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music

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つまり、占領下から解放されたように
見えて
実際の日本経済は、アメリカに従っていた
だけだった、と言う事になる。



それが悪いとも言わない。


民主主義、のような[思想]は
結局、[ひとつの見解]なのだから。



何かを主張する時、結局は
教育された時の、テキストを書いたひとが


礎にした、大元の発想。



それが[科学的]な、証明可能なものでない限りは


[ひとつの見解]にすぎないので


こだわる事自体が、自己防衛と言う名の
攻撃なのである。


排他的、つまり


自分を守る力を、外に与えるので



環境から見ると攻撃的なのだ。




それを、ほんのすこし弱めると


主義はなくなってしまう。




日本人は、昔々


そんな感じだった。

だから、外来のものは
みんな排除しなかった。



和風、と言うけれど



そのせいで、渡来人たちが
日本の主導権を持とうとして



融通の効く、この国を
硬直化してしまった



へんてこりんな、ローカルルールで
窮屈にしてしまうのは

日本人の発想では、なく


明らかに渡来人のものだ。



音楽を聞くとよく分かるけれど


昔々の日本の民族音楽は、様々なのに

明治くらいになると、なぜか韓国ふうの
淋しい音楽が多くなったりする。


でも、南の端や北端は

根強く昔ふう、なのだけど。
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