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カシマさんというひと3
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ロンダさんがカシマさんになってから
会うのは2回目くらいだろうか。
当日は子どもが熱を出さないといいがな。
何もかもが子ども都合。
予定はいつも子どもの健康と相談だ。
奥さんは、大丈夫と言うけれど、俺は
病気の子どもを置いて出かけられるような
メンタルの父親ではないのだ。
父親。
うれしいものだな。
こればかりはなかなか自分の努力だけでは
なれない。
大和の前の子どもはだいぶ初期に流産した。
妊娠が発覚してから2度目に健診に行くと、
心音が確認されず、俺は目の前が真っ暗になった。
奥さんはさすがのリケ女、
恐らくDNAでそういう宿命なのだろうと、
気丈にその事実を受け止めていた。
このときも俺は情けないことに、苦しみに耐え切れず、
カシマさんに連絡をしてしまったのだけど、
やはりカシマさんも、奥さんがそう言うなら、と
冷静だった。
命を直接育む性には敵わないと思ったものだ。
男の俺の耳にはあまり届かない情報だが、
結構流産というものは身近に起きるものらしい。
妊娠や出産は病気ではないけれど、それは
治癒の必要がないというだけで、この21世紀でさえも、
命がけだ。
カシマさん自身も、最初の子のときは、
難産で、命を落としかけたらしい。
それでもふたり目を生む決断をするとは、
なんという母性!
うちは奥さんに無理もさせたくないし、
ひとりっ子を大事に育てていこうと思う。
厳密に言えばふたりきょうだいだけどな。
会うのは2回目くらいだろうか。
当日は子どもが熱を出さないといいがな。
何もかもが子ども都合。
予定はいつも子どもの健康と相談だ。
奥さんは、大丈夫と言うけれど、俺は
病気の子どもを置いて出かけられるような
メンタルの父親ではないのだ。
父親。
うれしいものだな。
こればかりはなかなか自分の努力だけでは
なれない。
大和の前の子どもはだいぶ初期に流産した。
妊娠が発覚してから2度目に健診に行くと、
心音が確認されず、俺は目の前が真っ暗になった。
奥さんはさすがのリケ女、
恐らくDNAでそういう宿命なのだろうと、
気丈にその事実を受け止めていた。
このときも俺は情けないことに、苦しみに耐え切れず、
カシマさんに連絡をしてしまったのだけど、
やはりカシマさんも、奥さんがそう言うなら、と
冷静だった。
命を直接育む性には敵わないと思ったものだ。
男の俺の耳にはあまり届かない情報だが、
結構流産というものは身近に起きるものらしい。
妊娠や出産は病気ではないけれど、それは
治癒の必要がないというだけで、この21世紀でさえも、
命がけだ。
カシマさん自身も、最初の子のときは、
難産で、命を落としかけたらしい。
それでもふたり目を生む決断をするとは、
なんという母性!
うちは奥さんに無理もさせたくないし、
ひとりっ子を大事に育てていこうと思う。
厳密に言えばふたりきょうだいだけどな。
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