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赤鬼と青鬼
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むかし、鬼は一族でした。いつのころからか赤鬼と青鬼とに二分かれし、赤鬼は人里に棲むようになり、青鬼は地獄の閻魔大王に仕えるようになったといいます。それからというもの青鬼は人の家の縁の下に、赤鬼は天井裏に暮らすようになったのです。
ある日のことでした。一人の老婆が地獄に落ちてまいりました。老婆の罪状は人を殺傷したというものでした。閻魔大王は人別帳をひろげると、間違いないかと老婆に尋ねました。老婆はただひと言、はい、相違ありませんとだけ答えました。大王は後ろに控える青鬼に何やら指図しますと、青鬼は老婆の腕を執り、もう一方の手を地獄の釜の釜にかけました。ギッという鈍い音とともに、暗い穴の底から、阿鼻叫喚ともいうべき凄ましい叫びがワーンと響いてまいりました。おそらく血の海に漂う者、火焔の中にのたうつ者、針の山に彷徨う者どもの、哀しげな恐怖の叫び声がこだましてるのでしょう。
そのおどろおどろしい穴ぐらへ今にも老婆が突き落とされようとしたとき、突如、青鬼の腕を押さえた者がありました。あろうことか、それこそ同じかたちをした鬼だったのです。でも、真っ赤な色をした鬼なのでした。
「おい、ちょっと待ってくれ」
と赤鬼は申しました。
「なんだい、藪から棒に。」
青鬼はぎろりと赤鬼を睨んで、赤鬼の胸をドーンと突き飛ばしました。
「おまえは手柄をあせったのだ。」
「オレが間違いをやらかしたのだと?」
「そうさ、おまえが縁の下から覗いたときの、婆さんが爺さんの踏み台を蹴り倒したという、たった一秒かそこらの情景さ。だがな、事実は違うんだ。」
「どこが違うってんだ。婆さんは息子のことで、長いあいだ爺さんを殺したいほど憎んで、恨んでいたというのによ。」
「婆さんが爺さんを憎んでいたというのは、そのとおりさ。でも考えてもみな。そいつはもう五十年もむかしのことだぜ。」
「でもな、婆さんにとっちゃ、たった一人の可愛い息子さ。そいつを、ムリやり兵隊に出してむざむざ死なしてしまうなんてさ、親のすることじゃないやな。」
「でもな、息子から志願したって言ったそうじゃないか。」
「そうともさ、そういう時代だったさ。でもな、婆さんは爺さんに息子を止めて欲しかったのさ。なのに、その逆で、爺さんは息子の背中を押したんだからな。婆さんは爺さんが許せなかったのさ。」
「だからと言って、今ごろになって爺さんを殺めるかな。」
「爺さんは長いこと、そのことを苦にして、自ら首を括ろうとしたんだぜ。己れの番がやってきて、にわかに思い立ったのさ。だが、そいつを止めるのが婆さんの役目だろうが。それをよ、リンゴ箱を蹴飛ばすなんざ、人のやることじゃねえって言ってるんだよ。」
「そうじゃねえ。婆さんは爺さんを止めようとしたさ。ただ、慌てて、蹴つまづいて、よろけた拍子にリンゴ箱に足が当たってしまっただけだ。」
「物は言いようってな。婆さんがそう言ってるのかい。」
「いんや、婆さんは自分の所以で爺さんが死んじまったと思ってるのさ。」
「じゃ、それでいいじゃねえか。」
「いんや、よくねえ。おめえが縁の下から婆さんの所業を見届けたときに、そばに、爺さんに付いていた死に神がおったろう。奴が一部始終を見ているはずだ。おめえ、婆さんを地獄に蹴落とすめえに、その死に神に会っちゃくれめえか。」
「まあな、おまえがそこまで言うなら是非もない。そうしてみるが・・・。」
青鬼は赤鬼にそう請け合ったという。赤鬼にそうまで言われ引っ込みのつかなくなった青鬼は、やむなくあのときの死に神をたずねました。
「そうですね、赤鬼がそう言うんなら、そういうことでしょう。たしかに、婆さんが爺さんに駆け寄ったときに、何かに蹴つまづいてよろけたことには違いないでしょう。」
「そいつは困る。困る、困る、困る。もしそんなことが大王さまに知れたら、オレの命がない。罪を犯したんでもない者を地獄に連れてきたなんてことが知れたら、それこそ重罪じゃ」
