自分が『所有物』になったけど全て思惑通りなので無問題。

かんだ

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4.違和感の答え

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 皇都にある公爵邸は、両親から受け継いだ時からまあまあ様変わりしている。どちらかと言うとシンプルだった庭園や屋敷は俺の好みに誂えた。庭園はどんな季節でも花々が咲き誇るように調整し、城内の調度品は全て自分で選び直した。
 離れていた間も変わりはないようだ。再婚し新しい妻を迎えたので多少変わっていると思ったが、庭園も城内も記憶の中と一緒。
「おかえり、兄様」
「ただいま」
 エルメーテに出迎えられるとそのまま執務室に通される。エルメーテが普段いる部屋だ。応接ソファーに向かい合って腰を下ろせばすぐに侍女がお茶のセットを始める。全て俺の好物だ。皇都でしか手に入らないお菓子も多いので有り難い。
「奥さんと娘は?」
「いますよ」
「挨拶しなくて良いのか? 一度も紹介されていないが」
「特に必要もないでしょう? 話したいこともたくさんあるんですよ」
 エルメーテが少し眉根を寄せる。ガタイも良く黙っていれば父に似た美丈夫なのに、俺を前にするとただの弟に戻るから可愛い。昔からよく面倒を見ていたからかずっと慕ってくれる。俺と母とは違う、小麦色の自分の髪色が嫌だと、父と一緒は嫌だと泣いていた姿が懐かしい。
「そうだな。エルには申し訳ないが、俺の家族はお前たちだけだし」
「はい」
 それから、エルメーテが俺とお茶をしたかった理由を聞いた。国政について悩んでいるらしい。
「北西部で去年に引き続き雨季が長かったせいで作物が育たなかったんです。そのせいで税金を収める余裕がない、むしろ援助が欲しいと領主から請願書が提出されました。昨年は税金を三分の二減免したんですが、今年も同様策を取るか否かと議会で分かれています」
「またか。陛下は?」
「感触的には税収が減るため減免したくなさそうですね」
 そりゃあそうだ。うちの皇帝はお金や宝石が大好きだ。税収を減らす政策は毎度難色を示し、何とか取り下げようと食ってかかる。そこに人命の尊さや道徳心はあまり見せない。まぁ、だからこそ俺としてはやりやすいところがあるが。
「領地債を作れ。国に対して、領地が納めるはずの税金分を借金するんだ。もちろん利子は払わせる。今まで何の対策も立てていない向こうが悪い。これを機に自領の長所短所を洗い出させろ」
「なるほど。確かに北西部は雨季が長くなる年が定期的にありますもんね」
「そうだ。だが領主は何の対策も立てず、農業の代替えも考えない。あそこならやりようは色々あるのに。国や周辺領地に助けを求めることが前提となっているんだ」
 先帝までは天候不順はどうも出来ないとして救済策を取ってきたがそろそろ突き放しても良いだろう。
 エルメーテと領地債について突き詰めていく。ついでに各分野の専門機関も作ろう。属国から引き抜いても良い。自領の長所短所を洗い出して専門機関に相談する流れにすれば、自然と各領を知ることが出来る。誰がその機関を所管したとしても反発は出るはずだから教会の管轄にするか。パトリスに事前に話しておこうと決める。
「ありがとうございます。形は出来ましたね。この方向で進めます」
「あぁ。で? こんなことで俺と会いたかったんじゃないだろ」
「……兄様に会いたかったのが一番ですよ。この話も重要ですし」
「知ってるよ」
 エルメーテは弟の顔になって溜め息を吐いた。お茶で喉を潤してから話し始めたことは家族のことだった。
「エレノアとソフィアが上手くいっていないんです。元々エレノアはワガママばかりでしたので、余計にソフィアと比べられるんですよ。悪循環で。ソフィアを婚約者に変えた方が良いのではという声まであります」
