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その日が来るまでの、幾日か
ゆきなは楽しい気持ちになって
夜も眠れた。
それは恋ではないと
ゆきなは思う。
でも、予定がある休日って
楽しい。
「どうして、楽しいのかしら?」と
ゆきなは思う。
他の男の子に誘われても
怖くて、いつも断っていたのに
なぜ、加藤さんには自然に
会って、と言えたのだろうと
思い出すと恥ずかしくなって
耳が熱くなるけど。
「でも、加藤さんって他の人と
違ってて」
ずっと年上の人は、みんな
なんとなく変で
威張ってるみたいな感じなのに
加藤さんは、のどかだし。
ゆきなの言う事に、いつも頷いてくれて
柔らかい微笑みで答えて。
こうしなさい、ああしなさい、なんて
年上の人は良く言う、そういう事は言わないし。
正しい事はこれた、みたいな
事も言わない。
でも、なんとなく
安心な。
ゆきなはそう思う。
それで、夜が来ると
加藤に電話をしてしまう。
ひとりで部屋にいると、なんとなく
話したくなるけど
女の子の友達も少ないし
いても、あまりゆきなの事を
構ってはくれなくて
話しでも落ち着かなかった。
ボーイフレンドになりたがる男の子も
いたが、なんとなく子供っぽくて
疲れた(笑)。
争う事ばかりを好むので。
「こんな気持ちになったのは、いつからかしら」
最初に出会った時から、あの人は
変わらない。
日本一の研究所に居た事とか
そういう事は何もいわずに
おいしいパンの話しとか(笑)
お天気の話しとか。
どうでもいいような話をしていても
あの声で、のんびりと話すと
それだけで幸せになれた。
そんな記憶が、ゆきなの
どこかに残っていて。
「ほかの、どの人も
あの人にはなれない」
そう、ゆきなは思うのだった。
歯科医を辞めた話も、普通なら
言わないのに
加藤には、すんなりと話せた。
初対面だったのに。
救ってもらえそうな、そういう感じだったから
なのかもしれない。
ゆきなは楽しい気持ちになって
夜も眠れた。
それは恋ではないと
ゆきなは思う。
でも、予定がある休日って
楽しい。
「どうして、楽しいのかしら?」と
ゆきなは思う。
他の男の子に誘われても
怖くて、いつも断っていたのに
なぜ、加藤さんには自然に
会って、と言えたのだろうと
思い出すと恥ずかしくなって
耳が熱くなるけど。
「でも、加藤さんって他の人と
違ってて」
ずっと年上の人は、みんな
なんとなく変で
威張ってるみたいな感じなのに
加藤さんは、のどかだし。
ゆきなの言う事に、いつも頷いてくれて
柔らかい微笑みで答えて。
こうしなさい、ああしなさい、なんて
年上の人は良く言う、そういう事は言わないし。
正しい事はこれた、みたいな
事も言わない。
でも、なんとなく
安心な。
ゆきなはそう思う。
それで、夜が来ると
加藤に電話をしてしまう。
ひとりで部屋にいると、なんとなく
話したくなるけど
女の子の友達も少ないし
いても、あまりゆきなの事を
構ってはくれなくて
話しでも落ち着かなかった。
ボーイフレンドになりたがる男の子も
いたが、なんとなく子供っぽくて
疲れた(笑)。
争う事ばかりを好むので。
「こんな気持ちになったのは、いつからかしら」
最初に出会った時から、あの人は
変わらない。
日本一の研究所に居た事とか
そういう事は何もいわずに
おいしいパンの話しとか(笑)
お天気の話しとか。
どうでもいいような話をしていても
あの声で、のんびりと話すと
それだけで幸せになれた。
そんな記憶が、ゆきなの
どこかに残っていて。
「ほかの、どの人も
あの人にはなれない」
そう、ゆきなは思うのだった。
歯科医を辞めた話も、普通なら
言わないのに
加藤には、すんなりと話せた。
初対面だったのに。
救ってもらえそうな、そういう感じだったから
なのかもしれない。
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