『お嬢』って、男もあり?

kroneko

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初めての?友達?

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 ……朝ですっ!!!

 「言われなくても、分かります!」
 酷い…くすん。ま、取り敢えず朝食食べて、学校に行け!
 「えー。」
 何でよ!もしかしたら、BLが見れるかもよ♪
 「マジッ!?生BL !?」
 (見たい!!)
 だよね。では、
 「行こう!」

 「ちょっと、待て。朝食がまだだろ?」

 「え!何で此処にラントさんがいるんですか!!」
 「俺が知りたい。朝食を作ろうとしたら、此処にいた。」
 
 「すみません、エリア  ラントさん。理事長が、亨也がちゃんと朝食を食べるようにと、『Deported (強制送還)』してしまいました。つきましては、亨也様の分も作ってくれませんか。」

 「秘書…俺は、シェフじゃねぇんだから…「亨也様のブロマイドを渡します。(小声)」乗った。」
 (ねぇ、作者。秘書さんって、何者…。)
 簡単に言うと、『ストーカー』だな。かなりの
 (だよね。)

 「よし、亨也。今日の朝食は、サンドイッチだが大丈夫か?」
 「はい!」
 (やった!パン派だから有り難い!)
 ((可愛い…。))


 その後、朝食を食べた3人  「何で、秘書も食べてんだよ!」  は、これまた何故か3人で、学校に行くことになった

 「ラントさん、ありがとうございました。朝食、とっても美味しかったです!」
 「そりゃあ、良かった。」
 「今度、何か作って返しますね。」
 「ん?何か作れるのか?」
 「スイーツなら、何でも作れます!」
 「へぇ…それなら、楽しみにしているな。」
 「は…「私の分も、作ってくれませんか?」…え?」

 (おい、秘書!てめぇは何も作ってないだろ!)
 (ほぉ?それが、『レジェンド』に言う言葉ですか?)
 (クソッ。卑怯だぞ!)
 (卑怯でも何でもいいですよ。亨也の料理を食べられるのなら。)
 (チッ。)
 
 「あの、ラントさん。」
 「ラントでかまわない。」
 「え、でも…「友達、だろ?」へ?」
 「そっちの方が、気軽に亨也の部屋に来れるだろ?」
 「ッ!はいっ!!」
 (まぁ…『友達』…からな。)
 (下心、見え見えですよ。)
 (うるせぇ。)
 
 後日、亨也作のトリュフが届いたらしい…
 
 
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