精霊界移住相談カフェ「ケルークス」

空乃参三

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第三章

遠方からの客人 前編

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 その日、私は相談員の仕事を終えて「ケルークス」を出る準備をしていた。
 そこにアイリスが声をかけてきた。
「アーベル、帰るの? だったら近所の精霊たちに『一ヶ月くらい後にミューズが来る』って伝えておいて」
「近所って誰に伝えればいいですか? うちのパートナーたちには伝えますが」
 曖昧な依頼なので、私も対応に困る。
 私の感覚では家の近所に住んでいる精霊というのは四体のパートナーを除けば他に思いつかない。
 それもそのはずで、家から「ケルークス」に行く間までの道に他の精霊は住んでいないのだ。

「あの四人に伝えてくれれば必要なところに連絡するから大丈夫よ。じゃ、お願い」
 ならそうだと最初から言ってくれればいいのに、と思うがここはぐっと堪えておく。

 帰り道「ミューズ」って誰だろうと考えていた。
 名前からすると女性型の精霊っぽいが、来るという情報を近所に触れて回らなければならないような精霊なのだろうか?
 色々考えてみるには家までの距離は短すぎる。
 しかし、パートナーの誰かしらが知っているのだろうから、聞いてみればいいことに気付いた。

「ただいま、今戻ったよ」
 家に戻ると、運よくパートナー全員の姿がリビングにあった。

「おかえりなさいませ、アーベル様」
「アーベル、おかえり~」
「アーベルさん、お疲れ様です」
「アーベルさま、おかえりなさい」
 四体のパートナーたちが一斉に私を出迎えてくれた。
 私は早速、ミューズの件を伝えることにした。
「……という訳なのだけど、ミューズってのは何者なのだろうか?」
「アーベルさん、ミューズというのは物語を司る地属性の精霊です」
 カーリンがぱっと答えてくれた。やはり彼女たちが知っている者のようだ。
 どうもミューズというのは個体名ではなく種類の名前らしい。

「あ、そういう時期になったのかぁ。お話のお祭りまであと何年くらいだっけ?」
「メラニー、あと五〇年くらいです」
「お祭り? 二〇年に一度のやつじゃなくて?」
 メラニーとリーゼの会話からミューズはお祭りに関係する精霊らしいことがわかった。
 精霊界の祭りというと、二〇年に一度くらいこのあたりの精霊たちが自分の作ったものを持ち寄って騒ぐというものがある。
 私はそれしか知らないのだが、どうやらミューズはそれとは別の祭りに関係しているようだ。

「アーベル様、ミューズが関係するのは『物語のお祭り』です。ミューズが各地の精霊に話を聞いて回って、その話をもとにお話を作るのです。それを『物語のお祭り』で劇や歌として発表するのです」
 ニーナが解説してくれた。
「絵で表現される方もいますよ。ミューズは物語の参考になりそうな話を聞きに来るのです。お客様用の部屋の準備は私がやります」
 カーリンがさっと手を挙げた。気合が入っているようだ。

 パートナーたちの話からすると、通常、ミューズは各精霊の住処に一泊ずつして話を聞いていくそうだ。
 ドナートみたいにたくさんのパートナーと契約している場合は別だろうが、うちの人数なら一泊でことが足りるという。

「オリヴィアへはユーリから話が行くでしょうから、念のためウドさんやヴィートさんへリーゼからお話を伝えておくようにします」
「メラニーは泉に浮かべるいかだの準備をしてもらっていいですか?」
 カーリンがてきぱきと指示を出して、準備をすすめていく。普段ならニーナの役割のはずだが。

「カ、カーリン。わ、わたくしはグラネトエールを準備すればよろしいでしょうか?」
 ニーナが慌てた様子でカーリンに尋ねた。彼女にだけカーリンから指示がなかったからだと思う。
「ネクタルの方が私たちがミューズにするお話に合うと思う。だからニーナは私と一緒にネクタルを作りましょう。アーベルさんにも手伝って欲しいのですが」
「承知しました。アーベル様、よろしくお願いいたします」
「わかった。カーリン、ニーナ、よろしくお願いするよ」
 後でわかったことなのだが、ニーナはうちに来てまだ日が浅く、うちでミューズの相手をしたことがなかった。だから勝手をよく知るカーリンが準備を仕切っていたのだ。