青鬼は頭を抱えてしまった。ともあれ、そんなに悠長にかまえているわけにはいかない。まずは、赤鬼のもとへ馳せ参じた。
「赤鬼よ、赤鬼よ。おまえの言うとおりじゃった。死に神に訊いたら、婆さんには首吊りの足を引っ張るような、そんな了見は全くなかったことが判明した。それで、ものは相談じゃが、どうだろうか、おまえの目からも、婆さんが爺さんの足を引っ張るようにしか見えなんだと、大王さまに申し開きしちゃもらえめえか。でないと、オイラは首を刎ねられてしまうのだよ。後生だから、ぜひオイラの頼みを承知してくれろ。」
青鬼は地べたに額を擦りつけて赤鬼を拝み倒すのだった。
「青鬼よ、そいつは別にして、ひとつ尋ねたいことがある。おまえらはなぜ、地獄の使いなどしているのだ。鬼はもと一族だったとオレは親から聞いておる。いつから地獄へ通うようになったのだ。それになぜ、おまえらはみな青いのだ。」
「なぜ青いのかだって?おれらは地獄の血の溜め池の水を飲んでいるからさ。」
「なに?血の溜め池だと?血の色は赤じゃないのか。」
「いんや、体外に流れ出れば赤いが、人の体に流れているのは青い血なんだ。」
「ということはさ、人も青鬼も同じってことなのか。」
「と思うよ。だってね、ほら、よく仏の教えに、不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不しん恚、不邪見、ってえのがあるじゃねえか。人として生まれるってことはさ、眼耳鼻舌身意たる六根を宿してるわけなんだからさ、つまるところ、そっから遁れることなんざできないってことじゃないのか。だからな、人は分けへだてなく地獄にやってくるんじゃねえのか。浄土にのぼれるなんて教えは、法螺吹きのたわ言にすぎんのさ。」
「えれえこと知ってんな。しかし、積善の家に福宿るって言うじゃないか。善いことを続ければ浄土へのぼれるって・・・」
赤鬼のことばを遮るように青鬼は怒鳴った。
「浄土なんざいくらでもあるだろうさ、菩薩の数だけな。地獄は一つしかないんだぜ。それからして、間尺に合わねえだろ。」
「だったら、今日日まで何百年ものあいだ説かれてきた仏の道って・・・・。」
「あるさ。あるに決まってる。だけど、そこへ行かれるのは一つまみにすぎないって!」
「ある?・・・。」
「だけどもな、人の慾には限りがねえ。だからこそ、あらかたの人はそこへ行けるってえ筋道を考案したにすぎねえと、オレは思うよ。大王さまだってそう仰有ってるしな。」
「だとしたら、あらかたは地獄に落ちると・・・・。」
「そうともよ。地獄に落ちて、ずっと地獄で生きていくのさ。」
「ん?ずっと?」
「そうとも、ずっとだ。人として死んだあとは、地獄に落ちたあとは、もう死ぬこともかなわず、ずっと地獄の暮らしをつづけなければならんのだ。」
「なんでだ!オレは人を信じて、人里に棲んで、人の幸せを念い、援け、共によろこび、共に泣き、そいつを己れのよすがとしてきたっていうのに。」
「だから、おめえらはお目出たいっていうんだよ。人は人の顔をした本物の鬼だぜ。てめえの幸せばかり考えてさ、仏との約束なんてすっかり忘れてしまってさ。人としてのふつうの生活をただ
生真面目に送ることが人としての最高に正しいことだなんて、ふざけた正義をふりかざしてさ。地獄に落ちるも当然だ。」
「仏との約束だって!」
「そうさ、これも大王さまから教わったことだが、人は人として人の世に生まれる約束として、人のために生きるよう諭されて生まれていくんだそうだ。しかし、あらかたの人間は、生れたて途端、仏との約束なんぞ忘れてしまって、人のためにではなく、自分のい幸せだけに生きるようになる。そのことが人の道として正しいと勘違いして、揚げ句のはてに、ふたたび地獄に落ちてくるのさ。」
「だとしたら、仏はだまってないんじゃないか。」
「仏は神とはちがうから、罰など与えない。じっと見守っているだけさ。何度も何度も救いの手を差しのべてな。」
「そして、ついには閻魔大王に後生を託すというわけか。」
「そうだ。自堕落に生きた人間には地獄のくらしが待っているというわけさ。オレたち青鬼は、そのお手伝いをしているだけだ。オレたちは人がどんな罪を犯すかを見届けて、それを大王さまに報告する役目を負っているのだ。」
