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キコクが失うもの
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今でこそ、マルチリンガルであること、ダブルであることが
もてはやされる世の中ですが、
(それでも差別や偏見はあるだろう)
母の時代は「あいの子」だの「混血児」だのと言われ
肩身が狭く、そんな親世代に育てられたわたしたちの代でも、
少しでも違うところがあると叩かれるものでした。
まあ、日本とは相変わらずそういう国では
あると思ってるけどね。
残念ながら。
それでも、イマドキの若者は違う。
はるかに進歩的。
さて。
小さい頃に多言語に触れると、母国語と同じように
吸収できるという説がありますね。
わたしはその「子どもの頃習得した」ニンゲンなので、
確かに英語を母国語のように理解することはできました。
でも、2、3歳と、小学生のときだったので、
英語のレベルもそんなものでした。
そこで誤ってもらっては困るのですが、
みなさん。
受験で全然楽なんかしていませんよ?
日本語が理解できるだけで、帝大入れますか?
それくらいの想像力をもって、キコクのことを
考えてもらえるとうれしいです。
そろそろ。
そして、最近の研究では、どうも単一言語より、
言語の発達が遅れるということが明らかに
なったそうです。
(詳しくはWEBで!)
またも膝を打った。
思考のためには、盤石の母国語が必要なのです。
その土台もできあがらぬままに、外国語を注入すると
混乱が生じるのは当たり前で、言語体系の違う、
ウラル・アルタイ語と、印欧語では、そのギャップは
もっと激しくなるのではないかと思った。
わたしは2歳の頃初めてアメリカに渡り、
1年半ほどを過ごし、日本に戻ってきた。
日本語がわからなくて、幼稚園で泣いていたらしい。
かわいそうなわたし!
そして、賢かったはずなのに、小学校での勉強がさっぱり
わからず、(このときは英語は忘れていたが)10歳頃に
再び渡米し、日常語が英語に戻ったら、突然勉強が
できるようになり、帰国してからも、
そのままカシコ街道を走れるようになっていったのでした。
おとーとは。
0歳という一番大事な時期に母国語を奪われ、
やっと話せる年になって帰国しているので、
どこに母語があるのかよくわからなかったのでは。
2度目のときは1年生くらいで、すぐに
英語は身に着いたが、結果、日本語での思考力が育たず、
暴力的にならざるを得なくなったのではないかと
思う。
しかし、不良街道まっしぐらであったにも
関わらず、成人後に異常な勉強心を発揮し、
多言語を活かし、世界を飛び回るようになったのは、
不幸中の幸いか。
重ねて申し上げますが、
キコクとしていいことばかりがあるわけではないのです。
若い頃は「いいね」と言われるたびに、
殺意が芽生えたものです。
それが憧れであってもやっかみであっても。
もてはやされる世の中ですが、
(それでも差別や偏見はあるだろう)
母の時代は「あいの子」だの「混血児」だのと言われ
肩身が狭く、そんな親世代に育てられたわたしたちの代でも、
少しでも違うところがあると叩かれるものでした。
まあ、日本とは相変わらずそういう国では
あると思ってるけどね。
残念ながら。
それでも、イマドキの若者は違う。
はるかに進歩的。
さて。
小さい頃に多言語に触れると、母国語と同じように
吸収できるという説がありますね。
わたしはその「子どもの頃習得した」ニンゲンなので、
確かに英語を母国語のように理解することはできました。
でも、2、3歳と、小学生のときだったので、
英語のレベルもそんなものでした。
そこで誤ってもらっては困るのですが、
みなさん。
受験で全然楽なんかしていませんよ?
日本語が理解できるだけで、帝大入れますか?
それくらいの想像力をもって、キコクのことを
考えてもらえるとうれしいです。
そろそろ。
そして、最近の研究では、どうも単一言語より、
言語の発達が遅れるということが明らかに
なったそうです。
(詳しくはWEBで!)
またも膝を打った。
思考のためには、盤石の母国語が必要なのです。
その土台もできあがらぬままに、外国語を注入すると
混乱が生じるのは当たり前で、言語体系の違う、
ウラル・アルタイ語と、印欧語では、そのギャップは
もっと激しくなるのではないかと思った。
わたしは2歳の頃初めてアメリカに渡り、
1年半ほどを過ごし、日本に戻ってきた。
日本語がわからなくて、幼稚園で泣いていたらしい。
かわいそうなわたし!
そして、賢かったはずなのに、小学校での勉強がさっぱり
わからず、(このときは英語は忘れていたが)10歳頃に
再び渡米し、日常語が英語に戻ったら、突然勉強が
できるようになり、帰国してからも、
そのままカシコ街道を走れるようになっていったのでした。
おとーとは。
0歳という一番大事な時期に母国語を奪われ、
やっと話せる年になって帰国しているので、
どこに母語があるのかよくわからなかったのでは。
2度目のときは1年生くらいで、すぐに
英語は身に着いたが、結果、日本語での思考力が育たず、
暴力的にならざるを得なくなったのではないかと
思う。
しかし、不良街道まっしぐらであったにも
関わらず、成人後に異常な勉強心を発揮し、
多言語を活かし、世界を飛び回るようになったのは、
不幸中の幸いか。
重ねて申し上げますが、
キコクとしていいことばかりがあるわけではないのです。
若い頃は「いいね」と言われるたびに、
殺意が芽生えたものです。
それが憧れであってもやっかみであっても。
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