「へー。お前としてはどちらを皇太子妃として考えているんだ?」
「もちろんエレノアです」
 ソフィアがストーリー通りなら、扱いやすいのは確実にエレノアだ。エレノアならこちらの意のままに操れる。俺としてもエレノアが皇太子妃になってくれる方が有り難い。
 だが、このままいけばエレノアは死ぬ。
「ソフィアも扱いやすくはあるので最悪はソフィアでも良いんですけどね」
「ふーん。まあそっちのことはお前に任せるよ」
「兄様としてはそんなに重要なことではないんですか?」
「まあな」
 エルメーテが宰相で充分、やりたいことは出来る。身内が皇室にいるいないはそれほど重要ではない。
「そうですか。ならそこまでヤキモキしなくていいですね」
「エルから見たソフィアはどんな子なんだ?」
「顔は気に入ってますよ。仕事も積極的に手伝ってくれますね。性格自体は興味ないので知りません」
「へー。結構面食いなんだな」
「単純に兄様に似ているからですけどね」
「金髪と青目ってだけだろ」
 会話がひと段落したところで控えめなノックが響く。俺がいる時はこちらから呼ぶまで誰も近寄るなと指示を出してあるはずだ。それを破ってまで至急の案件があるのだろうが、この屋敷に従事している者は俺が選んで俺が教育したため能力は高く自分たちで処理出来ることも多い。至急案件が出来るような予兆もなかった。
 エルメーテに視線を寄越されるので、応答するよう頷く。
「何の用だ?」
 エルメーテがドアを開ければ、向こう側からひょこっと顔が出された。先程まで話していたソフィアだ。
「ソフィア? 何の用だ?」
「お父様が大事な方をお迎えしていると聞いたので、ぜひご挨拶したくて」
「必要ない」
「エルメーテ、気にしなくていい。せっかくだから紹介してくれ」
 エルメーテは「分かりました」とソフィアを招き入れる。
 どこかに出掛ける予定なのか、華やかに着飾っていた。服の趣味もエレノアとは真逆だ。俺の趣味ではない。
 ソフィアが名乗り、カーテシーを見せる。
 俺は立ち上がることもせずにそのままの格好で「俺はアリーチェ・リシャール」と答えた。
「エルメーテの兄だ。君からしたら叔父になるかな」
 元没落貴族だとしても俺の噂は知っているはずだ。学生時代に呪いを受け見た目年齢が止まっていると。多くの者は俺を見て初めて呪いは本当だったのだと驚くが、それをあからさまに表に出すことはない。当時の皇帝がオリヴィア、公爵令嬢を守るために取った行動として俺に対し褒賞を与えたからだ。『褒められるべき事案』として処理されたことを、貴族は褒める以外に取れる行動はない。
 だが、ソフィアは俺の予想とは違う反応を見せた。
「……マジ? 裏設定?」
「ソフィア?」
「あ、ごめんなさい。素敵な叔父様がいたなんて知らなくて。あ、叔父様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
 俺は彼女の、聞き慣れない言葉を聞いたことで、仮面舞踏会から感じていた違和感の正体に気付いた。俺の予想が正しければ、様子見をしている暇はなくなる。
「好きにしたら良い。それより、今俺とエルメーテは大事な話をしているんだ。挨拶が済んだなら帰りなさい」
「……ごめんなさい。また会いに来ますね」
 ソフィアが完全に下がったことを確認してからエルメーテを振り返る。
「これからソフィアと嫁に人をつけて、その行動を全部俺に報告しろ。あと二人の今までも調べてくれ」
「どうかしましたか?」
「気になることが出来た」
「僕がすることはありますか?」
「とりあえず何もしなくて良い。ソフィアに付けていた侍女と話をしたい」
「分かりました。周りに気付かれないように連れて来ましょう」

