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「どうにも最近のシシリーはいけませんね。」
ラナが目にもみえない速さで、ナイフを自分の息子に投げつける。
どうにもこの母親は頭がおかしい。
自分の息子にナイフ投げつけるか?
「お母さん、」「ラナ」
「うわの空になることばかりで。
何か心配ごとでも?」
更に投げつけそうな母を2人がかりで止めにはいる。
ちなみに使用人もいつのまにか避難している。
人間の家族とはこうも過干渉なのか。
とか思ってるとまたナイフが飛んできそうなので話題をそらす。
「そんなことないよ。それより」
適当に母親がくいつきそうな話題にすりかえて事なきをえる。
ハルトが、「わかってるよ」とでも言いたげに私にだけウィンクしてくる。
何か誤解してそうだが。
意外にといっては失礼か。
だが。しっかりと見ているのは事実だ。
ラナが目にもみえない速さで、ナイフを自分の息子に投げつける。
どうにもこの母親は頭がおかしい。
自分の息子にナイフ投げつけるか?
「お母さん、」「ラナ」
「うわの空になることばかりで。
何か心配ごとでも?」
更に投げつけそうな母を2人がかりで止めにはいる。
ちなみに使用人もいつのまにか避難している。
人間の家族とはこうも過干渉なのか。
とか思ってるとまたナイフが飛んできそうなので話題をそらす。
「そんなことないよ。それより」
適当に母親がくいつきそうな話題にすりかえて事なきをえる。
ハルトが、「わかってるよ」とでも言いたげに私にだけウィンクしてくる。
何か誤解してそうだが。
意外にといっては失礼か。
だが。しっかりと見ているのは事実だ。
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