魔王やめて人間始めました

とやっき

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少年期・ギルド編

3-8 国王、正体を知る

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「陛下、ご機嫌がよろしいようですな。何かございましたか?」

「なかなか面白い少年、いや幼児に会ったのだ。見た目はただの子供だが、中身は大人と取り替えたような、不思議なやつであった」

 とある五歳児を思い出しながら、ご機嫌な様子で左大臣と会話を始めるデクスター。

 ここは王城の一角にある王の執務室。
 デクスターと左大臣は先ほどまで政治的な話をしていたが、それがひと段落ついてちょっとした雑談タイムに突入しているのだ。

「左様でございますか。そのものが貴族の男子でしたら、明後日の陛下の誕生記念パーティーに招待いたしてはどうでしょう?」

 ちょうど明後日に、国王の誕生日ということで毎年王城で開かれているパーティーがあるのだ。
 例年多くの貴族たちが集まり、立食形式で料理を楽しんだり、ダンスフロアで踊りを楽しんだりと、社交の場としてかなり盛り上がる行事の一つである。

 無論そこには貴族しか招待されないが、くだんの男の子はまだ幼いとは言え伯爵家の長男である。
 招待するのには十分な家柄であり、時期的にもちょうど良かった。

「うむ、良き案だ。マクシュガル家は毎年かかさずパーティーに来ている。早速、当主に追加の招待状を送るとしよう」

「それでしたら、ココレラ殿下から誘うという形にしてみてはいかがでしょう。マクシュガル家の男児と言えば、エルリック・マクシュガル殿のこととお見受けします。エルリック殿と殿下はご学友にして同じクラス。これからの仲を深める機会となるのでは無いでしょうか?」

「なかなか詳しいではないか。流石はデンタナ家随一の頭脳と言われ、我が軍を指揮してきた元軍師であるな」

「いやはや、恐れ多い。公爵の位は息子に譲り、軍師の座も退き、今はただの耄碌でございますよ。ココレラ殿下のことも孫娘のイリシアから色々と聞かされておりまして、少しばかり知っていただけにございます」

「謙遜しなくとも良い。余が貴殿という人材を高く評価していたからこそ、左大臣として抜擢したのだ。これからも我が左腕のように活躍を期待しているぞ」

「陛下のお言葉、恐悦至極に存じます」

 ちなみにデクスターは左利きのため、右腕のようにと同じ意味で言っている。
 この国では右大臣よりも左大臣の方が権力が上であるのだが、これは何かの偶然かもしれない。

「では後でココレラとセニャに、彼を余のパーティーに招くように伝えておこう。それでは、少し出てくる」

「はい、雑務はお任せ下さい」

 デクスターは椅子から立ち上がり、部屋を出ていった。

 そのまま王城内を探索するように歩き回る。
 これは彼が小さい頃からいつもやっている日課のようなものであった。

 王城にいる限りはいつも、何か変わったところが無いかしっかりチェックして回っているのだ。


「その宗教、凄いらしいのよ。信じると本当に神様の加護が働くみたいなのよ」
「え、本当なんですか? そういう話って、てっきり嘘っぱちなものばかりにしか思えません」
「私も知ってる! 知り合いのメイドが入信したら本当に神様の加護を受けたんだって!」

 デクスターがのんびり王城を歩いていたら、メイドたちの噂話が聞こえてきた。

 どうやら宗教についての話をしているらしい。

 デクスターはこのように、メイドの話を良く聞くように心がけている。
 彼はメイドの娯楽というものを、ゴシップ系の話題できゃっきゃと盛り上がることだと認識している。

 例えば10年前、とある大貴族が謀反を考えていたのだが、それがメイドたちの噂で広がっていたのだ。
 その噂を偶然聞いたデクスターは、事前に貴族を弾圧して謀反を防ぐことができた。

 デクスターはそれからというもの、メイドたちの立ち話に注意深く耳を傾け、何か変わったことや問題がないかを調べている。

 今回で言えば怪しい宗教の存在だ。

 信じた者のみに加護が与えられて救われるなんて話は、どこにでも転がっていそうである。

 何か他の宗教との決定的な違いがあるのかもしれないと興味を持ったデクスターは、隠密スキルを使って息を殺しながらメイドたちの話を聴いた。

 ちなみに隠密スキルは、暗殺されないための国王のたしなみである。

「メイドたちの間で流行り始めたんだけど、今やお貴族様も注目しているらしいのよ。例えばデンタナ公爵家。当主が入信したらしくて、それからというもの持病の酷い喘息が治ったり、生意気な娘がおしとやかになったりしたらしいわ」

「イリシア様のことなら聞いたことがあります。確か初日から学園で決闘騒ぎを起こしたけど、今は喧嘩した男の子とも仲良くなって、人を見下したり悪口言ったりすることが無くなったって聞いてます」

