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「ヨータ!服が出来上がりましたよ!!」
「!!!!?っっ」
肌触りのいい寝具に包まれ、幸せな朝の二度寝に突入していた俺は、日菜の可愛らしい目覚ましコールじゃなく、突然聞こえたイケボの大声に心臓が止まるかと思うほど驚いた。
人間が一番油断している時にあんな大きな声勘弁して欲しい。
驚きすぎた俺は今どこにいるのかも分からなくなり、軽くパニック状態だったが、大声の主フランくんはそんなのお構いなしに俺を地上の楽園、、ベッドから引きずり降ろした。
あぁ布団が俺を離したくないって泣いてるよ、、、
「さぁヨータ、早速着てみてください!」
嫌々立たされて服を脱がされる。普段なら恥ずかしがるかも知れないが、無理矢理起こされた俺は寝起きで回らない頭で成すがままにされていた。
だいたい服って何のこと、、?それ俺の睡眠より大事なの、、あーなんかイライラしてきた。だいたい昨日お風呂の後も大変な目にあって(いや、、俺も楽しんだけど)今日は一日寝てたいぐらいなのに。
寝ぼけて頭の回転が鈍っていた俺が、やっと無理矢理起こされたことに腹を立て始めた頃にはすっかり着替えが終了。
さぁこのブーツ履いて。って膝上まである白いロングブーツを渡された。
起こされた恨みで言うこと聞きたくなくて無視してたら、まだ寝てると思われたのかフランくんがイスに座った俺に跪いて丁寧に履かせてくれた。こ、これは悪くないかもね。フン。
なんて、ちょっと気分を良くした俺は、改めて服を見たら一気に目が覚めた。
な、な、なんじゃこりゃーーー!!!!!
俯いた視界にまず入ったのが白いピラピラ。俺の胸元が白いピラピラに覆われている。おまけに手元もレースが何重にも重なっているよ??
そして更にその下に履いてたのは半ズボン!!半ズボンなんて最後に履いたの幼稚園の制服以来だよ。膝上のロングブーツのおかげで大半を覆われた足は、肌面積は少ないものの完璧な絶対領域を作っていた。
あの美少女には不可欠な絶対領域。あれ?男でしかも少年ですらない俺が太もも出していいの?犯罪で捕まらない?
「ヨータ!可愛いいーー!!ほら!見てください。すっごく可愛いですよ!」
頭と目をぐるぐるさせている俺を、興奮したフランくんが鏡の前まで引っ張る。全身が映る姿見の前で俺は改めて何を着せられたかを把握した。
全体としては配色はセルリアンブルーと言うらしい青緑色に、白が差し色になったまるで貴族みたいな服。
白シャツの胸元にはピラピラとレースの襟が配置され、ダブルでしっかり閉じられたジャケットの胸元からはみ出している。そりゃあもう冬の猫の胸毛かよっ。てツッコミたくなるぐらいふわふわしてる。
ジャケットは前丈が短く後ろに長い。後ろは膝ぐらいまで長いが燕尾服と言うのか、二つに分かれているので動きやすそうではある。短めの袖からは、ピラピラレースがついたシャツが覗き手元を半分隠しているのはちょっと邪魔そうだが。
そうして幼稚園以来の半ズボン、、、股上が深く、ヘソ辺りから腰のラインに合わせてピッタリしたデザイン。サイドに三つボタンで留められている。だが何故か丈が短い。短すぎる。布が足りなかったのかと疑うぐらい短い。今すぐ布買ってくるから付け足して欲しい。膝上まであるブーツを履いているけど、この太ももの晒された隙間を漂う寒さは何だ。
「、、、、、、、、で、フランくん、この服はなんですか?」
寝起きから衝撃的な物を見せられ、混乱していた頭が正当な疑問を叩き出した。
で、なんなのマジで。
「魔法戦士のコスチュームですよ!悪と戦う時は王国の使者だって誰の目から見てもわかるようにしないといけません!!」
お、王国のセンスゥ、、、。
でも、言われてちょっと納得した。いやこの服は納得できないけどね!?
