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森のさらに奥へ
しおりを挟むスライム狩りをしてはや1時間。既にアサルトライフルの弾はなくなり、今は拳銃で戦っている。
「はぁ...倒すのに拳銃だと50発もかかっちゃう...もしかしてスライムには銃弾効きにくいとかあるのかな」
弾が無くなるまでスライムを倒し続け、結果スライムを14体倒すことが出来た。
「でも始まりの拳銃壊れちゃったな~...」
手元には弾が無くなったアサルトライフルと耐久が0になって壊れた拳銃という名前に変わってしまった始まりの拳銃があった。
「でも消えないってことはなおすことができるってことだよね!」
始まりの街へ戻り、武器屋を探すことにした。
「確か武器屋で弾と修復が出来るはず!あっそう言えばレベル4つ上がったんだった!ステータス!」
―――――――――――――――――――――――
名前:ヒナ
職業:ガンナー
Lv:5
HP40/40
MP30/30
物攻10
魔攻2
物防5
魔防4
速度12
装備
頭:始まりのハチマキ ☆
物防2魔防1
胴:始まりの服 ☆
物防3魔防1
腕:始まりの手袋 ☆
物防1魔防1
足:始まりの靴 ☆
物防2魔防1
武器
初心者用アサルトライフル ☆
耐久500/600
スキル
リロード短縮
索敵
調合
鑑定
必殺の一撃
ステータスポイント:40
―――――――――――――――――――――――
「あれ、変わってない...もしかしてステータスポイントを割り振って上げるのかな...」
私は物攻を10あげ、残りを全部速度につぎ込んだ。
「よし、そもそも私のスタイルはタイマン張るようなスタイルじゃないからね!それにガンナーだと多分魔攻とかあげないでいいと思うし」
そうブツブツ呟いていると目的の武器屋にたどり着いた。
「いらっしゃいませー」
NPCの店員さんがひとり居るだけだった。職業ごとに職業の武器のマークのパネルがあってそのパネルで購入などをするらしい。
「えっとガンナーのパネルはこれで...拳銃の弾の値段は1発1ナノでアサルトライフルは5ナノ...修理は始まりの拳銃なら500ナノ...ね」
とりあえずアサルトライフルの弾を100発買った。
「うーん...拳銃修理しようかな...でもそうすると拳銃の弾買えなくてただの鉄の塊になっちゃうし...なにか売れるものってもってないかな...」
ストレージの中を調べてみるといつの間にかグリーンスライムの核というアイテムが14個入っていた。
「アイテムはドロップせずに自動的にストレージに収納されるんだ...」
グリーンスライムの核を取り出し、売却用の場所に移動して売却した。
「グリーンスライムの核は1つで50ナノかぁ...つまり700ナノ貰えて今は1200ナノ...よし、拳銃修理しよう!」
そして拳銃を修理し、拳銃の弾を500発買った。
「残り200ナノかぁ...もうちょっと弾買いたいけど所持制限かかっちゃうからある程度物攻あげるまでは我慢かな...」
ガンナーの場合物攻を上げると弾の所持制限があがるため物攻あげるのは大切。さらに銃の反動を軽減してくれるのだ!
「そう言えば今何時かな...」
メニューと言うとメニュー欄が現れ、左上にある時計ボタンを押すとゲーム内時間と現実の時間が表示される。
「あっもう7時か...とりあえずログアウトしてご飯とお風呂しよっと」
そう言ってログアウトするとちょうど下の部屋から母がご飯だよーというのが聞こえた。
ご飯を食べ終わり、お風呂も上がって自分の部屋に戻って来た時あかりからメッセージが届いているのに気がついた。
《ヒナ!今から一緒にトリガーしない?》
《いいよ!》
《じゃあ集合場所は最初の広場ね》
《はーい!》
――始まりの広場――
「あっいたいた!おーい!ヒナー!」
「あっアカリ!」
「容姿変えてないんだね!」
「そーゆーアカリこそ変えてないじゃん」
「なんかほかのアバターだと違和感がね...そんなことより!銃みせて!」
「うん、いいよ!」
私は始まりの拳銃をアカリに見せた。
「ほえー...これが初期装備の始まりの拳銃ね。使い心地はどうなの?」
「当てやすいけど私的には使いずらい...」
「安心して、このゲームの銃は始まりの拳銃と初心者用アサルトライフル以外はリアルの銃だから。」
「えっ!?ほんと!?!?」
「他にもねオリジナル銃はイベント限定銃とかボス討伐報酬とかででてくるよ!」
「おぉ~!!」
「それじゃ一緒に迷いの森いく?」
「迷いの森?」
「うん、始まりの草原を抜けた先にある森なんだけどね、大蛇がでるんだ!」
「大蛇!?いく!!」
そう言ってアカリとPTを組み、迷いの森に行くことになった。
「気になってたんだけどそのドローンって何...?あと、アカリの職業も教えて欲しいな~」
「あっそういえば言ってなかったね。私の職業は剣姫だよ!あとこのドローンは撮影用ドローン」
「そいえばアカリ動画配信してたね。」
「ヒナもでる?まだドローン起動してないけど」
アカリはトリガーの配信者で有名なのだ!