「それが当主が入信した直後に起きたってことよね! あの生意気お嬢様も、今やおしとやかで上品な女性になっているらしいわね」

 噂とは事実ではないことが混じることがしばしばである。


 メイドの話を聞きながら、デクスターは感心していた。

 病や悪い性格をも治してくれるという宗教。
 そんな素晴らしい宗教をこの国から広めることができれば、救われる者も多くなるはずだ。

 これは現在のデンタナ当主に詳しい話を聞く必要がありそうだ、と心の中にメモをするデクスター。
 メイドたちのおしゃべりはまだまだ終わりそうにないので、もう少し聞いておこうとまた耳を傾ける。


「そうそう、入信して出資者になった貴族ってデンタナ公爵家だけじゃないみたい。他にも侯爵家や伯爵家、男爵家からも続々と入信しているみたい。身分差が求められないから、王都民の入信も激増しているらしいわ。さらに奴隷まで入信オッケーみたい。それに、貴族たちの出資によって教会が既に半分以上完成しているらしいのよ。そこが本部になるみたいで、他にも教会の建設予定の場所が何箇所もあるって聞いたわ」

「そうなんですか!? 大人気なんですね。わ、私もお試しで入ってみます!」

「あたし病気の妹がいるから、休みの日になったら一緒に行ってみる! 教会本部の場所ってどこにあるの?」

 自分の知り得ないところで、なんと貴族たちの間でも大ブームのようである。
 デクスターは小さく「何で誰も余に教えてくれぬのだ」といじけた子供のように呟いてしまった。

「本部は確か、そうそうマクシュガル伯爵家の二軒隣にあるみたい。まだ工事中だけど一階部分は完成してて、教会関係者は常にいるらしいわよ」

「ありがとうございます! 明日お休みの日なので早速行ってきます!」

「あたしは明々後日が休み! もしかしたら妹が助かるかもしれないから、藁にもすがる思いで行ってくるよ!」

 そこでメイドたちの話題は切り替わり、デクスターはトボトボと執務室に戻った。

 どうやら左大臣は全ての雑務をこなしてくれたようで、机の上は綺麗に片付いていて、書類が整理されて置かれていた。


「余はどうすべきか。どうするべきなのか」

 椅子に腰掛けてブツブツと同じようなフレーズばかりを呟く国王。

 実はごく一部の人しか知り得ない情報なのだが、王妃おうひと言える第一きさきが難病を患って寝込んでいるのだ。

 表向きにはお腹に子を宿して安静にしていると公表しているのだが、その病は深刻なものであった。

 妃のかかった病は、四六時中全身に痛みが襲いかかり続けるという未知の奇病である。
 常に全身をナイフで斬り刻まれるような痛みが走り続け、髪の毛一本触られても頭皮に激しい痛みが走り、気を失いそうになるほどである。

「信じるものを救う宗教。病を治してくれる宗教・・・」

 一国の王という立場で、一つの宗教に肩入れすることはあまり望ましくはない。

 しかしあのメイドが言っていたように、今は藁にもすがりたい思いであるのだ。

 状態異常を治すと言われている高価な秘薬でさえも、王妃の病は治らなかった。

 辛すぎて何度も自殺したいと言う王妃に、デクスターは励ましの言葉をかけ続け、その中で絶対に病を治す方法を見つけると約束してしまったのだ。

 それが今、目の前にあるかもしれない。
 手に届く場所に、救いの光がさしているのかもしれない。

 だが、王という地位がそれを邪魔してしまう。

「一国の王の立場と、この世で一番愛するひとを天秤にかけるとは。余は男として最低であるな」

 王という立場はわきまえている。それでも愛する女性を救わずして男を名乗って良いものか。

 愛する女も救おうとしないこんな最低な男に、国民は付いてきてくれるだろうか。

「悩むのはやめだ! 王の立場など知ったものか!」

 机を叩きつけるかのように立ち上がったデクスター。

 彼はすぐに馬車を用意させ、マクシュガル家の近くの工事中の教会へと急いだ。





「迷える者ですね。ようこそエルズオルム教の教会にいらっしゃいました。まだ建設途中でしてお見苦しいとは思いますが、ご容赦ください」

 教会にいたのはメイドのような少女であった。
 どうやら教会側の女性は、メイド服に似ている修道服らしきものを着用しているようだ。

「エルズオルム教であるか。余はデクスターと申す。風の噂で、そちらの教会は病気を治すことができると伺った。余の愛する女性が病気で苦しんでおるのだ。どうか、どうか治していただけないであろうか?」

 頭を深々と下げるデクスター。

 まだ治ると分かってもいないのにここまでするかと思われるかもしれないが、なぜかデクスターは確信していた。
 どういうわけか、ここなら必ず治してくれると直感のようなものが働いたのだ。

「分かりました。それではまず、エルズオルム教について簡単な説明を聞いていただきます。この宗教の理念や教え、守るべきことや信仰する神様のことについてです。あちらの女性に、エルズオルム教について説明をお願いしますと声をかけてください。私はこれで失礼致します」

