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第一章
争奪戦:ルナ
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「……はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
三十秒後。
完全に出来上がった状態になったルナは、股間からぽたぽたと愛液を滴らせながら、おぼつかない足取りで少年の元に向かっていった。
そして少年の傍にたどり着くと、その手を取り、上半身を引き起こす。
「……□×%○?」
焦らされて興奮状態にありながらも、少年が疑問の声を出した。
「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
ルナは、それに答えない。
荒い息を吐きながら少年を膝立ちにさせると、一度ちゅっと少年の唇にキスをして、自らはくるりと後ろを向いた。
そのまま体を倒して四つん這いになる。
そして、少年のいきり勃つチンポに自らの股間を近づけていった。
完全にセックスをする体勢だ。
後ろから貫いてくれと、少年に懇願しているようにしか見えない。
少年も完全にそう思っているようだった。
目を輝かせ、ルナの細い腰に片手を置くと、もう片方の手を自分のチンポに添えてルナの膣口に狙いを定めていく。
焦らされた分、少年の性欲も高まっているのだ。
「…………」
「…………」
明らかにルール違反を犯そうとしているように見えるルナに対し、リディアとミゼルは何も言わなかった。
あきれて物も言えない訳ではない。
ルナは無口で無表情だが、仲間を思いやる優しい心と、一度決めた約束は必ず守る義理堅さを持っていると知っているからだ。
事実、ルナは腰を少し落とすことで、少年のチンポが挿入されるのを避けた。
本当はルナだって、そのまま突っ込んで欲しかった。
硬くて太いチンポで膣穴を押し開き、子宮まで一気に貫き通して欲しかった。
だがルナはその誘惑を断ち切ると、また挿入しようとしてくる少年から巧みな腰使いで逃れ、いきり勃つ少年のチンポに濡れそぼった秘部を擦りつけていった。
「あぁっ♡!」
「△$×○っ!」
強い刺激が、二人に声を上げさせた。
少年は裏スジをヌメる陰唇に舐め上げられ、ルナは少年のエラが張ったカリによってマンコとアナルの表面を擦られる。
一瞬動きが止まった二人だったが、ほとんど同時に行動を再開した。
少年はなんとかルナの中に挿入しようと。
ルナはそれを逃れつつも少年のチンポを刺激しようと。
互いに腰を動かしながら、性器と性器をぬるぬる擦り合わせていく。
「すごいな」
「……ほんと、びっくりだわ」
二人の攻防を観戦していたリディアとミゼルが、感嘆の声を上げた。
ルナが何をしようとしているのか、正確に理解したからだ。
ルナがしているのは、ただのスマタではなかった。
本来であれば騎乗位で少年を押さえつけ、体重をかけて濡れたアソコを擦りつけるのが正しいやり方だろう。
だが、あえて少年を自分で動ける状態にすることで、ルナは「セックスをしたい!」という少年の欲望を高めて興奮を煽り、肉体と精神の双方向から少年を追い詰めているのだ。
「○□&……っ! △×#○……っ!」
「んっ!♡ ふぅっ!♡ んぐっ!♡ ぎぃっ!♡」
しかしこれは、諸刃の剣でもあった。
少年と同様に、ルナもまた強い興奮と快感によって追い込まれていくことになるからだ。
もしルナが先にイってしまえば、束の間動きを止めることになってしまう。
そうなったら、少年はその隙を見逃さないだろう。
絶頂で痙攣するルナの膣内を、その限界間近のチンポで荒々しく蹂躙するはずだ。
その時点で、ルナの負けが確定する。
…………まあ、そもそもセックスすることが目的の戦いなので、何が負けなのかよく分からないことになってしまうが。
「#○△っ! □×○$っ! □%っ! ○×#□%っ!」
「んっ!♡ んんっ!♡ ふぅんっ!♡ んぎぃっ!♡」
少年の動きがさらに激しくなるが、ルナは歯を食いしばってそれに耐えていた。
懸命に腰を振って的をずらし、少年の挿入を躱していく。
時間は、残り一分を切っていた。
「見事だ。このままなら、ルナの勝ちだろう」
「ええ、ほんとにすごい……」
リディアとミゼルは、このままでは自分たちの負けになるというのに、ルナを応援したい気持ちになっていることに気づいた。
昨日、ルナと少年のセックスを覗いていた二人には分かる。
ルナは非常に感じやすい体質なのだ。
少年にクンニされている最中、ルナがずっとイキ続けていたのを見ていた。