「え~...恥ずかしいからやだ」
「いつか一緒に動画出てもらうからね!」
「分かったよ...それはそうと剣姫って?」
「剣姫はね、セイバーの上位職なんだ!」
「上位職?」
「セイバーとかの下位職はレベル50で上位職にジョブチェンジできるの!上位職はいくつかあるけどね」
すると茂みからモンスターが2体現れた。
「ヒナ!」
「うん」
私は直ぐに初心者用アサルトライフルを取りだし一体に攻撃する。
鑑定してみると
―――――――――――――――――――――――
グリーンゴブリン
『体が緑色のゴブリン』
―――――――――――――――――――――――
えっ?これだけ?鑑定さん...?
ゴブリンの攻撃をかわしながら頭を的確に撃ち抜き続けることはやマガジン1本...
「ヒナ!こっちは終わったけどそっちはどう?」
「まだ倒せなそう!リロードするからフォローして!」
「りょーかい!」
アカリと入れ替わり直ぐにリロードを終わらせる。
そしてアカリと協力してグリーンゴブリンを倒した。
「急に出てくるからびっくりした~」
「アカリは急に出てくるの苦手だもんね」
さらに森の奥に進みながら気になっていたことをアカリに聞いてみる。
「ねね」
「んー?」
「もしかしてガンナーって人気ない?」
「あっ気づいた?」
「ガンナーの人1人も見かけないから...」
「ヒナの言う通りガンナーは人気が全くないよ」
「銃使えるのに?」
「うん、だって銃の割には火力がむちゃくちゃ低いし、ガンナーだと魔法使えないし...」
「でも見えないところから狙撃できるじゃん」
「狙撃出来るけどトリガーってガンナーのエイムアシストがないんだよね。アーチャーはあるんだけど...」
「アーチャーにはあるの?」
「うん、それにアーチャーも狙撃できるからね」
「そんな~...」
「それにガンナーは魔法が使えないから物理耐性ある的にはめっぽう弱いんだよね。それに比べてアーチャーは魔法の矢も撃てるし...」
「で、でもアーチャーはリロードにちょっと時間かかるから...!」
「確かにね。でもね...アーチャーの方が圧倒的に火力が高いのよ」
「ううう...」
「職業アーチャーに変える?」
「絶対変えない」
これだけはゆずれない...!!!
「それじゃますます大蛇倒さないとね」
「なんで?」
「大蛇は迷いの森のボスなの。」
「はっ!ボスドロップの銃!!」
「そそ、ボスドロップの武器って最初のステージのでもかなり強いんだよ!」
「おぉ~!!」
「その分初めて1日のプレイヤーが倒せるような難易度じゃないけどね」
「えっ...」
さ、さすがボス...あれ?今からそれを倒しに行くんだよね...私とアカリの2人だけで。なんでアカリそんな余裕の表情してるの!?え?勝てるの!?
「ア、アカリ...勝てるの?」
「ふっふっふっ!我が親友ヒナのためにガチガチ装備できたのだ!」
アカリのガチ装備...!!
「勝てるの!?」
「うん、私のレベルはもう60超えだからね。最初のステージのボスならソロいけるんだよー!」
「私まだレベル5だから死なないように気をつけてればいい?」
「うん、援護射撃してくれたら嬉しいかな」
「りょーかい!」
そして出会ったモンスターを数体倒しながら進むと開けたところに出た。
「さて、ヒナ!準備はいい?」
「どんとこい!」
私の声に反応したかのように白い大蛇が現れた。
―――――――――――――――――――――――
360:名無しのアサシン
金髪ちゃんの新しい情報持ってきたぞ!
361:名無しのセイバー
待ってました!
362:名無しのマジシャン
金髪ちゃん?
363:名無しのアサシン
舞姫とリアルの友達らしい。
364:名無しのセイバー
ま?
365:名無しのマジシャン
舞姫ってクラン入ってないトッププレイヤーで有名な?そのリア友の金髪ちゃんってだれ...
366:名無しのアサシン
さらにもうひとつ情報あるぞ
367:名無しのセイバー
お?
368:名無しのアサシン
見た目リアルのままらしい
369:名無しのセイバー
え?リアルでも金髪ロリっ子ってこと?最高じゃねえか
370:名無しのアーチャー
なら尚更悪い虫が近づかないようにしなきゃね
371:名無しのアサシン
よし、金髪天使極秘護衛作戦始動するぞ!
372:名無しのアーチャー
了解!!
373:名無しのセイバー
イエスロリータ!ノータッチ!!!
―――――――――――――――――――――――
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