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王太子様との再会
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リリカは先程王宮に到着し、すぐにレイリックの執務室に通された。レイリックの後ろにはロベルトが、リリカの後ろにはレイナが立っている。レイナも侍女として、リリカと一緒に王宮で過ごすことを認められた。
「よく来たね。リリカ嬢」
「これからよろしくお願いいたします、殿下」
「ああ、よろしく。改めて紹介しておこうか。彼は僕の侍従長、ロベルト・リーデンベルクだ」
ロベルトは「よろしくお願いいたします」と頭を下げた。
「ロベルトは僕の幼馴染でね」
「そうなのですね」
リーデンベルク家といえば由緒正しい名門伯爵家だ。王族の侍従長は家柄、実力ともに求められると聞いたことがある。
今度はリリカがレイナのことを紹介する。レイナも「レイナと申します。よろしくお願いいたします」と言い、頭を下げた。レイナは平民出身のため家名などない。高位貴族の専属侍女は基本的にはどこかの貴族令嬢が務める。それにもかかわらず、侍女となれたのはレイナ自身の優秀さを買われてのことらしい。
「それで今後のことなんだけど、1週間後に王太子妃教育が始まるからそれまでは自由にしてくれて構わない。それと君は王宮の植物が欲しいと言っていただろう。疲れていないのなら温室や庭園にこれから案内することも出来るよ」
「本当ですか!?」
ついつい前のめりになって聞くと「ふふっ」とレイリックには笑われてしまった。ロベルトも手で口元を覆ってそっぽを向いている。
「あっ……。も、申し訳ありませんっ」
リリカは恥ずかしくなって俯く。
「いいよ、別に。むしろ婚約者なんだから気楽に接してほしい」
「ありがとうございます……」
ううっ。き、気を付けなくては!!
「気になった植物があれば遠慮なく言ってほしい。では行こうか」
「はい、殿下……ん? 殿下がご一緒されるのですか?」
「そうだよ。僕が一緒だと嫌かな?」
にこやかな顔でそう聞かれる。
「いっ、いえ!! 滅相もございません!! お忙しいでしょうし、他の方に任されるものかと」
「少しの時間くらい作れるよ。さあ行こうか。君たちは、そこで待っていてね」
「「はい、殿下」」
「えっ!! あの、どうして!?」
バタンッと音を立て、扉が閉まった。
こうして、なぜかリリカはレイリックと2人だけで向かうことになったのだ。婚約者なのだから問題は全くないのだが、男性経験皆無のリリカは(いきなり、どうしてこんなことに!?)と心の中で叫んでいた。
「よく来たね。リリカ嬢」
「これからよろしくお願いいたします、殿下」
「ああ、よろしく。改めて紹介しておこうか。彼は僕の侍従長、ロベルト・リーデンベルクだ」
ロベルトは「よろしくお願いいたします」と頭を下げた。
「ロベルトは僕の幼馴染でね」
「そうなのですね」
リーデンベルク家といえば由緒正しい名門伯爵家だ。王族の侍従長は家柄、実力ともに求められると聞いたことがある。
今度はリリカがレイナのことを紹介する。レイナも「レイナと申します。よろしくお願いいたします」と言い、頭を下げた。レイナは平民出身のため家名などない。高位貴族の専属侍女は基本的にはどこかの貴族令嬢が務める。それにもかかわらず、侍女となれたのはレイナ自身の優秀さを買われてのことらしい。
「それで今後のことなんだけど、1週間後に王太子妃教育が始まるからそれまでは自由にしてくれて構わない。それと君は王宮の植物が欲しいと言っていただろう。疲れていないのなら温室や庭園にこれから案内することも出来るよ」
「本当ですか!?」
ついつい前のめりになって聞くと「ふふっ」とレイリックには笑われてしまった。ロベルトも手で口元を覆ってそっぽを向いている。
「あっ……。も、申し訳ありませんっ」
リリカは恥ずかしくなって俯く。
「いいよ、別に。むしろ婚約者なんだから気楽に接してほしい」
「ありがとうございます……」
ううっ。き、気を付けなくては!!
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「いっ、いえ!! 滅相もございません!! お忙しいでしょうし、他の方に任されるものかと」
「少しの時間くらい作れるよ。さあ行こうか。君たちは、そこで待っていてね」
「「はい、殿下」」
「えっ!! あの、どうして!?」
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こうして、なぜかリリカはレイリックと2人だけで向かうことになったのだ。婚約者なのだから問題は全くないのだが、男性経験皆無のリリカは(いきなり、どうしてこんなことに!?)と心の中で叫んでいた。
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