愛する少年のチンポに敏感な部分を擦られ、セックスしたいと求められ、心も体も限界を超えているはずだ。
それなのにルナは歯を食いしばって耐えている。
「頑張れ、ルナ」
「頑張って、ルナ」
リディアとミゼルは、その思いを声に出していた。
擬似セックスに夢中な二人に声は届かない。
だが思いは届いたのか、ルナの腰の動きが速度を増した。
最後の勝負に出るつもりなのだ。
少年を先にイカせることができるか、それともルナが先にイってしまうのか。
リディアとミゼルが固唾を飲んで見守る中────それは起きた。
「□×○%っ!」
「ひぎっ!?♡」
少年の手が、ルナのクリトリスに伸びたのだ。
あまりにも強烈な衝撃に、ルナが動きを止めてしまう。
すぐさま少年はルナのアソコにチンポを押し込もうとするが、ルナは腰や太ももを震わせながらもなんとか手を伸ばし、自らの膣口に蓋をした。
だが少年は、ルナの予想を超える動きを見せた。
ずぬりっ
という挿入音が響き、ルナが一度大きく震えた。
少年のチンポが、ルナのアナルに挿入されたのだ。
「ん゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!?♡♡♡」
初めての衝撃に、ルナが食いしばっていた歯を大きく開いて絶叫した。
アソコからは白濁した本気汁がどろりと流れ出て、その下にある尿道からはプシュプシュと間断的に潮が吹き出し続けている。
「△○□っ! ×$○%っ!」
「あ゛っ゛!♡ あ゛っ!♡ あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!♡」
少年が、絶頂し続けるルナのアナルを捲り上げながら、激しい抽挿を開始した。
もはやルナに、それを止めるだけの力は残されていない。
ただ快楽に悶え、ベッドのシーツにしがみつくことしかできなかった。
「……あれは、セーフかしら……?」
「……んー、最初にその辺りを明確にしておくべきだったが……事故だし、後ろの穴だし、セーフ……かな?」
獣のような雄叫びを上げる二人を見つめながら、リディアとミゼルは冷静に判断を下す。
「だが、もう時間切れだ。本当は三十秒のインターバルを取るルールなんだが、今の彼を無理やり止めるのは流石に可愛そうだし、私もこのまま参加させてもらうことにしよう」
言いながら、リディアは素早く少年の後ろに回り込むと…………
「□△×&……っ!?」
激しい腰使いでルナのアナルを犯し続ける少年の肛門に、深く指を挿し込んだのだった。
三十秒後。
完全に出来上がった状態になったルナは、股間からぽたぽたと愛液を滴らせながら、おぼつかない足取りで少年の元に向かっていった。
そして少年の傍にたどり着くと、その手を取り、上半身を引き起こす。
「……□×%○?」
焦らされて興奮状態にありながらも、少年が疑問の声を出した。
「はぁっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」
ルナは、それに答えない。
荒い息を吐きながら少年を膝立ちにさせると、一度ちゅっと少年の唇にキスをして、自らはくるりと後ろを向いた。
そのまま体を倒して四つん這いになる。
そして、少年のいきり勃つチンポに自らの股間を近づけていった。
完全にセックスをする体勢だ。
後ろから貫いてくれと、少年に懇願しているようにしか見えない。
少年も完全にそう思っているようだった。
目を輝かせ、ルナの細い腰に片手を置くと、もう片方の手を自分のチンポに添えてルナの膣口に狙いを定めていく。
焦らされた分、少年の性欲も高まっているのだ。
「…………」
「…………」
明らかにルール違反を犯そうとしているように見えるルナに対し、リディアとミゼルは何も言わなかった。
あきれて物も言えない訳ではない。
ルナは無口で無表情だが、仲間を思いやる優しい心と、一度決めた約束は必ず守る義理堅さを持っていると知っているからだ。
事実、ルナは腰を少し落とすことで、少年のチンポが挿入されるのを避けた。
本当はルナだって、そのまま突っ込んで欲しかった。
硬くて太いチンポで膣穴を押し開き、子宮まで一気に貫き通して欲しかった。
だがルナはその誘惑を断ち切ると、また挿入しようとしてくる少年から巧みな腰使いで逃れ、いきり勃つ少年のチンポに濡れそぼった秘部を擦りつけていった。
「あぁっ♡!」
「△$×○っ!」
強い刺激が、二人に声を上げさせた。
少年は裏スジをヌメる陰唇に舐め上げられ、ルナは少年のエラが張ったカリによってマンコとアナルの表面を擦られる。
一瞬動きが止まった二人だったが、ほとんど同時に行動を再開した。
少年はなんとかルナの中に挿入しようと。
ルナはそれを逃れつつも少年のチンポを刺激しようと。
