46 / 75
7.魔人の影の鬼
連携一閃
しおりを挟む
俺たちが配置に着いたのを確認して、早速マリーシェは「式鬼」を誘き出す算段を開始した。
と言っても、それほど難しい事じゃあない。
姿を式鬼の前に晒すか、飛び道具を用いて式鬼を攻撃すれば良い。その攻撃が当たらなくても、何処からか何かが飛んで来たと勘づかせれば良いだけの話だからな。
そしてマリーシェは、後者の方法を取るみたいだ。足元にある手頃な石を拾い上げ、狙いを付けていた。
そして。
「……来るぞ」
マリーシェは式鬼へ向けて投擲を行い、それは見事に式鬼の身体に当たったんだ。
その攻撃ともいえない飛礫で、式鬼の意識がマリーシェへと向かう。そして彼女は、大袈裟に姿を現してこっちの方へと走って来た。
「みんな、気を引き締めろよ」
式鬼が俺たちよりも弱ければ何の問題も無い。だけどもしその強さが俺たちのレベルよりも遥かに上回っていれば、倒すとかどうとかと言う話じゃなくなっちまう。
でも手の届く……せめてさっきの「オーグル」と同等か少し強い程度なら、今の俺たちでもなんとか倒せる筈だ。
ただその場合は、館の中にいる術者は俺たちよりもかなり強いという事になっちまう。
……なんとも、気の重くなる話だよなぁ。
戻って来たマリーシェが、一端俺たちの横を駆け抜けてサリシュの元まで辿り着く。そして追い掛けて来た式鬼とまず剣を合わせたのは。
「はああぁぁっ!」
カミーラだった。
その剣閃は、決して様子見と言うレベルじゃあない! 正しく、一撃必殺を狙った攻撃だったんだが!
「……くぅっ!」
その剣撃は、式鬼に軽々と受け止められたんだ!
「ぐぅっ!」
左腕でその攻撃を防いだ式鬼は、右腕でカミーラへ向けて拳を放ち、俺はそれを盾で防いだんだ……が!
その余りに重い一撃に、盾越しであるにもかかわらず俺はダメージを受けちまった!
やはり……レベルが高い! 何て重い攻撃なんだ!
その打撃は、前に戦った「ヨウ・ムージ」よりも遥かに重みがあったんだ!
「やああぁぁっ!」
防いだ筈の、たったの一撃にふらつく俺に代わって、マリーシェが斬り込んで来た! それに合わせて、俺はサリシュよりも後退しポーションを呷る。
でもこんな調子じゃあ、ポーションが幾つあっても足りないな……。まぁ、ポーションなんて腐る程あるんだけど。
俺は魔法袋から、新たなポーションを取り出して腰袋に入れた。
式鬼に全員の目が向いている今は、俺の行動に注目する者なんていない。それを踏まえての行動だった。
そして俺は、「ボデルの実」と「ドゥロの実」、そして「ベロシダの実」を口にしたんだ!
ただ俺が今更それらの実を口にした処で、この戦いに加わる事は難しいだろう。
なんせ、すでに実を食べているマリーシェでも牽制ぐらいしか出来ていないし、カミーラもまともに戦えていない。辛うじて渡り合えている程度なんだからな。
「……電光!」
「……ッ!」
サリシュの魔法を受けて、式鬼が声にならない声を発した……みたいに見えた!
元々口も喉さえ明確でない式鬼は、喋る事が出来ない。だが式鬼の挙動は、サリシュの攻撃が効いている事の証明だ!
呪符を介して魔力で活動している式鬼には、魔法が有効という事か!
「……それなら」
俺は魔法袋から、一振りの剣を取り出した。
それは、今の俺が装備出来る最高の武器……銀の剣「皇輝」だった!
銀の剣の素材には、魔力を含んだ「聖銀」が用いられている。
それだけでも十分に強力な剣が出来るんだが、この「皇輝」は鍛える際にも魔力が込められている。それにより、普通の銀の剣よりも遥かに高い切れ味と、非物質に対しても効果のある攻撃が可能なんだ!
そして、先ほど俺が取り出した各種の「実」。これもまた、マリーシェ達に渡した物とは少し違う。
それぞれ特徴を示す色が付いている「実」だが、俺の手にしている「実」は更に濃い色をしていた。
これは……希少種。
稀にしか手に入らない、通常よりも高い効果が発揮される「実」なんだ!
「せいっ!」
その剣と実を使い、俺は近接戦闘に参戦した!
「アレクッ!」
2人のレベルよりも劣っていた俺では、この戦いには参加出来ないだろうと考えていたんだろう、マリーシェが驚きとも取れる声で俺の名を呼んだ!
でもそれは、喜びの声にも聞こえたんだ!
