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◆弟の提案◆
3 ※
断罪の夢を見た。
婚約者たちがいるのに、生徒会での大切な友人であるカルミネの牡を舐めてしまった時だ。城の寝室に連れて行かれて、みんなの前で自分を慰めることになった。
「……あ……」
思考に甘い霧がかかったようだ。全身が熱くてちからが入らない。酔ったような……もしかしたら夕食のカクテルのアルコール度が高かったのだろうか。
誰かが、スリットを舐めている――夢。
「……ふあっ」
舌がひだの隙間から入り込んできたり、ローザが弱い突起をちゅっと吸う。
「あんっ」
「すごい、ぬるぬるだ……」
どこか聞き覚えのある声質のひとりごと。
「うん、こっちもすごい……柔らかい……」
別の――やはり聞き覚えのある声。
胸が揉まれている。そして先端が舐められて、ローザの全身がはねた。
「……ああんっ」
断罪の再現だ。
彼らの顔はやはりよく見えない。
しかし、足を擦り合わせようとしたのに引っかかって寄せられない。両足首がなにか――ロープのようなものに縛られているらしい。
「まだ、入れるなよ。それは決まってからだ」
「わかってる……」
荒い息づかいで、彼らは小声で囁いている。
全身が撫でられて、舐められている。
「……ずっと、こうしたかったんだ……」
婚約者たちはみなそう言う。
ずっとローザを愛していたのだと。
ずっとローザを抱きたかったのだと。
そんな価値が自分にあるなんて思えないのに。
彼らはみんな、とても魅力的な男性たちだ。優しくて、強くて、美しくて、聡明だ。それなのになぜ、ローザを求めて手を伸ばしてくれるのだろう。
頭を振って、自分が目隠しをされていることに気が付いた。
「……?」
わずかに浮かびあがった疑問は、飲まされた催淫薬の中にトロトロと沈んでいく。
甘い快感が思考を奪う。
スリットに潜り込んできた指が、ぐちゃぐちゃと濡れた音をたてて、ざらつく壁を引っかいた。
「やっ、あっ!」
足の指先までのばして震える。
乳房を吸われて、色づいた先端を指先にひねられる。
「……あっ、あっ、だめ……」
舌っ足らずに懇願するほどに、彼らは煽られる。
クリトリスを強く吸われ、ヴァギナに何本も指を入れられ、胸の先端をこすられる。ローザは何度も何度もイッた。
◆ ◆ ◆
翌朝。
恥ずかしい夢を見てスリットを濡らしたローザは、起きあがった。
全身は綺麗に拭われ、シーツに痕跡はなく、足には……片足にかすかに縛られたような痕がある。
「……?」
思考は霧がかかったようで、詳細はよく覚えてはいない。
夢といえば夢のよう。
しかし微妙な違和感もあった。
だけど、公爵家の自室にいったい、家族以外の誰が入れるというのだろう。
着替えて食堂に行く。
「おはよう、姉上」
「おはようございます、ミズローザ」
双子のようによく似た少年たちが、優雅に朝食をとっていた。
→次章に続く
婚約者たちがいるのに、生徒会での大切な友人であるカルミネの牡を舐めてしまった時だ。城の寝室に連れて行かれて、みんなの前で自分を慰めることになった。
「……あ……」
思考に甘い霧がかかったようだ。全身が熱くてちからが入らない。酔ったような……もしかしたら夕食のカクテルのアルコール度が高かったのだろうか。
誰かが、スリットを舐めている――夢。
「……ふあっ」
舌がひだの隙間から入り込んできたり、ローザが弱い突起をちゅっと吸う。
「あんっ」
「すごい、ぬるぬるだ……」
どこか聞き覚えのある声質のひとりごと。
「うん、こっちもすごい……柔らかい……」
別の――やはり聞き覚えのある声。
胸が揉まれている。そして先端が舐められて、ローザの全身がはねた。
「……ああんっ」
断罪の再現だ。
彼らの顔はやはりよく見えない。
しかし、足を擦り合わせようとしたのに引っかかって寄せられない。両足首がなにか――ロープのようなものに縛られているらしい。
「まだ、入れるなよ。それは決まってからだ」
「わかってる……」
荒い息づかいで、彼らは小声で囁いている。
全身が撫でられて、舐められている。
「……ずっと、こうしたかったんだ……」
婚約者たちはみなそう言う。
ずっとローザを愛していたのだと。
ずっとローザを抱きたかったのだと。
そんな価値が自分にあるなんて思えないのに。
彼らはみんな、とても魅力的な男性たちだ。優しくて、強くて、美しくて、聡明だ。それなのになぜ、ローザを求めて手を伸ばしてくれるのだろう。
頭を振って、自分が目隠しをされていることに気が付いた。
「……?」
わずかに浮かびあがった疑問は、飲まされた催淫薬の中にトロトロと沈んでいく。
甘い快感が思考を奪う。
スリットに潜り込んできた指が、ぐちゃぐちゃと濡れた音をたてて、ざらつく壁を引っかいた。
「やっ、あっ!」
足の指先までのばして震える。
乳房を吸われて、色づいた先端を指先にひねられる。
「……あっ、あっ、だめ……」
舌っ足らずに懇願するほどに、彼らは煽られる。
クリトリスを強く吸われ、ヴァギナに何本も指を入れられ、胸の先端をこすられる。ローザは何度も何度もイッた。
◆ ◆ ◆
翌朝。
恥ずかしい夢を見てスリットを濡らしたローザは、起きあがった。
全身は綺麗に拭われ、シーツに痕跡はなく、足には……片足にかすかに縛られたような痕がある。
「……?」
思考は霧がかかったようで、詳細はよく覚えてはいない。
夢といえば夢のよう。
しかし微妙な違和感もあった。
だけど、公爵家の自室にいったい、家族以外の誰が入れるというのだろう。
着替えて食堂に行く。
「おはよう、姉上」
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双子のようによく似た少年たちが、優雅に朝食をとっていた。
→次章に続く
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