呟きの箱

十四年生

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ふらふらの旅路

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ふらふらの旅路

脚を引きずって
腕をかばって
重くなった頭を支えながら
走り続ける列車の中
ふらふらの帰り道

真っ直ぐに歩いているか?
人生の道の上には
真っ直ぐに引かれた白い線は
どこにもかいてないから

歩いている場所なんて
歩ける場所ならどこでもいい
こんな風に言えて笑えれば
それでいい

曲がらずに歩けているか?
人生の道の上には
この先危険の標識は
どこにも立っていないから

歩いている場所なんて
歩ける場所場所ならどこでもいい
こんな風に思い話せるなら
それでいい

脚を引きずって
腕をかばって
重くなった頭を支えながら
走り続ける列車の中
ふらふらの帰り道

想いを引きずって
心をかばって
繋がった縁を重ねては
走り続ける列車の中
ふらふらの旅路
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