♦︎

 ソフィアの侍女との質疑を終えた後、俺は急いでオリヴィアの元に向かった。
 俺を見たソフィアの呟きは、この世界では聞き慣れない言葉、だがオリヴィアからはたまに聞いたことがあるそれ。そして、感じた違和感は貴族令嬢としてのマナーがあまり身に付いていなかったこと、オリヴィアから聞いたソフィア像と乖離することだ。没落したとは言え元貴族令嬢。幼い頃から礼儀作法は教えられているはずだが、婚約者を押し退け皇太子と二人で行動していたことや皇太子に対して気安い態度を取れること、先程見たカーテシーもどこかぎこちなかった。
 ――ソフィアは努力系王道ヒロインタイプなの。家が没落し平民となっても、負けることなく前向きに生きて。レオナルドやソフィアが通う学園に転入するんだけど、学業と令嬢としての教養学に精を出すのよ。
 オリヴィアのソフィア像とは違う。
 恐らく、ソフィアはストーリーを知っている現代人だ。オリヴィアがいた現代では貴族や王が存在しない。ソフィアが礼儀作法を学んだのは幼い頃だから、貴族のそれを全く知らない現代人の意識に変わったならぎこちなくなっても仕方がない。
 ソフィアがストーリーを知っているならば話は変わってくる。
 俺は市街地にあるオリヴィアの別邸の門を叩いた。外出中であればすぐに連れ戻すよう伝えるつもりだったが、運良くオリヴィアは在宅だった。すぐに執務室へと案内される。
「アリーチェ? どうしたの?」
「オリヴィア、ソフィアは恐らくこのストーリーを知っている」
「……え?」
 前置きもなく伝えた答えに、オリヴィアは訝しむ顔をする。だが、俺が感じた違和感とソフィアの言動を聞いてからは神妙な顔付きとなった。
「確かに。マジとか裏設定とか現代で使う言葉だわ。それにソフィアは皇太子からの好意を受け取らない。義理の姉の婚約者だから、ちゃんと弁えていた」
「公爵家の使用人に聞いたところ、ソフィアは皇太子からのプレゼントはすぐに身に付けてはお茶会などに参加していた。皇太子からの好意に満更ではない」
「あり得ない。アニメのソフィアじゃないわ」
「おい、原作では現代人の記憶を持っていたとかじゃないだろうな」
 オリヴィアの記憶力はあまり当てにならない。本人曰く、幼少期に一度朗読してもらった話を覚えているようなものらしい。
 眇める俺に、オリヴィアは得意気な表情で親指を立てた。
「大丈夫! 思い出したけど、アニメは原作に忠実だったって評価されていたから。登場人物の性格や役割が改変されていないのは確かよ」
「じゃあお前と同じだな。ここにいるソフィアは現代人の記憶を持っていると見た方が良い。しかも、お前よりも向こうの方がストーリーを細かく記憶している可能性もある」
 そうなると話は全く変わってくる。様子見をしているなどと悠長なことを言っている場合ではない。
「オリヴィア、俺が嫌いなことは分かるか?」
「他人のせいでお金と時間を使わされること?」
「そうだ。俺の意思とは関係なく俺の資産が使われることがこの世で一番嫌いだ」
「よく知ってるわよ。あなたを利用しようとした奴らは全員返り討ちに遭ってきたものね」
 そうだ。学生時代から俺を利用としてきた奴らを同じ目に遭わせてきた。俺が築いてきたものを他人に使われることが大嫌いだ。
 だからこそソフィアをそのままにはしておけない。
「待ってアリーチェ、もしかしてソフィアがあなたを利用しようとしているの?」
 俺の表情から俺の思考を読み取ったのだろう。期待に満ちた視線が瞬きもなくこちらを見つめる。
「俺の資産に手を出すなら誰が相手だろうと容赦しない。しかもそこに悪意が加わるなら尚更だろ」
 ソフィアとエレノアの関係性はストーリー通り。その上、侍女から聞いた話では、ソフィアが来てから一ヶ月経つ頃に公爵家の資産や領地、事業について聞かれたらしい。それから熱心に夫人の仕事に関わり始めたと。その姿自体は問題ないが、そこに『ストーリーを知っている』という前提があると話は変わる。
「何も知らずストーリー通りに進むならまだ許せる。没落しても必死に前を向いて生きる人間の結果で、身内が自業自得により破滅するのなら仕方ない。非は身内にあるからな。だが、破滅すると分かっていてストーリー通りに進めるならそれは紛れもない敵対行為だ」
 ストーリーを知っているなら俺たちがしたように未来を変えることは出来るし、ストーリーと同じ結果が欲しいのだとしても過程はどうにだって変えられる。誰一人破滅せずにハッピーエンドを迎えることは難しくない。にも関わらず、ソフィアはストーリー通りというよりも、あからさまにエレノアの評判を落とし自分の株を上げている。ソフィアが皇太子妃を狙っていることは間違いない。その過程でエレノアを陥れる気満々な上、公爵家の資産にも手を出そうとしている。
「確かに、エレノアが死ぬと分かっていてストーリーに沿った行動をするんだもんね。普通の現代人だったらそんなこと出来ない。自分のせいで誰かが死ぬなんて怖いもの」
「エレノアを孤立させるためにストーリーに沿った上で執拗に追い詰めているくらいだ。普通じゃないんだろ」
「うわ~」
「ソフィアは潰す」
「潰すまでするの?」
「するだろ」
「そっか、まあ、そうね。アリーチェは敵には容赦しないものね」
「そうだ。あらかたの情報が集まるまでお前は屋敷から外に出るなよ」
「分かった……え何で?」
 反射的に俺の指示に従おうとしたオリヴィアは、外出禁止を言い渡されて首を傾げる。
「まずソフィアがいつから記憶を持っているか確かめる必要がある。これは証拠が得られるようなものじゃないがな。ひとまずソフィアにはストーリー通りに進んでいると思わせる必要がある」
「ふーん?」
「第一部でお前は死ぬんだろ? 幸せになっている姿を見せるわけにはいかない。もしかしたらストーリー通りには進まないかもしれない、という疑念を持たせたくない」
 オリヴィアの物語はソフィアが生まれる前に起こったことだが、もしも俺が記憶を持っていたらまずこの世界がどこまでストーリーに沿って進んでいるのか確かめる。第一部がどこまで忠実だったかによって、現在、要は第二部のストーリーの信頼度が変わる。第一部がほぼ忠実なら、これからもそうだと信じられる。
 悪役令嬢のオリヴィアが円満に婚約解消し幸せになったと知られたら、ソフィアはストーリーとは違う行動を取る可能性がある。
 俺の説明に、オリヴィアは「なるほど」と納得する。
「一番楽なのはストーリーに沿った行動をさせることだ。お前が記憶を持っていることも、第一部が丸っ切り変わったこともバレるわけにはいかない」
「そうね。うん。分かった。とにかく屋敷から出ないことにする。旦那にもあまり出歩かないように伝えるわ」
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