ・・・。これだけ見て回ったのに購入したのは2着だけだからね。
このあと役場にも顔を出して討伐記録を更新する。ここの役場は平民エリアと貴族エリアで分かれていたので両方に行ってみるが、特に面白そうな依頼は無かったのは残念だ。
このあたりは魔獣の討伐がかなり進んでいるみたいで、ほとんどが初~並階位の冒険者らしい。ただし護衛依頼はかなりあるので拠点にはしていないが、高階位の冒険者も結構滞在はしているようだ。もちろん飛び込みで護衛依頼があるわけではないので受けることはできないけどね。
一通りの用事を済ませて、宿にチェックインする。宿は5階建てで、エレベーターも付いた建物だ。部屋にはシャワールームがあるんだが、せっかくなのでお風呂に入りに行く。
ここのお風呂は地下ではなく最上階の展望風呂になっていた。ただ気温が高いせいか、ぬるいお湯なのでお風呂と言うよりは温水プールという感じだった。水着のようなものをつけて入るものだったし、着替えは別れているけど男女に分かれているわけではなかったからね。
ちょっと思っていたのとは違ったんだけど、まあこれはこれで良かった。ただ、ジェンが視線を集めているのがちょっと気にくわなかった。いや、誇らしいんだけど、あまり見ないでほしい。まあ水着のジェンは久しぶりに見るのでちょっと新鮮だったけど・・・。
夕食も展望レストランで食べることにしたのでちょっと贅沢な気分を味わうことができた。テンションも上がったし、久しぶりの宿で水着姿を見ていたこともあり、夜はちょっと盛り上がってしまったけどね。水着を着てもらったのは秘密だ。
翌日はカサス商会に行き、いろいろと話をする。いま力を入れているのは結婚式についてらしい。どうやらある伝から貴族の結婚式で披露することができたらしく、かなりインパクトがあったみたいで、注文が徐々に増えてきているようだ。この話を中心にいろいろと話をすると思ったよりも時間がかかってしまった。
実際の打ち合わせにも参加させてもらって意見を言ったり、他のアイデアなどを説明したりしたので結局この町で3泊することとなってしまったのはしょうが無いところか。かなり感謝されて謝礼も出してもらえたので良かったけどね。
ジェンも色々と服が買えて満足したみたいである。まあ夜もいろいろとあってジェンもかなり機嫌が良くなっていた。
貴族用の入口があったのですぐに町に入ることができたんだけど、普通の入口だったらどのくらい時間がかかってしまったんだろうか?というレベルだ。こんな時はほんとにありがたみを感じる。
紡績が盛んになった理由はこのあたりが綿花の栽培が盛んらしく、町の周りにもかなりの広さに綿花の畑があったせいだろう。水も多いので綿花の栽培には向いていると思われる。たしか綿花の栽培には大量の水がいるという話だったはずだ。
町に入ってからまずは宿を確保する。これだけやってくる人が多いと早めに宿を確保しておかないとまずいからね。カラストさんやデリアンさんから主要な町のおすすめ宿は聞いていたので場所を確認してから宿へと向かう。
宿は平民エリアの少し高級なところで、カラストさん達はちょっと贅沢するときに泊まる宿らしいが、かなりおすすめしていたところだ。なんと言ってもお風呂が大きくていいらしい。
宿のチェックインは夕方からなので予約だけ済ませて、カサス商会に行ってみることにした。商売が盛んなのか、カサス商会も結構大きな建物だった。受付に行って話をするとすぐに支店長のルリクラウさんと言う人がやってきた。
ここでは紡績関係の工場なども持っているのかと思ったんだが、あくまで流通のみで、本格的には取り組んでいないらしい。というのも新たな参入が厳しいこと、ノウハウが少ないことから手を出していないということだった。特に貴族の持つ商会との競合が大変らしい。
少し話をした後、また明日伺うことにしていくつかのお店を紹介してもらい、早速買い物に行ってみることにした。ジェンは目を輝かせているしね。
さすがに綿花がとれるからと言って木綿製品ばかりというわけではなく、それ以外の衣類の材料もこの町にはかなり集まっているみたいで、いろいろな種類の衣類がそろっていて、デザインもかなりいろいろとあった。
自分はそこまでこだわらないので目について良さそうなものを適当に数着購入したが、ジェンは何度も試着を繰り返しながら選んでいた。
正直なところ、「これとこれはどっちがいいかな?」という質問はやめてほしい。どっちも似合うと言ってもだめだし、こっちと言っても納得しないときがあるし、一体どうしろと・・・。これをうまく褒めるのは正直大変すぎるよ。自分には無理な注文だ。
やはり女性の買い物は時間がかかるもので、昼過ぎから見始めたんだが、2軒回ったところで時間切れとなってしまったよ。また明日も回ると言っていたけど元気だよなあ・・・。これだけ見て回ったのに購入したのは2着だけだからね。
このあと役場にも顔を出して討伐記録を更新する。ここの役場は平民エリアと貴族エリアで分かれていたので両方に行ってみるが、特に面白そうな依頼は無かったのは残念だ。
このあたりは魔獣の討伐がかなり進んでいるみたいで、ほとんどが初~並階位の冒険者らしい。ただし護衛依頼はかなりあるので拠点にはしていないが、高階位の冒険者も結構滞在はしているようだ。もちろん飛び込みで護衛依頼があるわけではないので受けることはできないけどね。
一通りの用事を済ませて、宿にチェックインする。宿は5階建てで、エレベーターも付いた建物だ。部屋にはシャワールームがあるんだが、せっかくなのでお風呂に入りに行く。
ここのお風呂は地下ではなく最上階の展望風呂になっていた。ただ気温が高いせいか、ぬるいお湯なのでお風呂と言うよりは温水プールという感じだった。水着のようなものをつけて入るものだったし、着替えは別れているけど男女に分かれているわけではなかったからね。
ちょっと思っていたのとは違ったんだけど、まあこれはこれで良かった。ただ、ジェンが視線を集めているのがちょっと気にくわなかった。いや、誇らしいんだけど、あまり見ないでほしい。まあ水着のジェンは久しぶりに見るのでちょっと新鮮だったけど・・・。
夕食も展望レストランで食べることにしたのでちょっと贅沢な気分を味わうことができた。テンションも上がったし、久しぶりの宿で水着姿を見ていたこともあり、夜はちょっと盛り上がってしまったけどね。水着を着てもらったのは秘密だ。
翌日はカサス商会に行き、いろいろと話をする。いま力を入れているのは結婚式についてらしい。どうやらある伝から貴族の結婚式で披露することができたらしく、かなりインパクトがあったみたいで、注文が徐々に増えてきているようだ。この話を中心にいろいろと話をすると思ったよりも時間がかかってしまった。
実際の打ち合わせにも参加させてもらって意見を言ったり、他のアイデアなどを説明したりしたので結局この町で3泊することとなってしまったのはしょうが無いところか。かなり感謝されて謝礼も出してもらえたので良かったけどね。
ジェンも色々と服が買えて満足したみたいである。まあ夜もいろいろとあってジェンもかなり機嫌が良くなっていた。
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