互いに腰を動かしながら、性器と性器をぬるぬる擦り合わせていく。
「すごいな」
「……ほんと、びっくりだわ」
二人の攻防を観戦していたリディアとミゼルが、感嘆の声を上げた。
ルナが何をしようとしているのか、正確に理解したからだ。
ルナがしているのは、ただのスマタではなかった。
本来であれば騎乗位で少年を押さえつけ、体重をかけて濡れたアソコを擦りつけるのが正しいやり方だろう。
だが、あえて少年を自分で動ける状態にすることで、ルナは「セックスをしたい!」という少年の欲望を高めて興奮を煽り、肉体と精神の双方向から少年を追い詰めているのだ。
「○□&……っ! △×#○……っ!」
「んっ!♡ ふぅっ!♡ んぐっ!♡ ぎぃっ!♡」
しかしこれは、諸刃の剣でもあった。
少年と同様に、ルナもまた強い興奮と快感によって追い込まれていくことになるからだ。
もしルナが先にイってしまえば、束の間動きを止めることになってしまう。
そうなったら、少年はその隙を見逃さないだろう。
絶頂で痙攣するルナの膣内を、その限界間近のチンポで荒々しく蹂躙するはずだ。
その時点で、ルナの負けが確定する。
…………まあ、そもそもセックスすることが目的の戦いなので、何が負けなのかよく分からないことになってしまうが。
「#○△っ! □×○$っ! □%っ! ○×#□%っ!」
「んっ!♡ んんっ!♡ ふぅんっ!♡ んぎぃっ!♡」
少年の動きがさらに激しくなるが、ルナは歯を食いしばってそれに耐えていた。
懸命に腰を振って的をずらし、少年の挿入を躱していく。
時間は、残り一分を切っていた。
「見事だ。このままなら、ルナの勝ちだろう」
「ええ、ほんとにすごい……」
リディアとミゼルは、このままでは自分たちの負けになるというのに、ルナを応援したい気持ちになっていることに気づいた。
昨日、ルナと少年のセックスを覗いていた二人には分かる。
ルナは非常に感じやすい体質なのだ。
少年にクンニされている最中、ルナがずっとイキ続けていたのを見ていた。
愛する少年のチンポに敏感な部分を擦られ、セックスしたいと求められ、心も体も限界を超えているはずだ。
それなのにルナは歯を食いしばって耐えている。
「頑張れ、ルナ」
「頑張って、ルナ」
リディアとミゼルは、その思いを声に出していた。
擬似セックスに夢中な二人に声は届かない。
だが思いは届いたのか、ルナの腰の動きが速度を増した。
最後の勝負に出るつもりなのだ。
少年を先にイカせることができるか、それともルナが先にイってしまうのか。
リディアとミゼルが固唾を飲んで見守る中────それは起きた。
「□×○%っ!」
「ひぎっ!?♡」
少年の手が、ルナのクリトリスに伸びたのだ。
あまりにも強烈な衝撃に、ルナが動きを止めてしまう。
すぐさま少年はルナのアソコにチンポを押し込もうとするが、ルナは腰や太ももを震わせながらもなんとか手を伸ばし、自らの膣口に蓋をした。
だが少年は、ルナの予想を超える動きを見せた。
ずぬりっ
という挿入音が響き、ルナが一度大きく震えた。
少年のチンポが、ルナのアナルに挿入されたのだ。
「ん゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!?♡♡♡」
初めての衝撃に、ルナが食いしばっていた歯を大きく開いて絶叫した。
アソコからは白濁した本気汁がどろりと流れ出て、その下にある尿道からはプシュプシュと間断的に潮が吹き出し続けている。
「△○□っ! ×$○%っ!」
「あ゛っ゛!♡ あ゛っ!♡ あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!♡」
少年が、絶頂し続けるルナのアナルを捲り上げながら、激しい抽挿を開始した。
もはやルナに、それを止めるだけの力は残されていない。
ただ快楽に悶え、ベッドのシーツにしがみつくことしかできなかった。
「……あれは、セーフかしら……?」
「……んー、最初にその辺りを明確にしておくべきだったが……事故だし、後ろの穴だし、セーフ……かな?」
獣のような雄叫びを上げる二人を見つめながら、リディアとミゼルは冷静に判断を下す。
「だが、もう時間切れだ。本当は三十秒のインターバルを取るルールなんだが、今の彼を無理やり止めるのは流石に可愛そうだし、私もこのまま参加させてもらうことにしよう」
言いながら、リディアは素早く少年の後ろに回り込むと…………
「□△×&……っ!?」
激しい腰使いでルナのアナルを犯し続ける少年の肛門に、深く指を挿し込んだのだった。
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