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動物園⑪
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漢が躓いたのは、墓石の土台であった。義堂は墓石の前に立ち、石に刻まれた名前を読み取った。
「動物の供養碑か」
「動物の……。なんだよ、ちゃんと供養されてるじゃねえか」
「いや」
義堂は墓石の裏側を見て言った。
「これは、太平洋戦争が始まる前に建てられたもんだ」
つまり、鵜飼をはじめとした動物園の職員が生きている間に建てられたもの。鵜飼たちが死んだあとに餓死していった動物たちを供養するためのものではない。
「おら、さっさと立て。行くぞ」
義堂に促されて、漢は立ち上がった。
そのときだ。墓石の端に、白い手がかかったのを、漢は認めた。
「あっ」
漢は声にならない声をあげ、四つん這いになって墓石から離れた。足に力が入らない。今にもすとんと落ちそうな腰を支えるだけで精一杯である。
無様な恰好で進む漢を、義堂は蔑んだ目で見下ろした。
「何やってんだ、お前」
「いや……あ、あそこに、て、……手が」
「手?」
義堂は墓石のほうを振り向いた。先程と同じく、苔むした墓石が佇んでいる。
何をそんなに驚いてやがるんだ。
義堂があきれていると、ガシャン、と鉄格子が揺れる音がした。鉄格子が風に揺らされることがあるか。そんなわけはない。じゃあ、今の音はなんだ?
「誰かいるのか」
義堂は胸ポケットからサバイバルナイフを抜いた。鉄格子の音がした方――サルの檻がある方に向かって、慎重に歩いて行く。
もしかして、檻の中にサルが残っている?
動物たちは餓死したというのは憶測であって、本当に全滅したところを確認した人間はいるのだろうか。
まあ、サルがいたって檻の中だ。襲い掛かってくるなら殺せばいいし、逃げるならこの森の奥に逃げて行けばいい。それを追いかける必要はねえ。
対処法を組み立てながら進む義堂の視界に、黒い山が入った。黒い山に、点々と光る無数の赤い光。赤い光は人工的なものではなく、怒りや憎しみがこもった危険な光である。
「……なんだ、こりゃあ」
義堂と漢がたどり着いたのは、猿山である。本来なら、何もいない、ただの山になっているはずだった。それが、山のいたるところに、毛を逆立てたニホンザルがいる。その両目は赤く光っており、義堂と漢に向けて牙を向いている。
サルたちの様子をうかがおうと、漢がもう一歩進んだとき、鉄格子に向かってサルたちが飛びついた。ガシャンガシャンと檻を揺らし、牙を向き出しにしながら奇声を上げてくる。
「な、なんだよこいつら」
漢は近づくのをやめた。
「こんなんで鍵なんか開けられるかよ……っ」
「別に、鍵を開ける順番は決まってねえだろ。ここは後回しだ」
義堂は冷静に言うと、サル山の前を通り過ぎた。漢もそれに続く。それを追いかけるようにサルたちも移動して、威嚇を続ける。
「キィキィ、キィキィうっせえなあっ」
思わず文句を言うが、サルたちは気にしない。漢と義堂の姿が見えなくなっても、威嚇を続けている。
ニホンザルの隣の檻は、チンパンジーである。
こちらは、檻の中にチンパンジーの姿はない。コンクリートの床に土ぼこりが溜まっているだけである。
「こっちから開けるか」
義堂は、檻の入り口まで進むと、錠前に鍵を差し込んで回した。
中に何もいなければ、簡単な作業である。義堂は錠前を床に転がした。
「次、ゾウの檻を開けたら、藤田さんと合流してサル山の相談をする」
義堂の言葉に、漢はうなずいた。二人はチンパンジーの檻から離れ、視線をそらした。
そのとき、檻の奥で二つの赤い光が灯った。義堂と漢は気づかない。ゾウの檻に向かって歩いて行こうとしたとき、義堂の両肩に何か重たい鉛のようなものがのしかかった。
「!?」
黒い鉛には手足があった。両腕で義堂の口を塞ぎ、両足で首を絞めている。
「お、おいっ」
漢は慌てて黒い鉛の腰に手をかけた。ふさふさした黒い毛の感触。
チンパンジーである。
「なんだよ、生きてやがったのか!?」
