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50話
ちゃ、ちゃんと説明します!
しおりを挟むシィ~ン
俺の決意の言葉は一瞬広い王宮に水を打った様な沈黙を作った。
「ハハハハハんな訳ねーだろ! ふざけた野郎だぜ。叔父様の若い頃の鎧が綺麗なまま道端にでも落ちてたって言うのかよ?」
沈黙を破ったのはアルパダだった。確かにその通りだよな!
ギシッ
子のアルパダの奴に刺激されて俺の首を絞める手に力がこもる。
「アルパダが言う通りふざけた事を申すな! 本当の事を申せ、その鎧どこでどう見つけた!?」
うっアルフパパ、年の割に力強い……加護の基礎効果が無ければ首が折れて死んでるかも!?
「ぐぎっほ、本当に拾ったんです」
「まだ言うか貴様っおい剣を持てっ」
アルジェシュナイゼ王は近習に剣を渡せと片手を伸ばす。近習の美少年達は顔を見合わせて渡すかどうか迷いに迷う。渡さなくていいんだよ!
「父上、ユリナスはFランク回復師で嘘を付く様な男ではありません! どうぞお許しを。これには訳があるはずです」
やっとアルフレッドが動いてくれたか。
「Fランク回復師など余計信用出来るか!」
確かに! 俺でも信用しないわ。
「お父様、そう頭ごなしに決め付けるのはよろしく無いですわ! どこで拾ったか、それを聞いてから首をはねても遅く無いですわよ?」
ざわっ
誰だよ。
「アウレリアーナ余計な事言うんじゃねーよ!」
「アウレリアーナお姉さま、有難う御座います」
アルフレッドの姉ちゃんか……確かに凄い美人だけど師匠の方が百倍綺麗だよ! ていうか家族揃ってるじゃん、全然忙しくねーじゃん。
ガシャッ
ようやく王様の年齢にしては屈強な腕が離れた。
「げほっげほっ」
「ではアウレリアーナの言う通り、どこで拾ったか話を聞こう。首をはねるはそれからだっ!」
シャランッ!
王様自ら近習から剣を奪った。斬る気まんまんじゃん! ふぅ、今日は師匠が何だか俺を突き放している気がする、そっちがそうなら本当に正直に経緯を話そう。
「分かりました、どこでこの鎧と剣を拾ったか本当の経緯を言います」
俺は深呼吸をした。
「うむ、嘘偽りなくつまびらかに申せ」
ガシャッ
王様は剣を抜いたまま玉座に座り直した。顔はめちゃめちゃ怖いままだけど。
「俺は、確かに万年芽の出ないFランク回復師で常にPTメンバー探しに明け暮れる日々でした。そんな時にあるAランク冒険者3人組にPTの誘いを受けたんです」
「ほう?」
お、王様が興味を持ってくれたぞ?
ーその話を聞いて、アルパダの後ろに控えるルウィナとコールディは冷や汗をかき、顔を見合わせたので御座います。
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