ストロベリーがバレバレの変装してるなぁと、よくモブ仲間と話してたけど、これ変装じゃなくてコスチュームだったのか。別に正体隠したかった訳ではなかったんだな。まぁ顔晒して服変えただけで正体バレないなんてありえないもんなぁ。こんな変な服着ても、俺はどう見ても俺だし。
「歴代の魔法戦士も、こういったコスチュームで正体隠してたんですよ」
「???」
ちょっと何言っているか分かりませんね。
「ヨータの初出動が楽しみです。一緒に怪人改心させましょうね!」
鏡越しの笑顔で言われた言葉に、俺はハッとした。
俺、この格好で人前出るの?!ただでさえモブ仲間には、王国側に寝返ったのがバレるの気まずいっていうのに、更にこんな変な服着てるの見られたら、、、、、
(無理、無理、無理、無理!)
思わずフランくんを振り返って訴えようとしたら、
「あと、この前髪上げてみませんか?もっと似合うと思いますよ」
と後ろから前髪をかき上げられた。真ん中からふんわりと分けられた髪の間から、見慣れたはずの自分の顔を見て驚いた。
「!?目が、、目が緑色になってる!!!」
「あぁ、、、やっぱり綺麗なエメラルドグリーンですね。勿体無いですが周りにも見せてあげましょう」
自分の顔が自分じゃなくて、目の色だけでこんなに印象が変わることにも驚いたけど、そもそもなんでこんなことに!?
「俺の魔力が、しっかり満たされている証拠です」
ますます笑みを深めて、嬉しそうにフランくんが教えてくれた。これは騎士にはそれぞれ魔力に色があり、それが魔法使いの目に現れるらしい。つまり、フランくんから魔力をもらっている証拠なんだとか。
改めて鏡を見ると元々前髪で顔の大半を隠していたからか、しっかり額まで見えるほど髪を分けて、しかも黒かった目が透き通るような緑色なせいか別人になったような気がした。絶対着ないような変な服着てるし。
いやいや、でも、、本人バレてないと思って周りからバレバレって言うのが一番恥ずかしい。
本当に大丈夫か、何度も鏡を見て確認していると後ろから笑い声が聞こえた。
「心配しなくてもちゃんと可愛いですよ」
「そういうことじゃなくてさぁ、、」
本当にバレないか心配してるのに、フランくんは的外れな事を言って笑っている。信用出来ないので、別の人の意見が知りたい。
(日菜に相談してみようかな、、、でもこの格好見せるの恥ずかしい、、)
「それにこの服が素晴らしいのは、可愛いだけではないんですよ」
鏡の中の自分に夢中(語弊はあるが否定はしない)になっていたら、フランくんが体をピッタリ密着させて、むき出しの太ももをずっと撫でていた。息が耳元にかかりその熱さにハッと顔を上げると、欲情したフランくんの目と鏡越しに目が合った。
「もし、途中で魔力が切れても、、」
チチチチチチ、、、と不穏な音が下から、正確に言うと俺のお尻辺りから聞こえる。
丈は足りないが、お尻はちゃんと包んでくれているはずの半ズボン越しにフランくんの手を感じていたが、グッとあるはずのない隙間から熱を孕んだ物が入り込んできた。
「こうして戦闘中でも魔力の補給ができるんです。んっ、、はぁ、、」
「えっ、、あぁっっっ、、、うそっ!?」
じゅぼっと下品な音を立てながら、あっという間に俺の中に入ってきたのは今朝まで何度も出し入れされてたモノだった。
後ろからのしかかられて、思わず鏡に手を突くとだらしない顔をした自分が目に入り、慌てて目を逸らした。
「な、何で!?、、あっぁっ、、」
「、、んっ、、お尻に、ジッパーを取り付けました。はっ、、はぁ、これでいつでも、、ヨータを愛して、、あげれます、、」
片足を持ち上げられて、下からがんがんに突き上げられているのに、昨日から散々慣らされたそこは貪欲にフランくんを飲み込んでしまう。
「あぁ、、でもこんなに可愛いヨータは、、誰にも見せられませんね、、」
情欲に潤んだフランくんの目がうっとりと鏡を見ながら、耳を舐められる。
「あっ、、あたり、前、、、外とか、あぁぁ、、無理ぃぃ、、」
その後たっぷり中に出されて、思わず鏡を見たら目の色が鮮やかになったのは気のせいだよね!?