 それからデクスターは、別のシスター(?)にエルズオルム教についての話をそれはそれは熱心に聴いた。

 身分差が無いことや、悪いことをしたら神から直接天罰が下ったり、良いことをしていたら幸福になれたりすること。
 そして信心深い者には、神の声が直接聞こえてくることなど。

 一番衝撃を受けたことは、絶対神エルズオルムという神様はこの世界、それもレクレイスター王都にいて、幸せをもたらしてくれていると言われたことだ。

 神が人の前に顕現しているという事実には嘘だと言いたくなったが、王都アンデッド襲撃事件や、王都ダンジョン発生事件の両方は神がやったことらしい。

「それは証明できるのか?」

「証明する必要がありますでしょうか? 現に我々はエルズオルム様の恩恵を受けております。エルズオルム様を信じる教徒は救われているのです」

 たしかに王都アンデッド襲撃事件では、絶望的な状況だった。
 そんな状況下を覆した神の光とも思える神々しくまばゆい光が、王都と近辺を包み込んでアンデッドたちが浄化されていったのは、みんなの記憶に新しい。

 ダンジョンもそうだ。
 最近できたものではあるが、既に冒険者ギルドの収益は桁違いに上がっている。

 今までは王都より少し遠くにいかないとモンスターが全然出てこなくなっていた。
 しかしダンジョンなら行けば必ずモンスターがいて、討伐することで素材が手に入る。

 素材を売って金をたんまり稼いだ冒険者がどんどん金を使い、経済は順調に潤っている。

 更にはダンジョンができたとの噂を聞いてやってきた冒険者も少なくない。
 高ランク冒険者が長く滞在する理由にもなり、王都の安全面も非常に高くなっている。

 正直、国として助かっているのだ。

 だがその二つが神の恩恵かどうかまでは分からないところであるが、今はとりあえず信じることが重要そうなので、素直に神のおかげだとデクスターは考えることにした。


 それからも、どんどん色々なことを説明された。

 この宗教が信じている神様は二柱存在するようだ。

 一柱は、宗教の名前にもなっている絶対神エルズオルム。
 こちらは現在、レクレイスター王都のどこかで暮らしていて、今日も信者を救っているらしい。
 もしもエルズオルムと思われる人物と会っても、拝んだり声をかけたりするのはご法度。
 宗教ができていることは、エルズオルムには内緒ということになっているようだ。

 もう一柱は、天上神クレア。
 熱心な信者には神の声が聞こえると言われているが、それがこちらの神様の御声のようだ。
 クレア自身もエルズオルムを崇拝しており、サポーター的な役割を果たしているらしい。


「神様が二柱であるか。どちらも信仰すれば良いのだろうか?」

「いえ、クレア様にはある程度敬意を払っていただければ結構です。崇拝すべきはエルズオルム様でございます。クレア様本人も私じゃなくてエルズオルム様を信仰してよといつも愚痴をおっしゃって・・・あ、いえ、クレア様も恐らく、エルズオルム様の方を優先されていると思います」

 愚痴をおっしゃってた?
 この人はクレアという神の声を聞いたことがあるのだろうか。

「うむ、承知した。余が信ずるべきはエルズオルム様であるな。信じておれば、妻を治してもらえるということで良いか?」

 目的は不純かもしれないが本当に王妃が治るのであれば、デクスターは入信しても構わないと思い始めていた。

「はい。エルズオルム様に祈りを捧げ、祈りがクレア様に届くとエルズオルム様が救いの手を差し伸べてくださりますよ」

「や、ややこしいのだな」

 なぜエルズオルム様への祈りがクレア様に届くか仕組みが分からないところだ。

「それでは、あちらのエルズオルム様の像の前でお祈りを」

 それから絶対神エルズオルムをかたどったと思われる像の前に、跪いて指を交互にからめて握った。

 チラッとエルズオルムの像を見て、ぶふっと吹き出したデクスター。

「こ、これって、エルリック殿じゃないか? いやいや、あり得ぬ」

『いいえ、正解です。エルリック様こそ、絶対にして最強の神なのです』

「誰だ!?」

 頭の中に直接響いた声に驚くデクスター。

『私はクレア、エルリック様にお仕えする神です。あなたはこの国の国王ですね。特別に、少しだけエルズオルムと言われているエルリック様のことについて教えてあげましょう」

「エルリック殿が、エルズオルム様だと!?」


 それからデクスターは、頭の中に響く神の声に驚くばかりであった。

 しばらくして一人と一柱の念話は終わり、どこかスッキリした顔のデクスターが教会を出て馬車に乗って帰っていった。


『エルリック様! 必ずや、信徒をもっともっと集めてみせますからね!』


 世界のどこかから、クレアの気合いを入れた声が響いたようであった。




◇あとがき
2018/9/1 誤字がいっぱいあったのでいっぱい修正しました・・・。
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