マリーシェとサリシュ、カミーラでは打つ手が無かったんだろう、俺の参戦により攻撃に厚みが増し、それぞれの負担も軽減される。それにより。
「……ッ!?」
「……浅いっ!」
カミーラの斬撃が、式鬼の左二の腕を斬り付ける!
残念ながら切断までにはいかなかったけど、初めて有効打と言える攻撃を与える事が出来た!
そして、意識がカミーラの方へと向く式鬼に対して!
「せぇいっ!」
背後から、マリーシェが斬り付ける!
「……ッ!?」
カミーラへの攻撃を繰り出そうとしていた式鬼だが、その動きは背中のダメージにより強制的に止められ、結果としてカミーラは悠々安全圏へと逃れる事に成功した。
そして再び、マリーシェへと顔を巡らせた式鬼の油断を付き!
「……んんっ!」
「……ッ!!」
俺が、式鬼の右足に斬り込み一撃を見舞ってやった!
ざっくりとした感触が俺の手に流れ込み、奴の脹ら脛に刃が深く通った事が分かった!
その衝撃で、式鬼の体勢がガクリと崩れる!
「……火球ッ!」
「……ッ!!!」
そこへサリシュの魔法が式鬼の顔面を捉え、悲鳴は上がらなくとも式鬼は悶絶している様に見えたんだ!
やはり、魔法攻撃は奴に効果があるみたいだな!
しかも、今のサリシュの魔法は常時より強化されている。
俺の与えた魔術師の杖、そして「実」の効果で、実際のレベルよりも魔法攻撃力が上がっている上に、魔法浸透力も向上されていてより効果が表れている! 今の彼女の使う魔法は、それがレベルの低いものであっても奴には有効なんだ!
「マリーシェッ! カミーラッ!」
だから俺は、今後の方針を彼女たちに伝えたんだ!
「……分かった!」
「了解した!」
名前を呼んだだけにも拘らず、2人は俺の意図する処を汲み取り理解してくれていた!
そしてカミーラが、式鬼の正面に立ち複雑なフェイントを交えて攻撃を仕掛ける!
式鬼はその動きに翻弄され、彼女の一撃こそ防ぐ事は出来たがその意識は完全にカミーラへと向いており、その他の部分は隙だらけだ!
「腋が疎かよっ!」
「こっちもな!」
崩れた態勢の式鬼に対してマリーシェは左腋を横薙ぎ、そして俺は背面右肩から斬撃を放ったんだ!
「……ッ!!」
怒りともとれる雰囲気を発して、式鬼は完全に混乱しちまってる!
個体としてのレベルでいえば、恐らくは式鬼の方が俺たちの誰よりも高いだろう。だが、連携を含むとそのレベル差を詰める事が出来る!
それは、一朝一夕で出来る様な事じゃあない。そして、俺たちの連携攻撃だって完璧じゃあ無かっただろう。
でも今この時に関していえば、十分に有効だったんだ!
「サリシュッ!」
そして俺は、足を止め完全に隙だらけとなった式鬼を見止めて、後方のサリシュへ声を掛けた!
サリシュの魔法で決定打を出す!
この方針をマリーシェとカミーラは理解し、実際に行動してくれた!
そしてそれは、この2人だけじゃあない!
「……炎熱竜巻!」
すでに呪文の詠唱を終えていたサリシュが、俺の合図と共に魔法を式鬼へ放った! 彼女もまた、俺の考えを把握していてくれたらしいな!
「……!!!」
サリシュが魔法名を高らかに告げるとほとんど同時に、マリーシェとカミーラも大きく退く! ナイスタイミングだ!
その直後、式鬼の足元から炎が吹き上がり、渦を巻いて奴を呑み込んだんだ!
その攻撃は、これまでに感じた事の無いほど高い熱量を持っていた!
恐らくは武器とアイテムの恩恵を受けて、一段高い魔法を使用したんだろう! ……ったく、無茶しやがる。
式鬼の身体に巻き付く様に渦巻く焔は、そのまま中の得物を締め付けるが如くその回転速度を上げ終には!
まるで昇天する様に、一筋の炎の柱を噴き上げて掻き消えた!
そこに残されていたのは……黒い体を消し炭にした、立ったまま動こうとしない式鬼だった。サリシュが無茶をした甲斐があって、どうやら倒せたみたいだな。
……なんて、安心する様な俺たちじゃあない!
「ふっ!」
俺が動き出そうとした先手を取って、カミーラがすかさず式鬼の胸に刀を埋める!
「……!」
ビクリと体を震わせた式鬼は、今度こそ……息の根が止まった様だった!