漢は、チンパンジーを義堂から引き離そうと両手に力を込めた。だが、かなわない。チンパンジーは義堂の首をへし折ろうとしている。義堂はチンパンジーの重さに耐えかね、地面に片膝をついた。
口から泡を吹きながら、義堂は持っているサバイバルナイフをチンパンジーの脇腹に強引に突き立てようとした。そのとき、チンパンジーはさっと義堂から離れ、走り去った。
「だ、大丈夫か!?」
漢が義堂に声をかけると、義堂は「ああ」と短く返事をした。そして、すぐに異変に気が付いた。
持っていたはずの「サル」の檻の鍵が、ない。
義堂はせき込みながら立ち上がり、サル山へときびすを返した。
「おい、そっちは後なんじゃ……」
状況を飲み込めていない漢だったが、義堂を追いかけてサル山に戻り、檻の入り口の前にチンパンジーの姿をみとめたとき、背筋が凍り付いた。
「ちょ、まさか……」
義堂はサバイバルナイフを振りかざし、チンパンジーに襲い掛かった。しかし、チンパンジーは素早くよけ、義堂に体当たりをした。義堂の脇腹に衝撃が走る。痛みをこらえながら、チンパンジーにナイフを突き立てようとするが、かわされた。
チンパンジーは薄ら笑いを浮かべている。
漢は、辺りを見回して、落ちている小石を見つけた。小石を拾ってチンパンジーに狙いを定めると、思い切り投げた。だが、当たらない。
「すばしこいやつめ」
小石によるダメージを与えることはできなかったが、義堂とチンパンジーの間に距離を作ることには成功した。
「サル風情が」
義堂は胸元から拳銃を取り出し、チンパンジーに向けて発砲した。その一発は、チンパンジーの頬をかすめた。
「ギャアアアアアアア!」
チンパンジーは怒りを露わにし、義堂に向かって走り出した。義堂は何発かチンパンジーに向けて発砲する。チンパンジーの身体のあちこちに傷ができるが、致命傷を与えることができない。
ついに、チンパンジーは再び義堂に覆いかぶさった。今度は正面からである。チンパンジーは、義堂の首元に噛みついた。鮮血が噴き出す。
「う、うわあああああ!」
漢は、チンパンジーの首に手をかけて、無理やり義堂から引き離した。チンパンジーはそれに逆らわず、義堂から離れた。義堂の首からはどくどくと血が噴き出している。
「な、な……」
呆然としている漢をよそめに、チンパンジーはサルの檻の鍵を開けた。チンパンジーは軽々とサル山の頂上に上った。周囲のニホンザルは、チンパンジーに頭を下げている。
檻の鍵は開いた。そこから、サルたちがぞろぞろと出てきて、漢と義堂を取り囲んだ。
「なんだよ、何する気だよ……!?」
サルたちは歯をむき出しにして、漢と義堂に飛び掛かった。とっさに両腕で眼前を防いだ漢だったが、身体中に衝撃を受けたあと、意識を失った。
「動物の供養碑か」
「動物の……。なんだよ、ちゃんと供養されてるじゃねえか」
「いや」
義堂は墓石の裏側を見て言った。
「これは、太平洋戦争が始まる前に建てられたもんだ」
つまり、鵜飼をはじめとした動物園の職員が生きている間に建てられたもの。鵜飼たちが死んだあとに餓死していった動物たちを供養するためのものではない。
「おら、さっさと立て。行くぞ」
義堂に促されて、漢は立ち上がった。
そのときだ。墓石の端に、白い手がかかったのを、漢は認めた。
「あっ」
漢は声にならない声をあげ、四つん這いになって墓石から離れた。足に力が入らない。今にもすとんと落ちそうな腰を支えるだけで精一杯である。
無様な恰好で進む漢を、義堂は蔑んだ目で見下ろした。
「何やってんだ、お前」
「いや……あ、あそこに、て、……手が」
「手?」
義堂は墓石のほうを振り向いた。先程と同じく、苔むした墓石が佇んでいる。
何をそんなに驚いてやがるんだ。
義堂があきれていると、ガシャン、と鉄格子が揺れる音がした。鉄格子が風に揺らされることがあるか。そんなわけはない。じゃあ、今の音はなんだ?
「誰かいるのか」
義堂は胸ポケットからサバイバルナイフを抜いた。鉄格子の音がした方――サルの檻がある方に向かって、慎重に歩いて行く。
もしかして、檻の中にサルが残っている?