 ミューズが来るという話があってから一ヶ月かけて、私とパートナーたちはゆっくりと準備を進めた。
 ネクタル酒造りは少し手間がかかるが、あとの準備は一日か二日もあれば終わる内容だからだ。
 そして、一ヶ月後、アイリスのところにミューズが到着した。
 この地には一ヶ月ほど滞在するらしい。
 近隣の精霊たちが話し合った結果、私のところには七日目にミューズが訪れることになった。

※※

「こんにちはー、ローディアでーす。『物語のお祭り』で発表する作品の参考にしたいので、みんなのお話を聞かせてくださーい」
 予定の日の昼過ぎにテンションが高い女性がやってきた。
 くりくりした黄色の目に、ハーフツインにした赤茶色の髪。髪には大きな金色のリボンが結ばれている。この金色のリボンは彼女がミューズであることを示すためのものらしい。
「はい。最初はこちらにお願いします」
 カーリンがローディアと名乗ったミューズを泉に浮かべたいかだへと案内した。
 私や他のパートナーたちもいかだに乗った。

「ニンフの泉にいかだを浮かべてのんびりするのも悪くないね。お花見とかできるといいよねー」
 ローディアが周囲を見回して少しだけ残念そうな顔をした。
 というのも泉の周囲の木は、先日葉を落としたばかりで、まだ葉が少ないのだ。花が咲くのはしばらく後になるだろう。

「お花見しました。お茶とお菓子を用意して。それと、この泉はこの前みんなで掃除したんです」
 リーゼが先日泉に落ちた葉っぱを掃除した話をした。
「うんうん、みんなでやると早いよねー。えっと、アーベルさんは魂霊だっけ? この四人と契約しているんだ。いいなー」
 ローディアは手にした手帳にメモを取っている。
 リアクションが大きいが、不自然さはないので話す方としても話し甲斐がありそうだ。なるほど、こうやって話のネタを集めるわけか。

 いかだの上でしばらく話した後、今度はリビングに集まって飲み食いしながら話すことになった。
 ミューズが訪問した際は明け方まで話をするのだそうだ。
 その後、話を集めたミューズは客室に閉じこもって集めた話を整理する。
 整理が終わると次の家に向かって出発する、という流れらしい。

「マナでもかじりながら続きをやろうじゃないか。ローディアはお茶とアムリタはどっちが好きなんだ?」
 何故かローディアが私についてきたので、声をかけてみた。
「出されたものは何でも飲むし、食べるよ。だからお構いなく」
「わかった。両方準備しておく」
 地下からアムリタの樽を運んできたり、キッチンからマナを持ってきたりして次の話の準備をする。

「おっ! この家のマナはディップを使うんだね。『ケルークス』もそうだったけど、やっぱり魂霊はディップがあったほうがいいの?」
 今度は私に話を聞くようだ。だが、ディップの話がローディアの創作に役に立つのだろうか?
「気分によって味を変えたいからそうしている。多分だけど、精霊に比べると魂霊は少し飽きっぽいのかもしれない」
「そうかなー? まあいいや。存在界のことに興味あるのだけど、あっちのことは作品にしちゃいけないんだよね……」
 ローディアがしゅんとうなだれた。
 存在界の話をネタにするのは禁忌なのか……

 ちなみに後でわかったことだが、存在界の話をネタにするのは祭りとしての禁忌、という訳ではなかった。
 存在界に行ったことがある者か、または魂霊と契約している者だけが存在界の話をネタにして良いということなのだそうだ。
 ローディアはどちらにも該当しない、ということなのだろう。

