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冒険者 Gクラス
冒険者になった
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私が最初に訪れた冒険者ギルドでは冒険者登録するための魔道具が故障していたために登録ができなかった。
なんでも私が来る前にものすごい新人が表れて登録した後、魔道具に負荷が出て壊れたといわれた。
本部からパーツが送られて来るまで冒険者登録ができないためほかの冒険者ギルドに行ったほうがいいといわれて旅立った。
旅立った。それはよかった。だが、行く先々で冒険者ギルドの冒険者登録するための魔道具が壊れるのはおかしいと思う。
そして、辺境の町まで足を延ばす羽目になった。そのせいで路銀が底をつきかけている。
世界傭兵組合に金を預けているが、道中に世界傭兵組合はないために下ろせなかった。
ふと銀行があればと思う。だがこの時代に銀行はない。
ふと脳裏によぎる言葉はよくわからない。
辺境の町〈ステイゴールド〉についた。ここならと思い、冒険者ギルドの扉を開けて中に入った。
ここの冒険者ギルドもほかのところと同じでにぎわっている。
目的である冒険者登録を済ませよう。
カウンターについて冒険者登録をお願いした。
ここの魔道具は壊れていない模様で最初の懸念はなくなった。
それからいくつもの質問があり、必要書類を書かされた後、特A級傭兵ライセンスを見せて本物であること確認してもらった。
ここまで順調だったが職員が特A級傭兵ライセンスを見たとき、胡散臭そうに確認した。
それからライセンスを返されてから受付の人は魔道具を動かす。そして、
「はい。これで登録は完了です。ようこそ冒険者ギルドへあなたの活躍をきたさせていただきます」
そう言って受付嬢から冒険者の証をもらう。
「あなたのランクは初期のGランクからとなります。まずはベテランの方のパーティに入り冒険の知識を教わったほうがいいですよ」
「それなら大丈夫、傭兵していたころに野宿とか薬草取りとかその手の知識は教わっているから」
「そうですか。あちらでクエストボードにクエストを貼りつけていますので受けたいクエストがあり次第こちらへお持ちください」
「わかった。ありがとうございます」
「いえいえ、それがこちらの仕事ですから」
組合から傭兵ライセンスを持っていると始めるランクをある程度上げた状態で始めさせてくれると教えられたけど、どうやら開始は最低でランクアップのときにでもボーナスがつくのかな?
でもなんか嫌な予感がする。こいつの名前でも覚えておくか、セイラか覚えておこう。
後に嫌な予感が的中することになるとはこの時の私は思っていなかった。
私はどんなクエストがあるか見るべくクエストボードを見に行ったところで声をかけられた。
「そこの君、ちょっといいか」
声をかけらた方向に振り向くと男が一人、女二人、計三人がいた。話しかけてきたのはそのうちの男のほうだった。
「君とは私のこと?」
「そうだ。ここでは見ない顔だから気になってよう。もしかして今、冒険者になったのかと思ってよう」
「そうだけど、何か用?」
「実はオレたちのパーティに入ってくれないか」
男は私に仲間になってくれと勧誘しに来たようだ。
すぐには答えず、男と女二人をみる。
男は現実を知らない冒険譚にあこがれる少年って感じではっきり言って強そうには見えない。
装備はブレストメイルつけて剣を腰に差しているから冒険者でいう職業の剣士をしているのだろう。
女の片割れは弓矢を携えて腰に矢筒をつけているから狩人という職についてるのだろう。
この女は髪がショートカットで頭のてっぺんにアホ毛ある。
なぜか私をにらみつけている。
もう一人は頭の部分に赤い魔石がついている杖を持っている。私の記憶が正しかったらこの杖は有名な魔術学校の卒業の証としてもらえるものだったはず。
さらにとんがり帽子に魔術師用のローブ間違いなく彼女は魔術師だ。予備の武器は持っていなさそうだ。一日で使える魔法の回数を超えたら戦うすべがあるのだろうか。
彼女も私をにらみつけている。
私が気に食わないだろうか。傭兵をしていた以上、恨まれるの仕方がないと思っている。かつて私が殺した人の中に彼女たちの親類縁者でもいたのだろうか?
品定めした後、勧誘の理由を聞くことにした。
「どういった理由で私を勧誘するのか聞いていい?」
「ゴブリン退治に出ようと思っていたんだけど三人だと心もとないからもう一人ほしいということになって探していたんだ」
ゴブリンか・・・。
ゴブリン、ヒト型の魔物で知能は5、6歳の知能と子供としか思えない身長しかない。
だが、単体では全く脅威じゃない。一度や二度の討伐失敗しても三回目くらいで討伐できてしまう。
だからゴブリンは雑魚魔物としての認識がある。
しかし、ゴブリン退治に出て行って戻ってこない初心者冒険者がたくさんいると聞いたことがある。
これは雑魚雑魚だといって油断し慢心しすぎたせいで装備を整えずに挑んだのとゴブリンの脅威を正しく認識していないのが原因だと思う。
それは置いておいて。
まぁ、最初のクエストにはいいかもな。
まずは薬草取りなどしてこのあたりのこと調べようと思っていたけどゴブリン程度なら簡単に倒せるからいいか。今は一人でやりたいから終わったら抜けるとしよう。
「いいよ。一緒に受けるよ」
「ありがたい」
「ただし」
「ただし?」
「今は一人で動きたいの。だからパーティを組むのは今回だけ」
「わかった」
相手は今回だけ組むことを快諾した。
後ろで控えていた二人の目つきも落ち着いた。
もしかしたらこの二人はこの男に恋心でもあるのだろうか?
