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27話
攻防……
しおりを挟むー地上
ドサドサ
次々に砦の城壁や屋上に飛竜が落ちて来る。
「何だっ何が起こっている!?」
「とりあえず飛竜に縄をかけろ!」
兵士が夜空に指を指した。
ぴっ
「蒼い光と白い光が戦っているぞっ!」
「地上から城壁への攻撃も止んだし、空からの爆撃も止んだ」
「ナスビィー殿が戦っているぞ!」
「オオーーーッ」
砦から歓声が上がった。
バチバチバチッ!
光の刃同士が切り結ぶと、ヤケドしそうな程の激しい火花が飛び散る。その火花の明るさでビスマスの蒼い仮面の顔がはっきりと見えるよ。
「何でこんな事をする!?」
「こんな事とは?」
「光の剣の炸裂弾だっ!!」
ギリギリッ
「面白いからだっ!!」
バシッッ
彼女は強く剣を弾いた。
「面白いで済むかぁーーーっ!!」
俺は再び食い下がって斬りかかる。
ガシィッ!
簡単に受け止めて横に流されると、ビスマスの方からも斬りかかって来る。
「ライトニング・スプラッシュ!!」
シュババババッ
とっさに光の矢を無数に出して彼女をけん制する。
これで彼女を倒す事は出来ないが視線の先にこんな物が無数に飛んで来ると、うっとうしいので剣でバチバチと落とされて行く。
ギューーーーンッ!
「今だっ!!」
バシィーーーン
そんな最中の彼女に上段から切り掛かる。
ガシッ
彼女は全く動じる事無く、的確に自身の頭上で横に向けた剣で受け止めた。良かった……
ゲシッ!!
蹴られたっっ! びゅーーーんっと夜空の中で俺は再び突き放される。
「食らえっ」
シュババババッ
今度は彼女からお返しに光の矢を撃たれるが……それは効かないって分かっているぞっ! だから避けなくても……
キラッッ
げげっ光の矢の中に光の剣の炸裂弾が!?
「あぶねっ!?」
どバシッ!
光の矢の中に紛れ込んで飛んで来た光の剣を危うく当たる寸前で撃ち落とした。
ドォーーーーン!!
弾いた先で、青白い光を発して大爆発する炸裂弾。
「良い反応だ……」
「良い反応で済むかーっ当たったら死ぬだろがーーっ!!」
「それはお互い様さっ!」
「違うっ」
再び夜空で再び切り結んだ。
バチバチバチッ
「前の話、覚えているか!?」
「……何の話だ」
「君の事が好きだっ!!」
「……スマン、良く聞こえなかった」
戦闘中なのに二人の間に一瞬の静寂が。
「恥ずかしがり屋さんかぁーーーーーーー!!!」
「何の話だぁああーーーーっ!!」
シュバッガシッギンッ!
再び二人は乱闘に戻ってしまった……でもやっぱり覚悟を決めないとダメか。
「今夜はお前を倒す!!」
「ふっムリだな」
シャキッ
見てる前で彼女は光の剣を下に向けた。
ドヒューーーーッ
あーっまた撃ったな!!
「このヤローーーッ!!」
カチィーーーーン
何とか弾いて飛ばすが……
ドヒューーッドヒューーーーッ!! ドヒュッッ!!
くそーっ3連射しやがった!!
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