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第四章
笑うしかないそうです
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なるほど、とアレクシアは頷いた。
少しの間沈思し、首肯する。
「そういうことならば、我々も喜んで参加させてもらう。――ふむ。ちょうど、我々のシンフィールド学園での訓練カリキュラムも、飛行魔術の運用を前提としたものに変更されることになっていてな。きみのほうから学園側に話を通してもらえれば、すぐにでも合同訓練に入れると思うぞ」
何しろ、飛行魔導兵士部隊といえば、間違いなく現在この国で最強の部隊である。
飛行魔術を用いた戦闘訓練の相手として、これ以上のものはない。自分たちのスキルアップのためならば、彼らに素性を明かす程度のリスクは甘んじて受け入れるべきだろう。
『本当かい? ありがとう、助かるよ。それじゃあ、近いうちに学園側から指示が出るだろうから、それに従ってもらえるかな?』
「了解した」
それから、ベネディクトの魔力コントロールの訓練状況や、セフィードがお菓子作りに興味を抱いたことなどを報告して、ローレンスとの通話を切る。
沈黙が戻った室内で、アレクシアはふっと息を吐く。
(まさか、甘やかされたお坊ちゃまだとばかり思っていた殿下と、こんなふうに腹を割って話をできるようになるとは……。人生、何が起こるかわからんな)
デズモンドに追放されるまでのアレクシアは、ひたすら『スウィングラー辺境伯家のためになるか否か』という基準だけで、物事を判断して生きていた。
ローレンスのことは『未来の主君』という記号でしか見ていなかったし、ウィルフレッドに対しても『いつか手放さなければならない、大切な従者』として、常に一定の距離を保っていたのだ。
軽く、右手を持ち上げる。
――あの冬の日から、きっと自分は随分変わったのだと思う。
それがいいことなのか、悪いことなのかはわからない。
ただ、今の自分は嫌いではなかった。
ウィルフレッドが、アレクシアにとって一番大切な存在であることは変わらない。これだけは、一生変わらないのだろうと思う。
それでも、今の自分にとって大切なものは、彼だけではない。
失いたくないもの。幸せでいてほしい人たち。
この手で守りたいものがどんどん増えていって、なのに不安にならずにいられるのは、ウィルフレッドがそばにいてくれるからだ。
(わたしは……おまえに、甘えてばかりだな)
自分が彼の存在に依存していることなど、とうの昔に自覚している。
ウィルフレッドがそれを許してくれるから、真綿でくるみこむように甘やかしてくれるから、そんな自分を否定することすらできなくなった。
(うむ。飛行魔導兵士部隊との合同訓練は、いい機会だ。より一層精度の高い防御魔導フィールドを構築できるよう、全身全霊で頑張ろう)
――自分がウィルフレッドに依存しているのなら、彼を絶対に失わなずにすむように努力をすればいいじゃない。
己の不甲斐なさを自覚してからというもの、知恵熱が出るほど悩みまくった結果、最終的にそんなシンプルな結論に至ったアレクシアであった。
それから、数日後。
結局、アレクシアのクラスからは、飛行魔導兵士育成コースへの志願を自ら口にした六名全員が、その道に進むことになったという。
願書締め切り翌日の朝、そのことを知った彼女は、思いきり顔を顰めて彼らを見た。
「きみたち自身が熟慮した結果選んだ道だというなら、今更わたしに言えることは何もないが……。揃いも揃って、まったく酔狂な連中だな」
安全な王宮勤めを蹴って、自ら危険な最前線勤務を目指すというのだ。
アレクシアにとっては至極当然の感想だったのだが、彼らはそうは思わなかったらしい。
真っ先にジョッシュが、むっとした顔で言い返してくる。
「ひっでー。酔狂はねーだろ、アレクシアー」
同じように顔を顰めていたキャスリーンが、ひとつ息を吐いてから口を開く。
「思っていたより、お願いするのが早くなっちゃったけどさ。飛行魔術を覚えるときに、アドバイスしてくれるって約束、忘れてないよね?」
「忘れていない。ただ、そもそもきみたちは、空を飛ぶには基礎体力が足りなすぎるからな。その件については、飛行魔導兵士育成コースの基準をクリアしてから、改めて話をしよう」
真顔で答えたアレクシアに、六名が揃って酢を飲んだような顔になる。
そんな彼らに、にこりと笑ったウィルフレッドが言う。
「それじゃあオレから、ひとつだけアドバイスをしておこうかな。――戦場で死にたくなければ、全員、死ぬ気で努力しろ。最低限の自助努力もできない無能どもに付き合うほど、オレもアレクシアさまも暇じゃない」
後半、ひどく冷ややかに重い声で告げられた子どもたちが、ひょっと跳び上がる。
少しの間のあと、ブランドンが恐る恐る片手を上げた。
「えっと……。ウィルフレッド? おまえ、何か怒ってる?」
「いいや。ただ、きみたちが飛行魔導兵士になる覚悟ができたというなら、無力な子ども扱いするのは失礼かな、と思っただけだよ」
彼の言葉に、一同が揃って息を呑む。
笑みを深めたウィルフレッドが、どこまでも淡々と続けて言う。
「きみたちが望むなら、可能な限り助言はする。自主訓練にも付き合おう。ただ、オレは今後一切、戦闘行動に関することできみたちを甘やかすつもりはない」
六名はしばしの間固まったあと、揃って恐る恐るアレクシアを見た。
「なんだ、どうした?」
首を傾げた彼女に、黙っていればクール系のセドリックが、情けなく眉を下げて言う。
「あんたの従者さあ……。なんで笑いながら、こんな怖いことを言えるんだ?」
「ウィルは元々、笑っているときが一番怖いぞ」
真顔で答えると、ウィルフレッドがおや、と首を傾げる。
「それは心外ですね。オレは、笑いながら敵を殺したことなどありませんよ?」
「戦場でのことじゃない。わたしを叱るときには、いつもにこにこ笑っているじゃないか」
ウィルフレッドが、わざとらしく息を吐く。
「それは、仕方がないではありませんか。もう笑うしかない、というやつです」
なんだそれは、と思っていると、ウィルフレッドと同じくらい上背のあるディーンが困惑した様子で口を開いた。
「ウィルフレッドがアレクシアを叱っているとことか、想像できねえんだけど……。いったい何をやらかしたら、あんたに対して二十四時間年中無休で甘々なやつが、この怖い笑顔であんたを叱るなんてことになるんだ?」
「うむ。わたしは王都に出てくるまで、自分で財布を持ったことがなかったのでな。生家から追い出されてからずっと、ウィルにばかり金銭的な苦労を掛けさせてしまっていたんだが……」
当時のことを思い出し、しょんぼりと肩を落とす。
「そのことに気付かなかっただけではなく、生活費の余りを預けていたウィル名義の口座の存在を、すっかり忘れていたんだ。その口座のことを思い出してウィルに伝えたときに、ものすごく叱られてしまった」
「アレクシアさま。あの口座の金があれば、あなたに野宿をしていただいたり、熊と戦っていただいたりしなくとも済んだのです。安全を金で買うことができるということは、今後も忘れないでくださいね」
やはりにこやかに笑ったウィルフレッドにそう言われ、アレクシアは素直に頷いた。
「わかった。――どうした? エイミー」
それまで黙っていたエイミーが、じっと自分を見つめていることに気付き、問いかける。
「えっと……。アレクシアさんとウィルフレッドさんは、飛行魔導兵士育成コースに入らなくても、もう空も飛べるし、戦い方も知ってるんだよね。ひょっとしたら、私たちより先に飛行魔導兵士部隊に入隊しちゃうこともあるのかな、って思って……」
「いや、それはないな。そもそも我々は、王室直属の飛行魔導兵士部隊に志願するつもりはない」
少しの間沈思し、首肯する。
「そういうことならば、我々も喜んで参加させてもらう。――ふむ。ちょうど、我々のシンフィールド学園での訓練カリキュラムも、飛行魔術の運用を前提としたものに変更されることになっていてな。きみのほうから学園側に話を通してもらえれば、すぐにでも合同訓練に入れると思うぞ」
何しろ、飛行魔導兵士部隊といえば、間違いなく現在この国で最強の部隊である。
飛行魔術を用いた戦闘訓練の相手として、これ以上のものはない。自分たちのスキルアップのためならば、彼らに素性を明かす程度のリスクは甘んじて受け入れるべきだろう。
『本当かい? ありがとう、助かるよ。それじゃあ、近いうちに学園側から指示が出るだろうから、それに従ってもらえるかな?』
「了解した」
それから、ベネディクトの魔力コントロールの訓練状況や、セフィードがお菓子作りに興味を抱いたことなどを報告して、ローレンスとの通話を切る。
沈黙が戻った室内で、アレクシアはふっと息を吐く。
(まさか、甘やかされたお坊ちゃまだとばかり思っていた殿下と、こんなふうに腹を割って話をできるようになるとは……。人生、何が起こるかわからんな)
デズモンドに追放されるまでのアレクシアは、ひたすら『スウィングラー辺境伯家のためになるか否か』という基準だけで、物事を判断して生きていた。
ローレンスのことは『未来の主君』という記号でしか見ていなかったし、ウィルフレッドに対しても『いつか手放さなければならない、大切な従者』として、常に一定の距離を保っていたのだ。
軽く、右手を持ち上げる。
――あの冬の日から、きっと自分は随分変わったのだと思う。
それがいいことなのか、悪いことなのかはわからない。
ただ、今の自分は嫌いではなかった。
ウィルフレッドが、アレクシアにとって一番大切な存在であることは変わらない。これだけは、一生変わらないのだろうと思う。
それでも、今の自分にとって大切なものは、彼だけではない。
失いたくないもの。幸せでいてほしい人たち。
この手で守りたいものがどんどん増えていって、なのに不安にならずにいられるのは、ウィルフレッドがそばにいてくれるからだ。
(わたしは……おまえに、甘えてばかりだな)
自分が彼の存在に依存していることなど、とうの昔に自覚している。
ウィルフレッドがそれを許してくれるから、真綿でくるみこむように甘やかしてくれるから、そんな自分を否定することすらできなくなった。
(うむ。飛行魔導兵士部隊との合同訓練は、いい機会だ。より一層精度の高い防御魔導フィールドを構築できるよう、全身全霊で頑張ろう)
――自分がウィルフレッドに依存しているのなら、彼を絶対に失わなずにすむように努力をすればいいじゃない。
己の不甲斐なさを自覚してからというもの、知恵熱が出るほど悩みまくった結果、最終的にそんなシンプルな結論に至ったアレクシアであった。
それから、数日後。
結局、アレクシアのクラスからは、飛行魔導兵士育成コースへの志願を自ら口にした六名全員が、その道に進むことになったという。
願書締め切り翌日の朝、そのことを知った彼女は、思いきり顔を顰めて彼らを見た。
「きみたち自身が熟慮した結果選んだ道だというなら、今更わたしに言えることは何もないが……。揃いも揃って、まったく酔狂な連中だな」
安全な王宮勤めを蹴って、自ら危険な最前線勤務を目指すというのだ。
アレクシアにとっては至極当然の感想だったのだが、彼らはそうは思わなかったらしい。
真っ先にジョッシュが、むっとした顔で言い返してくる。
「ひっでー。酔狂はねーだろ、アレクシアー」
同じように顔を顰めていたキャスリーンが、ひとつ息を吐いてから口を開く。
「思っていたより、お願いするのが早くなっちゃったけどさ。飛行魔術を覚えるときに、アドバイスしてくれるって約束、忘れてないよね?」
「忘れていない。ただ、そもそもきみたちは、空を飛ぶには基礎体力が足りなすぎるからな。その件については、飛行魔導兵士育成コースの基準をクリアしてから、改めて話をしよう」
真顔で答えたアレクシアに、六名が揃って酢を飲んだような顔になる。
そんな彼らに、にこりと笑ったウィルフレッドが言う。
「それじゃあオレから、ひとつだけアドバイスをしておこうかな。――戦場で死にたくなければ、全員、死ぬ気で努力しろ。最低限の自助努力もできない無能どもに付き合うほど、オレもアレクシアさまも暇じゃない」
後半、ひどく冷ややかに重い声で告げられた子どもたちが、ひょっと跳び上がる。
少しの間のあと、ブランドンが恐る恐る片手を上げた。
「えっと……。ウィルフレッド? おまえ、何か怒ってる?」
「いいや。ただ、きみたちが飛行魔導兵士になる覚悟ができたというなら、無力な子ども扱いするのは失礼かな、と思っただけだよ」
彼の言葉に、一同が揃って息を呑む。
笑みを深めたウィルフレッドが、どこまでも淡々と続けて言う。
「きみたちが望むなら、可能な限り助言はする。自主訓練にも付き合おう。ただ、オレは今後一切、戦闘行動に関することできみたちを甘やかすつもりはない」
六名はしばしの間固まったあと、揃って恐る恐るアレクシアを見た。
「なんだ、どうした?」
首を傾げた彼女に、黙っていればクール系のセドリックが、情けなく眉を下げて言う。
「あんたの従者さあ……。なんで笑いながら、こんな怖いことを言えるんだ?」
「ウィルは元々、笑っているときが一番怖いぞ」
真顔で答えると、ウィルフレッドがおや、と首を傾げる。
「それは心外ですね。オレは、笑いながら敵を殺したことなどありませんよ?」
「戦場でのことじゃない。わたしを叱るときには、いつもにこにこ笑っているじゃないか」
ウィルフレッドが、わざとらしく息を吐く。
「それは、仕方がないではありませんか。もう笑うしかない、というやつです」
なんだそれは、と思っていると、ウィルフレッドと同じくらい上背のあるディーンが困惑した様子で口を開いた。
「ウィルフレッドがアレクシアを叱っているとことか、想像できねえんだけど……。いったい何をやらかしたら、あんたに対して二十四時間年中無休で甘々なやつが、この怖い笑顔であんたを叱るなんてことになるんだ?」
「うむ。わたしは王都に出てくるまで、自分で財布を持ったことがなかったのでな。生家から追い出されてからずっと、ウィルにばかり金銭的な苦労を掛けさせてしまっていたんだが……」
当時のことを思い出し、しょんぼりと肩を落とす。
「そのことに気付かなかっただけではなく、生活費の余りを預けていたウィル名義の口座の存在を、すっかり忘れていたんだ。その口座のことを思い出してウィルに伝えたときに、ものすごく叱られてしまった」
「アレクシアさま。あの口座の金があれば、あなたに野宿をしていただいたり、熊と戦っていただいたりしなくとも済んだのです。安全を金で買うことができるということは、今後も忘れないでくださいね」
やはりにこやかに笑ったウィルフレッドにそう言われ、アレクシアは素直に頷いた。
「わかった。――どうした? エイミー」
それまで黙っていたエイミーが、じっと自分を見つめていることに気付き、問いかける。
「えっと……。アレクシアさんとウィルフレッドさんは、飛行魔導兵士育成コースに入らなくても、もう空も飛べるし、戦い方も知ってるんだよね。ひょっとしたら、私たちより先に飛行魔導兵士部隊に入隊しちゃうこともあるのかな、って思って……」
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