男は一枚の紙を持って受付に行った。
私は待っている二人にお互いのことを知るために近づいた。
私はこれから受けるクエストでこいつらに頭を悩ませることなるとは思わなかった
なんでも私が来る前にものすごい新人が表れて登録した後、魔道具に負荷が出て壊れたといわれた。
本部からパーツが送られて来るまで冒険者登録ができないためほかの冒険者ギルドに行ったほうがいいといわれて旅立った。
旅立った。それはよかった。だが、行く先々で冒険者ギルドの冒険者登録するための魔道具が壊れるのはおかしいと思う。
そして、辺境の町まで足を延ばす羽目になった。そのせいで路銀が底をつきかけている。
世界傭兵組合に金を預けているが、道中に世界傭兵組合はないために下ろせなかった。
ふと銀行があればと思う。だがこの時代に銀行はない。
ふと脳裏によぎる言葉はよくわからない。
辺境の町〈ステイゴールド〉についた。ここならと思い、冒険者ギルドの扉を開けて中に入った。
ここの冒険者ギルドもほかのところと同じでにぎわっている。
目的である冒険者登録を済ませよう。
カウンターについて冒険者登録をお願いした。
ここの魔道具は壊れていない模様で最初の懸念はなくなった。
それからいくつもの質問があり、必要書類を書かされた後、特A級傭兵ライセンスを見せて本物であること確認してもらった。
ここまで順調だったが職員が特A級傭兵ライセンスを見たとき、胡散臭そうに確認した。
それからライセンスを返されてから受付の人は魔道具を動かす。そして、
「はい。これで登録は完了です。ようこそ冒険者ギルドへあなたの活躍をきたさせていただきます」
そう言って受付嬢から冒険者の証をもらう。
「あなたのランクは初期のGランクからとなります。まずはベテランの方のパーティに入り冒険の知識を教わったほうがいいですよ」
「それなら大丈夫、傭兵していたころに野宿とか薬草取りとかその手の知識は教わっているから」
「そうですか。あちらでクエストボードにクエストを貼りつけていますので受けたいクエストがあり次第こちらへお持ちください」
「わかった。ありがとうございます」
「いえいえ、それがこちらの仕事ですから」
組合から傭兵ライセンスを持っていると始めるランクをある程度上げた状態で始めさせてくれると教えられたけど、どうやら開始は最低でランクアップのときにでもボーナスがつくのかな?
でもなんか嫌な予感がする。こいつの名前でも覚えておくか、セイラか覚えておこう。
後に嫌な予感が的中することになるとはこの時の私は思っていなかった。
私はどんなクエストがあるか見るべくクエストボードを見に行ったところで声をかけられた。
「そこの君、ちょっといいか」
声をかけらた方向に振り向くと男が一人、女二人、計三人がいた。話しかけてきたのはそのうちの男のほうだった。
「君とは私のこと?」
「そうだ。ここでは見ない顔だから気になってよう。もしかして今、冒険者になったのかと思ってよう」
「そうだけど、何か用?」
「実はオレたちのパーティに入ってくれないか」
男は私に仲間になってくれと勧誘しに来たようだ。
すぐには答えず、男と女二人をみる。
男は現実を知らない冒険譚にあこがれる少年って感じではっきり言って強そうには見えない。
装備はブレストメイルつけて剣を腰に差しているから冒険者でいう職業の剣士をしているのだろう。
女の片割れは弓矢を携えて腰に矢筒をつけているから狩人という職についてるのだろう。
この女は髪がショートカットで頭のてっぺんにアホ毛ある。
なぜか私をにらみつけている。
もう一人は頭の部分に赤い魔石がついている杖を持っている。私の記憶が正しかったらこの杖は有名な魔術学校の卒業の証としてもらえるものだったはず。
さらにとんがり帽子に魔術師用のローブ間違いなく彼女は魔術師だ。予備の武器は持っていなさそうだ。一日で使える魔法の回数を超えたら戦うすべがあるのだろうか。
彼女も私をにらみつけている。
私が気に食わないだろうか。傭兵をしていた以上、恨まれるの仕方がないと思っている。かつて私が殺した人の中に彼女たちの親類縁者でもいたのだろうか?
品定めした後、勧誘の理由を聞くことにした。
「どういった理由で私を勧誘するのか聞いていい?」
「ゴブリン退治に出ようと思っていたんだけど三人だと心もとないからもう一人ほしいということになって探していたんだ」
ゴブリンか・・・。
ゴブリン、ヒト型の魔物で知能は5、6歳の知能と子供としか思えない身長しかない。
だが、単体では全く脅威じゃない。一度や二度の討伐失敗しても三回目くらいで討伐できてしまう。
だからゴブリンは雑魚魔物としての認識がある。
しかし、ゴブリン退治に出て行って戻ってこない初心者冒険者がたくさんいると聞いたことがある。
これは雑魚雑魚だといって油断し慢心しすぎたせいで装備を整えずに挑んだのとゴブリンの脅威を正しく認識していないのが原因だと思う。
それは置いておいて。
まぁ、最初のクエストにはいいかもな。
まずは薬草取りなどしてこのあたりのこと調べようと思っていたけどゴブリン程度なら簡単に倒せるからいいか。今は一人でやりたいから終わったら抜けるとしよう。
「いいよ。一緒に受けるよ」
「ありがたい」
「ただし」
「ただし?」
「今は一人で動きたいの。だからパーティを組むのは今回だけ」
「わかった」
相手は今回だけ組むことを快諾した。
後ろで控えていた二人の目つきも落ち着いた。
もしかしたらこの二人はこの男に恋心でもあるのだろうか?
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