何故なら。
「……消えてく」
まるで先ほどの炎で燃やす尽くされた後みたいに、式鬼の身体が灰となって崩れ、そのまま霧散していったからだ。
とにかく、ここでの式鬼との戦闘は終わった! ……んだが。
と言っても、それほど難しい事じゃあない。
姿を式鬼の前に晒すか、飛び道具を用いて式鬼を攻撃すれば良い。その攻撃が当たらなくても、何処からか何かが飛んで来たと勘づかせれば良いだけの話だからな。
そしてマリーシェは、後者の方法を取るみたいだ。足元にある手頃な石を拾い上げ、狙いを付けていた。
そして。
「……来るぞ」
マリーシェは式鬼へ向けて投擲を行い、それは見事に式鬼の身体に当たったんだ。
その攻撃ともいえない飛礫で、式鬼の意識がマリーシェへと向かう。そして彼女は、大袈裟に姿を現してこっちの方へと走って来た。
「みんな、気を引き締めろよ」
式鬼が俺たちよりも弱ければ何の問題も無い。だけどもしその強さが俺たちのレベルよりも遥かに上回っていれば、倒すとかどうとかと言う話じゃなくなっちまう。
でも手の届く……せめてさっきの「オーグル」と同等か少し強い程度なら、今の俺たちでもなんとか倒せる筈だ。
ただその場合は、館の中にいる術者は俺たちよりもかなり強いという事になっちまう。
……なんとも、気の重くなる話だよなぁ。
戻って来たマリーシェが、一端俺たちの横を駆け抜けてサリシュの元まで辿り着く。そして追い掛けて来た式鬼とまず剣を合わせたのは。
「はああぁぁっ!」
カミーラだった。
その剣閃は、決して様子見と言うレベルじゃあない! 正しく、一撃必殺を狙った攻撃だったんだが!
「……くぅっ!」
その剣撃は、式鬼に軽々と受け止められたんだ!
「ぐぅっ!」
左腕でその攻撃を防いだ式鬼は、右腕でカミーラへ向けて拳を放ち、俺はそれを盾で防いだんだ……が!
その余りに重い一撃に、盾越しであるにもかかわらず俺はダメージを受けちまった!
やはり……レベルが高い! 何て重い攻撃なんだ!
その打撃は、前に戦った「ヨウ・ムージ」よりも遥かに重みがあったんだ!
「やああぁぁっ!」
防いだ筈の、たったの一撃にふらつく俺に代わって、マリーシェが斬り込んで来た! それに合わせて、俺はサリシュよりも後退しポーションを呷る。
でもこんな調子じゃあ、ポーションが幾つあっても足りないな……。まぁ、ポーションなんて腐る程あるんだけど。
俺は魔法袋から、新たなポーションを取り出して腰袋に入れた。
式鬼に全員の目が向いている今は、俺の行動に注目する者なんていない。それを踏まえての行動だった。
そして俺は、「ボデルの実」と「ドゥロの実」、そして「ベロシダの実」を口にしたんだ!
ただ俺が今更それらの実を口にした処で、この戦いに加わる事は難しいだろう。
なんせ、すでに実を食べているマリーシェでも牽制ぐらいしか出来ていないし、カミーラもまともに戦えていない。辛うじて渡り合えている程度なんだからな。
「……電光!」
「……ッ!」
サリシュの魔法を受けて、式鬼が声にならない声を発した……みたいに見えた!
元々口も喉さえ明確でない式鬼は、喋る事が出来ない。だが式鬼の挙動は、サリシュの攻撃が効いている事の証明だ!
呪符を介して魔力で活動している式鬼には、魔法が有効という事か!
「……それなら」
俺は魔法袋から、一振りの剣を取り出した。
それは、今の俺が装備出来る最高の武器……銀の剣「皇輝」だった!
銀の剣の素材には、魔力を含んだ「聖銀」が用いられている。
それだけでも十分に強力な剣が出来るんだが、この「皇輝」は鍛える際にも魔力が込められている。それにより、普通の銀の剣よりも遥かに高い切れ味と、非物質に対しても効果のある攻撃が可能なんだ!
そして、先ほど俺が取り出した各種の「実」。これもまた、マリーシェ達に渡した物とは少し違う。
それぞれ特徴を示す色が付いている「実」だが、俺の手にしている「実」は更に濃い色をしていた。
これは……希少種。
稀にしか手に入らない、通常よりも高い効果が発揮される「実」なんだ!
「せいっ!」
その剣と実を使い、俺は近接戦闘に参戦した!
「アレクッ!」
2人のレベルよりも劣っていた俺では、この戦いには参加出来ないだろうと考えていたんだろう、マリーシェが驚きとも取れる声で俺の名を呼んだ!
でもそれは、喜びの声にも聞こえたんだ!