「そうか。青鬼よ、もう何も言わない。おまえのことも大王さまには言わぬ。だがな、婆さんの命は死に神から大王さまにとりなしてもらうようはからおう。死に神が命の嘆願なぞ笑わせるがな・・・。オレはこれからも人を信じていこうと思う。同じ鬼としてな。さらば。」
(おしまい)
ある日のことでした。一人の老婆が地獄に落ちてまいりました。老婆の罪状は人を殺傷したというものでした。閻魔大王は人別帳をひろげると、間違いないかと老婆に尋ねました。老婆はただひと言、はい、相違ありませんとだけ答えました。大王は後ろに控える青鬼に何やら指図しますと、青鬼は老婆の腕を執り、もう一方の手を地獄の釜の釜にかけました。ギッという鈍い音とともに、暗い穴の底から、阿鼻叫喚ともいうべき凄ましい叫びがワーンと響いてまいりました。おそらく血の海に漂う者、火焔の中にのたうつ者、針の山に彷徨う者どもの、哀しげな恐怖の叫び声がこだましてるのでしょう。
そのおどろおどろしい穴ぐらへ今にも老婆が突き落とされようとしたとき、突如、青鬼の腕を押さえた者がありました。あろうことか、それこそ同じかたちをした鬼だったのです。でも、真っ赤な色をした鬼なのでした。
「おい、ちょっと待ってくれ」
と赤鬼は申しました。
「なんだい、藪から棒に。」
青鬼はぎろりと赤鬼を睨んで、赤鬼の胸をドーンと突き飛ばしました。
「おまえは手柄をあせったのだ。」
「オレが間違いをやらかしたのだと?」
「そうさ、おまえが縁の下から覗いたときの、婆さんが爺さんの踏み台を蹴り倒したという、たった一秒かそこらの情景さ。だがな、事実は違うんだ。」
「どこが違うってんだ。婆さんは息子のことで、長いあいだ爺さんを殺したいほど憎んで、恨んでいたというのによ。」
「婆さんが爺さんを憎んでいたというのは、そのとおりさ。でも考えてもみな。そいつはもう五十年もむかしのことだぜ。」
「でもな、婆さんにとっちゃ、たった一人の可愛い息子さ。そいつを、ムリやり兵隊に出してむざむざ死なしてしまうなんてさ、親のすることじゃないやな。」
「でもな、息子から志願したって言ったそうじゃないか。」
「そうともさ、そういう時代だったさ。でもな、婆さんは爺さんに息子を止めて欲しかったのさ。なのに、その逆で、爺さんは息子の背中を押したんだからな。婆さんは爺さんが許せなかったのさ。」
「だからと言って、今ごろになって爺さんを殺めるかな。」
「爺さんは長いこと、そのことを苦にして、自ら首を括ろうとしたんだぜ。己れの番がやってきて、にわかに思い立ったのさ。だが、そいつを止めるのが婆さんの役目だろうが。それをよ、リンゴ箱を蹴飛ばすなんざ、人のやることじゃねえって言ってるんだよ。」
「そうじゃねえ。婆さんは爺さんを止めようとしたさ。ただ、慌てて、蹴つまづいて、よろけた拍子にリンゴ箱に足が当たってしまっただけだ。」
「物は言いようってな。婆さんがそう言ってるのかい。」
「いんや、婆さんは自分の所以で爺さんが死んじまったと思ってるのさ。」
「じゃ、それでいいじゃねえか。」
「いんや、よくねえ。おめえが縁の下から婆さんの所業を見届けたときに、そばに、爺さんに付いていた死に神がおったろう。奴が一部始終を見ているはずだ。おめえ、婆さんを地獄に蹴落とすめえに、その死に神に会っちゃくれめえか。」
「まあな、おまえがそこまで言うなら是非もない。そうしてみるが・・・。」
青鬼は赤鬼にそう請け合ったという。赤鬼にそうまで言われ引っ込みのつかなくなった青鬼は、やむなくあのときの死に神をたずねました。
「そうですね、赤鬼がそう言うんなら、そういうことでしょう。たしかに、婆さんが爺さんに駆け寄ったときに、何かに蹴つまづいてよろけたことには違いないでしょう。」
「そいつは困る。困る、困る、困る。もしそんなことが大王さまに知れたら、オレの命がない。罪を犯したんでもない者を地獄に連れてきたなんてことが知れたら、それこそ重罪じゃ」
青鬼は頭を抱えてしまった。ともあれ、そんなに悠長にかまえているわけにはいかない。まずは、赤鬼のもとへ馳せ参じた。
