不思議なハートの力

ひろの助

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第Ⅳ章。「電子の世界」

9、世界創造①②

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--世界創造①--

キーボードはタプレットになり、
画面は液晶薄型ワイド、
画面を触っても動くセンサーに成っている。
ボックスにはアイ(目)がついている。
そして、ボックスの頭上に球体があり、
光が球の面と中心に向かって走っている。
これは、セキュリティである。
ガラスの面から飛べない電子は、入ってこれない。

「真菜美さん。凄い!
 街が出来ています」
レイナは、おどろいて喜んで声を上げた。

「レイナさんが住む街。
 何か電子も街に住みたいんじゃないかと思って」
真菜美は、意外と気がやさしい。
レイナは、今まで、サーバーの中をさまよっていた。
基板きばん(マザーボード)が街になっていた。

道を光の玉がいそがしく走って行く。
街は、電子のかがやきを放っている。
真菜美の家がある。
「おじゃまします」
レイナは、挨拶あいさつがいるのか分からなかったが、一言いって玄関を開けた。
「はぁーい。お帰り」
電子の精が返事した。
この町に住む電子の妖精である。

「真菜美さん 誰か家にいますよ」
レイナは、またも驚いた。

「2階の部屋にあがってて」
真菜美は、上がって待つようにレイナに言った。

電子の精は、真菜美さんのエネルギーが気持ちを生み姿になったものである。
電子の精は、レイナに説明した。

「私も電子の世界に行くね」
(急がないと。トモがあぶない)
真菜美は、あわてていた。

「マナ マナ 世界が止まってるぅ マナ」
外から雅美まさみが呼ぶ声がする。
真菜美は、窓を開けた。
玄関の前に雅美が立っていた。
「なんで、私ら動けるの?」( ゚Д゚)
雅美は、大声でさけんだ。


--世界創造②--

繰り返しになるが、

真菜美は、朋子を助け出す準備としてパソコンをアップグレードした。
パソコンの中には、真菜美の地域の街が出現していた。
その中では、電子が具人化されていた。
真菜美が電子の世界にいるレイナに出来栄できばえを聞いた。
レイナは、真菜美の想像力に関心した。
そこに、雅美が現れた。(リアルの世界の方だけどね)
「マナ 人が止まってる」
ちょっと繰り返しになるが、叫んだ。

「入って来て」真菜美は、二階から顔を出し雅美を呼んだ。
「お邪魔じゃまします」
雅美は、恐れもなく挨拶して入った。

真菜美の母は、夕食のジャガイモを左手に持ち、
右手に包丁を持ち、むきかけたまま止まっている。
(やっぱり、みんな止ってるんだ)
雅美は、不思議であり不安でもあった。
だが、もう一人ではない。

「二階 二階 上がってきて」
真菜美は、誘導する。
雅美は、真菜美に会えてホットした。

「マナ。何が起こっているの?」
雅美には、訳が分からない。

「この状況を生んだ原因は、トモのパソコンから始まるの。
 朋が買ったパソコンに古代の神様が居て、
 その神様は、世界の征服をねらっていて、
 朋をエネルギー元として、
 コンピュータを動かし、何かをたくらんでいる。
 朋は、電子の世界に閉じ込められているの」
真菜美は、い摘んで説明した。

「朋が危ないの!」
雅美は、成績では朋子がライバルであるが友達でもある。
友達を危機からの救出に手を貸さないわけもない。

「雅美も来て 助けに行くの」
真菜美は、気を吐いた。
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