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優等生は記憶喪失?!
優等生は記憶喪失?!
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「そうだった、あんた、記憶喪失とか美玲が言ってたな。」
私が記憶喪失なんて…。
親にも言われてない…?何故?
ダメだ、思い出せない…。
駅でぶつかったのは、麻大和という同級生の男子だった。
「今日から、外国語活動では、外国人講師の方に授業をお願いしています。皆さん、礼儀正しくね。」
「はい。」
あぁ、そういえば私、職員室に呼びに行くんだっけ。
「失礼します、有栖川です、外国人講師の方をお呼びしたいと思い、来ました。」
「オー、ワカッテマス、アナタガアリスガワサンデスカ!ハジメマシテデス。ワタシハジョンデス。デハクラスマデアンナイヨロシクデス。」
決して上手ではないが、日本語は一応話せるようだ。
「了解です。では、失礼します。」
他の先生達に挨拶して、教室に向かった。
いつもより一段と楽しい英語の授業は、とても充実していた。
学校の帰りに、れなはケーキ屋を訪れた。
確か…。
ケーキ…。ケーキを見ると何だかほっとする。
何か有るかも…。
ケーキ屋、ショパン。
ショパンは作曲家で有名だ。
何故この名前なのだろう…。
とりあえず、れなはケーキを一つ買い、勉強のお供に食べることにした。
推理。私は記憶喪失…。どこまでの記憶を覚えているのかには、限りがあるはず。
その限りを、見つけるのだ。
複雑な気持ちだった。あまり、良くないはずなのに、何故かウキウキする。
それに、親は私に記憶喪失だなんて一言も言ってないし、私だって認めてない。
なのに何故あの麻くんは私を記憶喪失と言ったのか。
うーん、難しい。
私が記憶喪失なんて…。
親にも言われてない…?何故?
ダメだ、思い出せない…。
駅でぶつかったのは、麻大和という同級生の男子だった。
「今日から、外国語活動では、外国人講師の方に授業をお願いしています。皆さん、礼儀正しくね。」
「はい。」
あぁ、そういえば私、職員室に呼びに行くんだっけ。
「失礼します、有栖川です、外国人講師の方をお呼びしたいと思い、来ました。」
「オー、ワカッテマス、アナタガアリスガワサンデスカ!ハジメマシテデス。ワタシハジョンデス。デハクラスマデアンナイヨロシクデス。」
決して上手ではないが、日本語は一応話せるようだ。
「了解です。では、失礼します。」
他の先生達に挨拶して、教室に向かった。
いつもより一段と楽しい英語の授業は、とても充実していた。
学校の帰りに、れなはケーキ屋を訪れた。
確か…。
ケーキ…。ケーキを見ると何だかほっとする。
何か有るかも…。
ケーキ屋、ショパン。
ショパンは作曲家で有名だ。
何故この名前なのだろう…。
とりあえず、れなはケーキを一つ買い、勉強のお供に食べることにした。
推理。私は記憶喪失…。どこまでの記憶を覚えているのかには、限りがあるはず。
その限りを、見つけるのだ。
複雑な気持ちだった。あまり、良くないはずなのに、何故かウキウキする。
それに、親は私に記憶喪失だなんて一言も言ってないし、私だって認めてない。
なのに何故あの麻くんは私を記憶喪失と言ったのか。
うーん、難しい。
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