「はい、それなら私に案があります」
 リーゼが手を挙げた。
「なになに? どうするの?」
「ローディア、存在界の本やゲームをこちらに持ってきているので、そのお話ならできます」
「……そうか! こっちにある品物の話をするんだもんね! それ、いただき!」
 ローディアが親指をぐっとあげた。
 リーゼの目が一瞬光ったような気がするが、多分大丈夫だろう。

「存在界では食べ物を食べたり、飲み物を飲むと怪我とか病気が治るって思われているみたいです。私が遊ぶゲームでは多くがそうなっていました」
「へぇ。それは面白いね。大食いの人は怪我とか病気とかしないのかな? 精霊は底なしだから怪我とか病気をしないと思われているのかな?」
 リーゼの話にローティアが色々と質問を入れている。
 リーゼは存在界から持ってきたゲームの話をしているようなのだが、これだとゲームの中の設定が存在界の人間の当たり前だと思われかねないな。
 確かに私の家にあるゲームには、食べ物や飲み物でヒットポイントや状態異常を回復するものが少なくないから、リーゼの説明は間違っていないのだが。

「ゲームや本だと精霊も病気になったり、怪我したりしているみたいです」
「なるほどなるほど。存在界では妖精のイメージで認識されているみたいだねー」
 ちなみに精霊たちの定義では、こちら精霊界にいる精霊を「精霊」、存在界にいる精霊を「妖精」と呼んで区別している。
 妖精でも精霊界に移動してくれば精霊になるし、その逆も然り、だ。

「そうそう、ゲームや本で精霊は人間の味方をしているのもいるし、人間の敵になっているのもいるみたいです」
「ええっ?! 精霊は人間にフレンドリーに接していると思うんだけどなぁ。敵扱いはひどいなぁ」
 精霊の感覚ではそうだが、人間側からすれば自身が造られた経緯を知ったら精霊は敵だと認識する人は少なくないと思う。

「サラマンダーとか、ジンとかは敵になることが多いみたいです」
「ね、ね、ミューズは?」
 ローディアのツボだったのか、身を乗り出してきてリーゼに掴みかかるようにして尋ねてきた。
「……私が今まで見たゲームや本では出てきたのを見たことがないです」
「そ、そんな……」
 ずーんと効果音付きでローディアが沈んだ。
 確かに家にある本やゲームにはミューズが登場するものがなかったはずだ。

「みゅ、ミューズって『物語のお祭り」には欠かせないんだよ? ミューズがいないと精霊界の娯楽、減っちゃうんだよ?」
 ローディアが涙目でリーゼに訴えかけてきた。
「ですが……家にあるものにミューズが登場するものはないです。ね、アーベルさま」
 リーゼが満面の笑みをこちらに向けてきた。
 うーむ、リーゼ本人に悪気はないと思うのだが、ローディアへのダメージが大きそうだ。それに……

「ね、ね、アーベル! ミューズはマイナーじゃないよね? 存在界にだって知られているよね?」
 やはり矛先がこちらに向いてきた。
 さて、何て答えたらいいだろうか?
「あの……存在界では地方によって有名な精霊が違うのはご存知ですか?」
「へっ?! レイヤごとに有名な妖精が違う、って言ってる?」
 私の言葉が正しくローディアに伝わったのかいまいち確証がないのだが、時間をかけて説明すると墓穴を掘りそうなので、敢えてこのまま進もう。

「そうです。ミューズはうちにある本やゲームが作られたところとは別の地域で有名なのではないかと思います」
「なるほどなるほど。この家にある本やゲームは存在界の辺境のものなんだね! それなら納得したよ」
 違うと声を大にして言いたいところだが、変に刺激すると面倒なことになりそうなのでツッコまないことにした。
 ニーナが無言で立ち上がりかけたのが見えたからだ。
 ウンディーネである彼女は、契約者である私を馬鹿にされると烈火のごとく怒り狂う。
 その前に止めておかないと大変だ。

「存在界の辺境の本やゲームの話、面白かったよ! じゃ、次は何を聞かせてくれるかな?」
 復活したローディアが私のパートナーたちへ順番に視線を向けた。
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