「!!!!?っっ」
肌触りのいい寝具に包まれ、幸せな朝の二度寝に突入していた俺は、日菜の可愛らしい目覚ましコールじゃなく、突然聞こえたイケボの大声に心臓が止まるかと思うほど驚いた。
人間が一番油断している時にあんな大きな声勘弁して欲しい。
驚きすぎた俺は今どこにいるのかも分からなくなり、軽くパニック状態だったが、大声の主フランくんはそんなのお構いなしに俺を地上の楽園、、ベッドから引きずり降ろした。
あぁ布団が俺を離したくないって泣いてるよ、、、
「さぁヨータ、早速着てみてください!」
嫌々立たされて服を脱がされる。普段なら恥ずかしがるかも知れないが、無理矢理起こされた俺は寝起きで回らない頭で成すがままにされていた。
だいたい服って何のこと、、?それ俺の睡眠より大事なの、、あーなんかイライラしてきた。だいたい昨日お風呂の後も大変な目にあって(いや、、俺も楽しんだけど)今日は一日寝てたいぐらいなのに。
寝ぼけて頭の回転が鈍っていた俺が、やっと無理矢理起こされたことに腹を立て始めた頃にはすっかり着替えが終了。
さぁこのブーツ履いて。って膝上まである白いロングブーツを渡された。
起こされた恨みで言うこと聞きたくなくて無視してたら、まだ寝てると思われたのかフランくんがイスに座った俺に跪いて丁寧に履かせてくれた。こ、これは悪くないかもね。フン。
なんて、ちょっと気分を良くした俺は、改めて服を見たら一気に目が覚めた。
な、な、なんじゃこりゃーーー!!!!!
俯いた視界にまず入ったのが白いピラピラ。俺の胸元が白いピラピラに覆われている。おまけに手元もレースが何重にも重なっているよ??
そして更にその下に履いてたのは半ズボン!!半ズボンなんて最後に履いたの幼稚園の制服以来だよ。膝上のロングブーツのおかげで大半を覆われた足は、肌面積は少ないものの完璧な絶対領域を作っていた。
あの美少女には不可欠な絶対領域。あれ?男でしかも少年ですらない俺が太もも出していいの?犯罪で捕まらない?
「ヨータ!可愛いいーー!!ほら!見てください。すっごく可愛いですよ!」
頭と目をぐるぐるさせている俺を、興奮したフランくんが鏡の前まで引っ張る。全身が映る姿見の前で俺は改めて何を着せられたかを把握した。
全体としては配色はセルリアンブルーと言うらしい青緑色に、白が差し色になったまるで貴族みたいな服。
白シャツの胸元にはピラピラとレースの襟が配置され、ダブルでしっかり閉じられたジャケットの胸元からはみ出している。そりゃあもう冬の猫の胸毛かよっ。てツッコミたくなるぐらいふわふわしてる。
ジャケットは前丈が短く後ろに長い。後ろは膝ぐらいまで長いが燕尾服と言うのか、二つに分かれているので動きやすそうではある。短めの袖からは、ピラピラレースがついたシャツが覗き手元を半分隠しているのはちょっと邪魔そうだが。
そうして幼稚園以来の半ズボン、、、股上が深く、ヘソ辺りから腰のラインに合わせてピッタリしたデザイン。サイドに三つボタンで留められている。だが何故か丈が短い。短すぎる。布が足りなかったのかと疑うぐらい短い。今すぐ布買ってくるから付け足して欲しい。膝上まであるブーツを履いているけど、この太ももの晒された隙間を漂う寒さは何だ。
「、、、、、、、、で、フランくん、この服はなんですか?」
寝起きから衝撃的な物を見せられ、混乱していた頭が正当な疑問を叩き出した。
で、なんなのマジで。
「魔法戦士のコスチュームですよ!悪と戦う時は王国の使者だって誰の目から見てもわかるようにしないといけません!!」
お、王国のセンスゥ、、、。
でも、言われてちょっと納得した。いやこの服は納得できないけどね!?
