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7話 実地調査②
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しばらく歩き、ハルルが足を止める。
どうやら目的地に到着したようだ。
「ここになにかあるのか?」
「はい、間違いありません。
ここから奇妙な魔力の集まりを感じます。」
道路脇、見た目には特に変わった所の無い林。
だけどハルルはそう断言し、迷いなく立ち入っていく。
それに付き従い自分も林へと入る。
葉の音が周囲に響く。まだ慣れない土のにおいが辺りに満ちる。
やがて後方の道路も木の裏に隠れ、神秘的な雰囲気に包まれる。
…けど、ただそれだけ。
以前のような変わった気配とかは、自分には感じ取れていない。
だけどハルルは明確な何かを感じ取っているらしく、時折足を止め何かを探る。
その集中を邪魔はしないようにと、一定の距離を保ちつつ後を追う。
もしもこのまま出番無く解決したらどうしようか、そんな心配をしかけたところに、変化は訪れた。
「霧…?」
ハルルが呟き立ち止まる。
状況を聞くまでもない。いつの間にか霧が溢れ、視界が悪くなる。
「…普通の霧ではない、っていうやつか?」
「はい、これも魔術的な──」
言い終わる前に、ハルルの行動。
こちらの後方に回り込み、何かから庇うような立ち位置を取る。
遅れて振り返ると、青い火のようなものが霧の奥へと去っていく。
「追います、急いで。」
「分かった。」
霧が濃くなり、5m先もまともに見えない程に。
辛うじて見える火の玉と、前を早足で行くハルルを見失わないよう追いかける。
「あれは、何なのでしょう?」
「多分、人魂か何かか…?」
「ヒトダマ、とは?」
「えーと、『この世に留まる死人の魂』、動物霊とかの場合は鬼火と呼ばれるらしい。」
知識の曖昧なところを、どうにかスマホで検索して調べながら答える。
「つまり生命の残滓、といったところですか。
…深く聞きたいところですが、それは後でになりそうです。」
ハルルが右手で宙を払う。
風が吹き、目の前の空間の霧が払われる。
そこには、小さな石造りの祠があった。
どうやら目的地に到着したようだ。
「ここになにかあるのか?」
「はい、間違いありません。
ここから奇妙な魔力の集まりを感じます。」
道路脇、見た目には特に変わった所の無い林。
だけどハルルはそう断言し、迷いなく立ち入っていく。
それに付き従い自分も林へと入る。
葉の音が周囲に響く。まだ慣れない土のにおいが辺りに満ちる。
やがて後方の道路も木の裏に隠れ、神秘的な雰囲気に包まれる。
…けど、ただそれだけ。
以前のような変わった気配とかは、自分には感じ取れていない。
だけどハルルは明確な何かを感じ取っているらしく、時折足を止め何かを探る。
その集中を邪魔はしないようにと、一定の距離を保ちつつ後を追う。
もしもこのまま出番無く解決したらどうしようか、そんな心配をしかけたところに、変化は訪れた。
「霧…?」
ハルルが呟き立ち止まる。
状況を聞くまでもない。いつの間にか霧が溢れ、視界が悪くなる。
「…普通の霧ではない、っていうやつか?」
「はい、これも魔術的な──」
言い終わる前に、ハルルの行動。
こちらの後方に回り込み、何かから庇うような立ち位置を取る。
遅れて振り返ると、青い火のようなものが霧の奥へと去っていく。
「追います、急いで。」
「分かった。」
霧が濃くなり、5m先もまともに見えない程に。
辛うじて見える火の玉と、前を早足で行くハルルを見失わないよう追いかける。
「あれは、何なのでしょう?」
「多分、人魂か何かか…?」
「ヒトダマ、とは?」
「えーと、『この世に留まる死人の魂』、動物霊とかの場合は鬼火と呼ばれるらしい。」
知識の曖昧なところを、どうにかスマホで検索して調べながら答える。
「つまり生命の残滓、といったところですか。
…深く聞きたいところですが、それは後でになりそうです。」
ハルルが右手で宙を払う。
風が吹き、目の前の空間の霧が払われる。
そこには、小さな石造りの祠があった。
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