マリーシェとサリシュ、カミーラでは打つ手が無かったんだろう、俺の参戦により攻撃に厚みが増し、それぞれの負担も軽減される。それにより。
「……ッ!?」
「……浅いっ!」
カミーラの斬撃が、式鬼の左二の腕を斬り付ける!
残念ながら切断までにはいかなかったけど、初めて有効打と言える攻撃を与える事が出来た!
そして、意識がカミーラの方へと向く式鬼に対して!
「せぇいっ!」
背後から、マリーシェが斬り付ける!
「……ッ!?」
カミーラへの攻撃を繰り出そうとしていた式鬼だが、その動きは背中のダメージにより強制的に止められ、結果としてカミーラは悠々安全圏へと逃れる事に成功した。
そして再び、マリーシェへと顔を巡らせた式鬼の油断を付き!
「……んんっ!」
「……ッ!!」
俺が、式鬼の右足に斬り込み一撃を見舞ってやった!
ざっくりとした感触が俺の手に流れ込み、奴の脹ら脛に刃が深く通った事が分かった!
その衝撃で、式鬼の体勢がガクリと崩れる!
「……火球ッ!」
「……ッ!!!」
そこへサリシュの魔法が式鬼の顔面を捉え、悲鳴は上がらなくとも式鬼は悶絶している様に見えたんだ!
やはり、魔法攻撃は奴に効果があるみたいだな!
しかも、今のサリシュの魔法は常時より強化されている。
俺の与えた魔術師の杖、そして「実」の効果で、実際のレベルよりも魔法攻撃力が上がっている上に、魔法浸透力も向上されていてより効果が表れている! 今の彼女の使う魔法は、それがレベルの低いものであっても奴には有効なんだ!
「マリーシェッ! カミーラッ!」
だから俺は、今後の方針を彼女たちに伝えたんだ!
「……分かった!」
「了解した!」
名前を呼んだだけにも拘らず、2人は俺の意図する処を汲み取り理解してくれていた!
そしてカミーラが、式鬼の正面に立ち複雑なフェイントを交えて攻撃を仕掛ける!
式鬼はその動きに翻弄され、彼女の一撃こそ防ぐ事は出来たがその意識は完全にカミーラへと向いており、その他の部分は隙だらけだ!
「腋が疎かよっ!」
「こっちもな!」
崩れた態勢の式鬼に対してマリーシェは左腋を横薙ぎ、そして俺は背面右肩から斬撃を放ったんだ!
「……ッ!!」
怒りともとれる雰囲気を発して、式鬼は完全に混乱しちまってる!
個体としてのレベルでいえば、恐らくは式鬼の方が俺たちの誰よりも高いだろう。だが、連携を含むとそのレベル差を詰める事が出来る!
それは、一朝一夕で出来る様な事じゃあない。そして、俺たちの連携攻撃だって完璧じゃあ無かっただろう。
でも今この時に関していえば、十分に有効だったんだ!
「サリシュッ!」
そして俺は、足を止め完全に隙だらけとなった式鬼を見止めて、後方のサリシュへ声を掛けた!
サリシュの魔法で決定打を出す!
この方針をマリーシェとカミーラは理解し、実際に行動してくれた!
そしてそれは、この2人だけじゃあない!
「……炎熱竜巻!」
すでに呪文の詠唱を終えていたサリシュが、俺の合図と共に魔法を式鬼へ放った! 彼女もまた、俺の考えを把握していてくれたらしいな!
「……!!!」
サリシュが魔法名を高らかに告げるとほとんど同時に、マリーシェとカミーラも大きく退く! ナイスタイミングだ!
その直後、式鬼の足元から炎が吹き上がり、渦を巻いて奴を呑み込んだんだ!
その攻撃は、これまでに感じた事の無いほど高い熱量を持っていた!
恐らくは武器とアイテムの恩恵を受けて、一段高い魔法を使用したんだろう! ……ったく、無茶しやがる。
式鬼の身体に巻き付く様に渦巻く焔は、そのまま中の得物を締め付けるが如くその回転速度を上げ終には!
まるで昇天する様に、一筋の炎の柱を噴き上げて掻き消えた!
そこに残されていたのは……黒い体を消し炭にした、立ったまま動こうとしない式鬼だった。サリシュが無茶をした甲斐があって、どうやら倒せたみたいだな。
……なんて、安心する様な俺たちじゃあない!
「ふっ!」
俺が動き出そうとした先手を取って、カミーラがすかさず式鬼の胸に刀を埋める!
「……!」
ビクリと体を震わせた式鬼は、今度こそ……息の根が止まった様だった!
何故なら。
「……消えてく」
まるで先ほどの炎で燃やす尽くされた後みたいに、式鬼の身体が灰となって崩れ、そのまま霧散していったからだ。
とにかく、ここでの式鬼との戦闘は終わった! ……んだが。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる