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鳥居と接骨木(にわとこ)
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箱根の山のふもとの小さな村の社に、一本のニワトコがありました。
ニワトコは、いつのまにか、この神社の鳥居の脇に生えてから、もうどれほど経ちましたことか、いまでは鳥居よりも背が高く、おまけに、いつのころからか知りませんが、頭を鳥居の笠木の上にのせて、すっかり鳥居に寄りかかったまま、生を永らえておりました。
「おいおい、ニワトコさんよ、いつも言うことだが、そうやって、いつもいつもオイラに体をあずけていられたら、オイラがしんどいってんだよ。なんとかならんのかね。」
「すみません、鳥居さん。わたしもご迷惑をおかけしているのは、とてもこころ苦しいんですが、でも腰が折れ曲がってしまって、これ以上もうどうにも真っ直ぐにならないんですよ。どうか、分かってくださいな。」
「まあな、そう言われちゃ、是非もないがね。なんといったって、ここはこのお社のご門内だ。それに、オイラは、そのご門なんだから、それなりの公の役目ってもんがあるんだよ。おまえさんのように、日がな一日、オイラに寄りかかって居眠りしてる閑人じゃないんでな。」
「それはご尤もです。わたしも、そこのところは十分に弁えているつもりですが、なんてったって、このように年をとってしまっていますので、思うようにならないのです。どうぞ、堪えてやってくださいな。」
ニワトコはそう言いながら、頭をわさわさと揺すりました。
「わかった、わかった。そうガサガサしなさんな。オイラの笠木が擦れるでな。」
ちえっ、しかたねえやと、鳥居は舌うちをして、己れの運命を託つのでした。
そもそも、ニワトコの木が、いつこんなところに生えたのかも覚えていない鳥居なのでした。たぶん、鳥がはこんできたものか、風がはこんできたものか、小さな芽がちょこんと自分の足元に生えただけでしたから、気にもとめなかったのです。それが、村に子が生まれ、その子が年老いて死にと、何代もそれを繰り返しているうちに、いつのまにかこんな大木になってしまったのですから、鳥居は自分の迂闊さを嘆くほかなかったのでした。
それに、いまでこそ重いのなんのと不平を言ってる鳥居ですが、ニワトコがすこしずつ伸びて、葉をひろげて自分を夏の暑さから守ってくれたり、春には小さな白い花を著け、たのしませてくれたりするので、それまでは一人ぽっちで門番の孤独に耐えてきた鳥居にとっては、なくてはならない話し相手でもあったのです。
そうこうするうちに、耐えがたい暑い夏も過ぎ、秋風がそよとするころ、もう何百回目の祭礼のときがやってきました。じつは、この祭礼、鳥居にとっては、あまり愉快なことばかりではありません。村の人たちが自分をきれいに磨いてくれたり、注連縄を調えたりしてくれるのはうれしいのですが、鳥居の右手に、あの忌々しい幟りが掲げられるのを、苦い思いで耐えなければならないからでした。
「おおい、鳥居どんよ。そう、しかつめらしい顔をしなさんなよ。あしたは、ここの神さまのお祭りじゃないか。おまいさは、しっかり門番をつとめなよ。もっとも、門なぞにはだれも関心は示しはしないがね。やっぱり祭りの主役は、このオイラの幟りさね。どうだい、こう、颯爽と秋風にはためく幟りの恰好よさ。」
鳥居は、(へん、なんだい。年にいっぺんだけ出てくる旗竿の分際で、ずいぶんと横柄な口をきく奴だ。いつものことながら腹がたつ。)と、むっとしていました。
「あら、おのぼりさん。ずいぶんなご挨拶だこと。このお社をお守りしている鳥居さんに対して、失礼じゃありませんこと。」
ニワトコは、我慢できずに幟旗に噛みつきました。
「ふん。よいよいの腰折れニワトコが、何言ってやがる。だいいち、オイラはおのぼりじゃねえ。歴とした幟旗さまだい。おまいこそ、ニワトコの分際で、神聖な境内に居座りやがって。ふつう、神社にある、ご神木ってえのは、公孫樹、桜、楠、槙、杉だろうがよニワトコなんて聞いたこたぁねえよ。異端児め。」
すると、いままでだまっていた鳥居が幟旗をぐっと睨み付けて、こう言いました。
「おい、口に気をつけなよ。おまえさんなんぞ、いくら威張ったところで風が吹かなきゃ、うんもすんもできない布切れじゃないか。このニワトコさんは、オイラほどじゃなくても、それこそ、このお社に生を受けてから、こうして何百年もお社の傘となってくれてるよだ。」
「ふん。ようようお二人さんよ。そうやって年寄りどうし、せいぜいがとこ、仲良くやんなよ。」
幟旗は悔しそうに、そう言ったきり横をつんと向いてしまいました。
そのときでした。神社の入口に一台の立派な車が停まりました。中から数人の見なれぬスーツすがたの人たちが降り立ちました。よく見ると、一人は手に一枚の板片を恭しく抱えています。その人が、つかつかとニワトコに寄っていくと、その板片の端に通してあるヒモを、ぐるっとニワトコに巻きつけました。
それが済むとコップにお神酒を注いで、ニワトコの足もとに供え、みんなでパンパンと柏手を打ちました。村役がそれに次いで柏手を打ちました。
鳥居もニワトコも幟旗も、いったい何事がおきたのかと思いました。その板片にはこう書かれてありました。
御神木
接骨木(にわとこ)
樹齢 推定 三百年。当神社の
御神木として認めます。
・・・市教育委員会
「ひえ~、なんともおどろいたね。ニワトコくんだりが御神木たあね。」
と幟旗が、とってつけたよいに言いました。
「と、まあ。こんな具合だ。どうだい、おそれいったろう。」
鳥居は大得意に威張って言いました。
祭りの日どりに合わせた粋なはからいだったのでした。
それからわずか数日のことでした。その年遅れてやってきた台風によって、さしもの老木ニワトコも、腰折れの部分からボキッと折れてしまったのでした。だいぶ昔の古傷にやっと耐えてきたので、ひとたまりもありませんでした。
腰から折れてしまったのですから、いままで鳥居に寄りかかるように伸しかかっていた部分は、すべて地上に落ちてしまったのでした。
鳥居は、ゆくりなくも重圧から解放されたものの、なにか己れの体の体の一部をもぎ取られたように、落ち着かない気分に陥ったのでした。
ニワトコは、それ以来、ひと言も口をききません。
「おい、ニワトコさん。だいじょうぶかい。もうくたばってしまったのかい。目を覚ましてくれよ。ねえ、おい。聞こえないのかい。なにか言ってくれよ。」
鳥居は、こうして毎日のようにニワトコに話しかけましたが、ついに冬を越してもニワトコは返事をしてくれません。鳥居はいまや、かけがえのない友を失って、さびしそうでした。
富士さんの雪が少しずつ解けかけた、ある暖かい日のことでした。朽ち果てたニワトコの大木の下のほうから、ひょろっと青い芽がカオを出しました。その若枝は、やがて夏に向かってぐんと成長し、葉をひろげました。
「おかあちゃん、そこのみどりの葉っぱを採ればいいの。」
いましも神社の入り口に母と子の二人連れがやってきています。
「そうだよ。それを採ってって、お兄ちゃんのあんよに貼ってあげようね。そしたら、こんどのマラソン大会にはきっと出られるからね。あれだけ練習したんだからね。」
「ほんと、おかあちゃん。おにいちゃん、きっとなおるの?」
女の子は持ってきた篭に、若いニワトコの葉をむしって入れながら、おかあさんにたずねました。
「そうともさ。このニワトコさんは、いままで何人もの人を助けてきた神さんの木なんだよ。」
「ふうん、すごいんだね。」
女の子は、明るく笑って、ニワトコの老木を撫でました。
鳥居は、そんな様子を眺めながら、満足そうでした。
(たしかにそうだったな。幟旗はあんな言い方をしたけど、ニワトコはヒトの役に立つクスリの木だってこと、あいつは忘れていたさ。)
鳥居は、自分のことのように誇りたかい気持ちで、母と子を見つめていました。
(おしまい)
ニワトコは、いつのまにか、この神社の鳥居の脇に生えてから、もうどれほど経ちましたことか、いまでは鳥居よりも背が高く、おまけに、いつのころからか知りませんが、頭を鳥居の笠木の上にのせて、すっかり鳥居に寄りかかったまま、生を永らえておりました。
「おいおい、ニワトコさんよ、いつも言うことだが、そうやって、いつもいつもオイラに体をあずけていられたら、オイラがしんどいってんだよ。なんとかならんのかね。」
「すみません、鳥居さん。わたしもご迷惑をおかけしているのは、とてもこころ苦しいんですが、でも腰が折れ曲がってしまって、これ以上もうどうにも真っ直ぐにならないんですよ。どうか、分かってくださいな。」
「まあな、そう言われちゃ、是非もないがね。なんといったって、ここはこのお社のご門内だ。それに、オイラは、そのご門なんだから、それなりの公の役目ってもんがあるんだよ。おまえさんのように、日がな一日、オイラに寄りかかって居眠りしてる閑人じゃないんでな。」
「それはご尤もです。わたしも、そこのところは十分に弁えているつもりですが、なんてったって、このように年をとってしまっていますので、思うようにならないのです。どうぞ、堪えてやってくださいな。」
ニワトコはそう言いながら、頭をわさわさと揺すりました。
「わかった、わかった。そうガサガサしなさんな。オイラの笠木が擦れるでな。」
ちえっ、しかたねえやと、鳥居は舌うちをして、己れの運命を託つのでした。
そもそも、ニワトコの木が、いつこんなところに生えたのかも覚えていない鳥居なのでした。たぶん、鳥がはこんできたものか、風がはこんできたものか、小さな芽がちょこんと自分の足元に生えただけでしたから、気にもとめなかったのです。それが、村に子が生まれ、その子が年老いて死にと、何代もそれを繰り返しているうちに、いつのまにかこんな大木になってしまったのですから、鳥居は自分の迂闊さを嘆くほかなかったのでした。
それに、いまでこそ重いのなんのと不平を言ってる鳥居ですが、ニワトコがすこしずつ伸びて、葉をひろげて自分を夏の暑さから守ってくれたり、春には小さな白い花を著け、たのしませてくれたりするので、それまでは一人ぽっちで門番の孤独に耐えてきた鳥居にとっては、なくてはならない話し相手でもあったのです。
そうこうするうちに、耐えがたい暑い夏も過ぎ、秋風がそよとするころ、もう何百回目の祭礼のときがやってきました。じつは、この祭礼、鳥居にとっては、あまり愉快なことばかりではありません。村の人たちが自分をきれいに磨いてくれたり、注連縄を調えたりしてくれるのはうれしいのですが、鳥居の右手に、あの忌々しい幟りが掲げられるのを、苦い思いで耐えなければならないからでした。
「おおい、鳥居どんよ。そう、しかつめらしい顔をしなさんなよ。あしたは、ここの神さまのお祭りじゃないか。おまいさは、しっかり門番をつとめなよ。もっとも、門なぞにはだれも関心は示しはしないがね。やっぱり祭りの主役は、このオイラの幟りさね。どうだい、こう、颯爽と秋風にはためく幟りの恰好よさ。」
鳥居は、(へん、なんだい。年にいっぺんだけ出てくる旗竿の分際で、ずいぶんと横柄な口をきく奴だ。いつものことながら腹がたつ。)と、むっとしていました。
「あら、おのぼりさん。ずいぶんなご挨拶だこと。このお社をお守りしている鳥居さんに対して、失礼じゃありませんこと。」
ニワトコは、我慢できずに幟旗に噛みつきました。
「ふん。よいよいの腰折れニワトコが、何言ってやがる。だいいち、オイラはおのぼりじゃねえ。歴とした幟旗さまだい。おまいこそ、ニワトコの分際で、神聖な境内に居座りやがって。ふつう、神社にある、ご神木ってえのは、公孫樹、桜、楠、槙、杉だろうがよニワトコなんて聞いたこたぁねえよ。異端児め。」
すると、いままでだまっていた鳥居が幟旗をぐっと睨み付けて、こう言いました。
「おい、口に気をつけなよ。おまえさんなんぞ、いくら威張ったところで風が吹かなきゃ、うんもすんもできない布切れじゃないか。このニワトコさんは、オイラほどじゃなくても、それこそ、このお社に生を受けてから、こうして何百年もお社の傘となってくれてるよだ。」
「ふん。ようようお二人さんよ。そうやって年寄りどうし、せいぜいがとこ、仲良くやんなよ。」
幟旗は悔しそうに、そう言ったきり横をつんと向いてしまいました。
そのときでした。神社の入口に一台の立派な車が停まりました。中から数人の見なれぬスーツすがたの人たちが降り立ちました。よく見ると、一人は手に一枚の板片を恭しく抱えています。その人が、つかつかとニワトコに寄っていくと、その板片の端に通してあるヒモを、ぐるっとニワトコに巻きつけました。
それが済むとコップにお神酒を注いで、ニワトコの足もとに供え、みんなでパンパンと柏手を打ちました。村役がそれに次いで柏手を打ちました。
鳥居もニワトコも幟旗も、いったい何事がおきたのかと思いました。その板片にはこう書かれてありました。
御神木
接骨木(にわとこ)
樹齢 推定 三百年。当神社の
御神木として認めます。
・・・市教育委員会
「ひえ~、なんともおどろいたね。ニワトコくんだりが御神木たあね。」
と幟旗が、とってつけたよいに言いました。
「と、まあ。こんな具合だ。どうだい、おそれいったろう。」
鳥居は大得意に威張って言いました。
祭りの日どりに合わせた粋なはからいだったのでした。
それからわずか数日のことでした。その年遅れてやってきた台風によって、さしもの老木ニワトコも、腰折れの部分からボキッと折れてしまったのでした。だいぶ昔の古傷にやっと耐えてきたので、ひとたまりもありませんでした。
腰から折れてしまったのですから、いままで鳥居に寄りかかるように伸しかかっていた部分は、すべて地上に落ちてしまったのでした。
鳥居は、ゆくりなくも重圧から解放されたものの、なにか己れの体の体の一部をもぎ取られたように、落ち着かない気分に陥ったのでした。
ニワトコは、それ以来、ひと言も口をききません。
「おい、ニワトコさん。だいじょうぶかい。もうくたばってしまったのかい。目を覚ましてくれよ。ねえ、おい。聞こえないのかい。なにか言ってくれよ。」
鳥居は、こうして毎日のようにニワトコに話しかけましたが、ついに冬を越してもニワトコは返事をしてくれません。鳥居はいまや、かけがえのない友を失って、さびしそうでした。
富士さんの雪が少しずつ解けかけた、ある暖かい日のことでした。朽ち果てたニワトコの大木の下のほうから、ひょろっと青い芽がカオを出しました。その若枝は、やがて夏に向かってぐんと成長し、葉をひろげました。
「おかあちゃん、そこのみどりの葉っぱを採ればいいの。」
いましも神社の入り口に母と子の二人連れがやってきています。
「そうだよ。それを採ってって、お兄ちゃんのあんよに貼ってあげようね。そしたら、こんどのマラソン大会にはきっと出られるからね。あれだけ練習したんだからね。」
「ほんと、おかあちゃん。おにいちゃん、きっとなおるの?」
女の子は持ってきた篭に、若いニワトコの葉をむしって入れながら、おかあさんにたずねました。
「そうともさ。このニワトコさんは、いままで何人もの人を助けてきた神さんの木なんだよ。」
「ふうん、すごいんだね。」
女の子は、明るく笑って、ニワトコの老木を撫でました。
鳥居は、そんな様子を眺めながら、満足そうでした。
(たしかにそうだったな。幟旗はあんな言い方をしたけど、ニワトコはヒトの役に立つクスリの木だってこと、あいつは忘れていたさ。)
鳥居は、自分のことのように誇りたかい気持ちで、母と子を見つめていました。
(おしまい)
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