動物たちは餓死したというのは憶測であって、本当に全滅したところを確認した人間はいるのだろうか。
まあ、サルがいたって檻の中だ。襲い掛かってくるなら殺せばいいし、逃げるならこの森の奥に逃げて行けばいい。それを追いかける必要はねえ。
対処法を組み立てながら進む義堂の視界に、黒い山が入った。黒い山に、点々と光る無数の赤い光。赤い光は人工的なものではなく、怒りや憎しみがこもった危険な光である。
「……なんだ、こりゃあ」
義堂と漢がたどり着いたのは、猿山である。本来なら、何もいない、ただの山になっているはずだった。それが、山のいたるところに、毛を逆立てたニホンザルがいる。その両目は赤く光っており、義堂と漢に向けて牙を向いている。
サルたちの様子をうかがおうと、漢がもう一歩進んだとき、鉄格子に向かってサルたちが飛びついた。ガシャンガシャンと檻を揺らし、牙を向き出しにしながら奇声を上げてくる。
「な、なんだよこいつら」
漢は近づくのをやめた。
「こんなんで鍵なんか開けられるかよ……っ」
「別に、鍵を開ける順番は決まってねえだろ。ここは後回しだ」
義堂は冷静に言うと、サル山の前を通り過ぎた。漢もそれに続く。それを追いかけるようにサルたちも移動して、威嚇を続ける。
「キィキィ、キィキィうっせえなあっ」
思わず文句を言うが、サルたちは気にしない。漢と義堂の姿が見えなくなっても、威嚇を続けている。
ニホンザルの隣の檻は、チンパンジーである。
こちらは、檻の中にチンパンジーの姿はない。コンクリートの床に土ぼこりが溜まっているだけである。
「こっちから開けるか」
義堂は、檻の入り口まで進むと、錠前に鍵を差し込んで回した。
中に何もいなければ、簡単な作業である。義堂は錠前を床に転がした。
「次、ゾウの檻を開けたら、藤田さんと合流してサル山の相談をする」
義堂の言葉に、漢はうなずいた。二人はチンパンジーの檻から離れ、視線をそらした。
そのとき、檻の奥で二つの赤い光が灯った。義堂と漢は気づかない。ゾウの檻に向かって歩いて行こうとしたとき、義堂の両肩に何か重たい鉛のようなものがのしかかった。
「!?」
黒い鉛には手足があった。両腕で義堂の口を塞ぎ、両足で首を絞めている。
「お、おいっ」
漢は慌てて黒い鉛の腰に手をかけた。ふさふさした黒い毛の感触。
チンパンジーである。
「なんだよ、生きてやがったのか!?」
漢は、チンパンジーを義堂から引き離そうと両手に力を込めた。だが、かなわない。チンパンジーは義堂の首をへし折ろうとしている。義堂はチンパンジーの重さに耐えかね、地面に片膝をついた。
口から泡を吹きながら、義堂は持っているサバイバルナイフをチンパンジーの脇腹に強引に突き立てようとした。そのとき、チンパンジーはさっと義堂から離れ、走り去った。
「だ、大丈夫か!?」
漢が義堂に声をかけると、義堂は「ああ」と短く返事をした。そして、すぐに異変に気が付いた。
持っていたはずの「サル」の檻の鍵が、ない。
義堂はせき込みながら立ち上がり、サル山へときびすを返した。
「おい、そっちは後なんじゃ……」
状況を飲み込めていない漢だったが、義堂を追いかけてサル山に戻り、檻の入り口の前にチンパンジーの姿をみとめたとき、背筋が凍り付いた。
「ちょ、まさか……」
義堂はサバイバルナイフを振りかざし、チンパンジーに襲い掛かった。しかし、チンパンジーは素早くよけ、義堂に体当たりをした。義堂の脇腹に衝撃が走る。痛みをこらえながら、チンパンジーにナイフを突き立てようとするが、かわされた。
チンパンジーは薄ら笑いを浮かべている。
漢は、辺りを見回して、落ちている小石を見つけた。小石を拾ってチンパンジーに狙いを定めると、思い切り投げた。だが、当たらない。
「すばしこいやつめ」
小石によるダメージを与えることはできなかったが、義堂とチンパンジーの間に距離を作ることには成功した。
「サル風情が」
義堂は胸元から拳銃を取り出し、チンパンジーに向けて発砲した。その一発は、チンパンジーの頬をかすめた。
「ギャアアアアアアア!」
チンパンジーは怒りを露わにし、義堂に向かって走り出した。義堂は何発かチンパンジーに向けて発砲する。チンパンジーの身体のあちこちに傷ができるが、致命傷を与えることができない。
ついに、チンパンジーは再び義堂に覆いかぶさった。今度は正面からである。チンパンジーは、義堂の首元に噛みついた。鮮血が噴き出す。
「う、うわあああああ!」
漢は、チンパンジーの首に手をかけて、無理やり義堂から引き離した。チンパンジーはそれに逆らわず、義堂から離れた。義堂の首からはどくどくと血が噴き出している。
「な、な……」
呆然としている漢をよそめに、チンパンジーはサルの檻の鍵を開けた。チンパンジーは軽々とサル山の頂上に上った。周囲のニホンザルは、チンパンジーに頭を下げている。
檻の鍵は開いた。そこから、サルたちがぞろぞろと出てきて、漢と義堂を取り囲んだ。
「なんだよ、何する気だよ……!?」
サルたちは歯をむき出しにして、漢と義堂に飛び掛かった。とっさに両腕で眼前を防いだ漢だったが、身体中に衝撃を受けたあと、意識を失った。
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