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◆悪役令嬢の処罰◆
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「信じるよ、ローザ。君がお仕置きのあいだ自分の可愛いソコに触っていないって」
ベッドの横にエドアルドが腰掛けた。マットレスがずしりとたわむ。彼の、欲望に濡れた甘い声。
明かりに照らし出されながら自分を慰めていたローザは、期待で震えた。熱い液体が尻まで伝わっている。
「エドアルドさま……。ごめんなさい」
小さな突起をいじる手を止められないまま、ローザは泣いた。
きっと自分はこのまま国から追放されるのだろう。せめて、最後にこの大好きな元婚約者に抱かれたい……。
暗い室内でランプに照らされた彼の黄金の髪。こちらを見つめるアイスブルーの瞳。整った顔立ちとバランスのよい体躯。男の色香にあふれた彼は、理想の王子様だった。
「わたくしが悪いの。処罰はわたくしだけにしてください……。わたくしは明日、国外に追放されるのでしょう?」
「! なぜ?」
「わたくしが――貴方たちを――裏切ってしまったから。婚約者がふたりもいながら、違う男性を……慰めてしまったから。だからせめて、最後に……わたくしを抱いてくださいますか?」
「……チェリオも?」
「いえ」
ローザはまっすぐエドアルドを見つめた。
ここがゲームの世界だと気付いた時、彼はすでにローザの婚約者だった。
前世でも大好きだったキャラクター。
「まずは、貴方に抱いていただきたいのです」
エドアルドは室内の暗がりへと視線をやった。
「まあ、そいつは妥当でしょうね殿下。最初の婚約者は貴方だ」
チェリオの声。
「ローザさまを寂しくさせたのは、貴方たちですよぅ。ちゃんと責任をとってくださいね、殿下」
リリィはちょっと怒っているようだった。
そして――。
なにかが引っかかったローザだったが、エドアルドが優しく抱きしめてくれて霧散した。ぎゅっと抱きしめ返す。
「可愛い可愛いローザ、大好きだよ。……君がどれほど罪作りでも」
苦さを含んだ甘い声は、チョコレートのよう。優しいキスがふってきた。
ベッドの横にエドアルドが腰掛けた。マットレスがずしりとたわむ。彼の、欲望に濡れた甘い声。
明かりに照らし出されながら自分を慰めていたローザは、期待で震えた。熱い液体が尻まで伝わっている。
「エドアルドさま……。ごめんなさい」
小さな突起をいじる手を止められないまま、ローザは泣いた。
きっと自分はこのまま国から追放されるのだろう。せめて、最後にこの大好きな元婚約者に抱かれたい……。
暗い室内でランプに照らされた彼の黄金の髪。こちらを見つめるアイスブルーの瞳。整った顔立ちとバランスのよい体躯。男の色香にあふれた彼は、理想の王子様だった。
「わたくしが悪いの。処罰はわたくしだけにしてください……。わたくしは明日、国外に追放されるのでしょう?」
「! なぜ?」
「わたくしが――貴方たちを――裏切ってしまったから。婚約者がふたりもいながら、違う男性を……慰めてしまったから。だからせめて、最後に……わたくしを抱いてくださいますか?」
「……チェリオも?」
「いえ」
ローザはまっすぐエドアルドを見つめた。
ここがゲームの世界だと気付いた時、彼はすでにローザの婚約者だった。
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「まずは、貴方に抱いていただきたいのです」
エドアルドは室内の暗がりへと視線をやった。
「まあ、そいつは妥当でしょうね殿下。最初の婚約者は貴方だ」
チェリオの声。
「ローザさまを寂しくさせたのは、貴方たちですよぅ。ちゃんと責任をとってくださいね、殿下」
リリィはちょっと怒っているようだった。
そして――。
なにかが引っかかったローザだったが、エドアルドが優しく抱きしめてくれて霧散した。ぎゅっと抱きしめ返す。
「可愛い可愛いローザ、大好きだよ。……君がどれほど罪作りでも」
苦さを含んだ甘い声は、チョコレートのよう。優しいキスがふってきた。
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