繋がりのあるもの。

serana

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第一話

再会

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 高校二年の春。

 新しいクラス、親友のタイヨウとリナと席が近いということもあり三人で会話をしていた。

 ジル『もう二年か、、、』

 タイヨウ『ほんとに早いよな。もう受験生だぜ?』
 
 そんな話をしているとリナが声をかけてきた。

 リナ『そんなこと言ってタイヨウ、あんた大丈夫なの?』
 
 タイヨウ『何が?』

 リナ『何って、、、受験勉強』

 タイヨウ『うっ。』

 俺はそんなタイヨウに向かって笑ってしまった。

 朝礼が終わり一時間目が始まろうとした瞬間、ガラッとクラスの扉が開いた。

 先生『おい!お前ら、席に座れ。』

 俺たちは席に座ると静かに話を聞くことにした。

 先生『みんなにお知らせがある。』

 【お知らせ、、、?】

 先生『入れ』

 先生の言葉に一人の生徒が俺たちの教室に入ってきた。

 が。

 俺は驚きを隠せなかった、、、。

 ジル『ナギ、、、サ、、、?』

 タイヨウとリナがこちらを見た。

 タイヨウ『ん?知り合いか?』

 ジル『知り合いってレベルじゃない。』

 タイヨウ『え?じゃあ。』

 ジル『知り合いじゃない、幼馴染だ。』

 タイヨウ『は?え?』

 俺は夢なのか夢じゃないのか理解できていなかった。

 だって、俺たちは、、、そう中学二年の頃から離れ離れになり手紙でやり取りをしていたのだから。

 先生『挨拶しなさい』

 ナギサ『はい。初めまして高校二年生からこの学校に転入してきました天野渚(あまのなぎさ)といいます。よろしくお願いします。』

 先生『そうだな、、ナギサの席は、、、』

 そういうと、、、

 先生『リナの隣空いてるからそこに座りなさい。』

 ナギサ『はい。』

 ナギサは歩き出すとリナの隣の席に座った。

 リナ『私、リナ。よろしくね』

 ナギサ『よろしくお願いします。』

 後ろの席からタイヨウが声をかけた。
 
 ナギサが振り向いた瞬間。

 え。。。

 二人の目がパチリと合った。

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