ストロベリーがバレバレの変装してるなぁと、よくモブ仲間と話してたけど、これ変装じゃなくてコスチュームだったのか。別に正体隠したかった訳ではなかったんだな。まぁ顔晒して服変えただけで正体バレないなんてありえないもんなぁ。こんな変な服着ても、俺はどう見ても俺だし。
「歴代の魔法戦士も、こういったコスチュームで正体隠してたんですよ」
「???」
ちょっと何言っているか分かりませんね。
「ヨータの初出動が楽しみです。一緒に怪人改心させましょうね!」
鏡越しの笑顔で言われた言葉に、俺はハッとした。
俺、この格好で人前出るの?!ただでさえモブ仲間には、王国側に寝返ったのがバレるの気まずいっていうのに、更にこんな変な服着てるの見られたら、、、、、
(無理、無理、無理、無理!)
思わずフランくんを振り返って訴えようとしたら、
「あと、この前髪上げてみませんか?もっと似合うと思いますよ」
と後ろから前髪をかき上げられた。真ん中からふんわりと分けられた髪の間から、見慣れたはずの自分の顔を見て驚いた。
「!?目が、、目が緑色になってる!!!」
「あぁ、、、やっぱり綺麗なエメラルドグリーンですね。勿体無いですが周りにも見せてあげましょう」
自分の顔が自分じゃなくて、目の色だけでこんなに印象が変わることにも驚いたけど、そもそもなんでこんなことに!?
「俺の魔力が、しっかり満たされている証拠です」
ますます笑みを深めて、嬉しそうにフランくんが教えてくれた。これは騎士にはそれぞれ魔力に色があり、それが魔法使いの目に現れるらしい。つまり、フランくんから魔力をもらっている証拠なんだとか。
改めて鏡を見ると元々前髪で顔の大半を隠していたからか、しっかり額まで見えるほど髪を分けて、しかも黒かった目が透き通るような緑色なせいか別人になったような気がした。絶対着ないような変な服着てるし。
いやいや、でも、、本人バレてないと思って周りからバレバレって言うのが一番恥ずかしい。
本当に大丈夫か、何度も鏡を見て確認していると後ろから笑い声が聞こえた。
「心配しなくてもちゃんと可愛いですよ」
「そういうことじゃなくてさぁ、、」
本当にバレないか心配してるのに、フランくんは的外れな事を言って笑っている。信用出来ないので、別の人の意見が知りたい。
(日菜に相談してみようかな、、、でもこの格好見せるの恥ずかしい、、)
「それにこの服が素晴らしいのは、可愛いだけではないんですよ」
鏡の中の自分に夢中(語弊はあるが否定はしない)になっていたら、フランくんが体をピッタリ密着させて、むき出しの太ももをずっと撫でていた。息が耳元にかかりその熱さにハッと顔を上げると、欲情したフランくんの目と鏡越しに目が合った。
「もし、途中で魔力が切れても、、」
チチチチチチ、、、と不穏な音が下から、正確に言うと俺のお尻辺りから聞こえる。
丈は足りないが、お尻はちゃんと包んでくれているはずの半ズボン越しにフランくんの手を感じていたが、グッとあるはずのない隙間から熱を孕んだ物が入り込んできた。
「こうして戦闘中でも魔力の補給ができるんです。んっ、、はぁ、、」
「えっ、、あぁっっっ、、、うそっ!?」
じゅぼっと下品な音を立てながら、あっという間に俺の中に入ってきたのは今朝まで何度も出し入れされてたモノだった。
後ろからのしかかられて、思わず鏡に手を突くとだらしない顔をした自分が目に入り、慌てて目を逸らした。
「な、何で!?、、あっぁっ、、」
「、、んっ、、お尻に、ジッパーを取り付けました。はっ、、はぁ、これでいつでも、、ヨータを愛して、、あげれます、、」
片足を持ち上げられて、下からがんがんに突き上げられているのに、昨日から散々慣らされたそこは貪欲にフランくんを飲み込んでしまう。
「あぁ、、でもこんなに可愛いヨータは、、誰にも見せられませんね、、」
情欲に潤んだフランくんの目がうっとりと鏡を見ながら、耳を舐められる。
「あっ、、あたり、前、、、外とか、あぁぁ、、無理ぃぃ、、」
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