「赤鬼よ、赤鬼よ。おまえの言うとおりじゃった。死に神に訊いたら、婆さんには首吊りの足を引っ張るような、そんな了見は全くなかったことが判明した。それで、ものは相談じゃが、どうだろうか、おまえの目からも、婆さんが爺さんの足を引っ張るようにしか見えなんだと、大王さまに申し開きしちゃもらえめえか。でないと、オイラは首を刎ねられてしまうのだよ。後生だから、ぜひオイラの頼みを承知してくれろ。」
青鬼は地べたに額を擦りつけて赤鬼を拝み倒すのだった。
「青鬼よ、そいつは別にして、ひとつ尋ねたいことがある。おまえらはなぜ、地獄の使いなどしているのだ。鬼はもと一族だったとオレは親から聞いておる。いつから地獄へ通うようになったのだ。それになぜ、おまえらはみな青いのだ。」
「なぜ青いのかだって?おれらは地獄の血の溜め池の水を飲んでいるからさ。」
「なに?血の溜め池だと?血の色は赤じゃないのか。」
「いんや、体外に流れ出れば赤いが、人の体に流れているのは青い血なんだ。」
「ということはさ、人も青鬼も同じってことなのか。」
「と思うよ。だってね、ほら、よく仏の教えに、不殺生、不偸盗、不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不しん恚、不邪見、ってえのがあるじゃねえか。人として生まれるってことはさ、眼耳鼻舌身意たる六根を宿してるわけなんだからさ、つまるところ、そっから遁れることなんざできないってことじゃないのか。だからな、人は分けへだてなく地獄にやってくるんじゃねえのか。浄土にのぼれるなんて教えは、法螺吹きのたわ言にすぎんのさ。」
「えれえこと知ってんな。しかし、積善の家に福宿るって言うじゃないか。善いことを続ければ浄土へのぼれるって・・・」
赤鬼のことばを遮るように青鬼は怒鳴った。
「浄土なんざいくらでもあるだろうさ、菩薩の数だけな。地獄は一つしかないんだぜ。それからして、間尺に合わねえだろ。」
「だったら、今日日まで何百年ものあいだ説かれてきた仏の道って・・・・。」
「あるさ。あるに決まってる。だけど、そこへ行かれるのは一つまみにすぎないって!」
「ある?・・・。」
「だけどもな、人の慾には限りがねえ。だからこそ、あらかたの人はそこへ行けるってえ筋道を考案したにすぎねえと、オレは思うよ。大王さまだってそう仰有ってるしな。」
「だとしたら、あらかたは地獄に落ちると・・・・。」
「そうともよ。地獄に落ちて、ずっと地獄で生きていくのさ。」
「ん?ずっと?」
「そうとも、ずっとだ。人として死んだあとは、地獄に落ちたあとは、もう死ぬこともかなわず、ずっと地獄の暮らしをつづけなければならんのだ。」
「なんでだ!オレは人を信じて、人里に棲んで、人の幸せを念い、援け、共によろこび、共に泣き、そいつを己れのよすがとしてきたっていうのに。」
「だから、おめえらはお目出たいっていうんだよ。人は人の顔をした本物の鬼だぜ。てめえの幸せばかり考えてさ、仏との約束なんてすっかり忘れてしまってさ。人としてのふつうの生活をただ
生真面目に送ることが人としての最高に正しいことだなんて、ふざけた正義をふりかざしてさ。地獄に落ちるも当然だ。」
「仏との約束だって!」
「そうさ、これも大王さまから教わったことだが、人は人として人の世に生まれる約束として、人のために生きるよう諭されて生まれていくんだそうだ。しかし、あらかたの人間は、生れたて途端、仏との約束なんぞ忘れてしまって、人のためにではなく、自分のい幸せだけに生きるようになる。そのことが人の道として正しいと勘違いして、揚げ句のはてに、ふたたび地獄に落ちてくるのさ。」
「だとしたら、仏はだまってないんじゃないか。」
「仏は神とはちがうから、罰など与えない。じっと見守っているだけさ。何度も何度も救いの手を差しのべてな。」
「そして、ついには閻魔大王に後生を託すというわけか。」
「そうだ。自堕落に生きた人間には地獄のくらしが待っているというわけさ。オレたち青鬼は、そのお手伝いをしているだけだ。オレたちは人がどんな罪を犯すかを見届けて、それを大王さまに報告する役目を負っているのだ。」
「そうか。青鬼よ、もう何も言わない。おまえのことも大王さまには言わぬ。だがな、婆さんの命は死に神から大王さまにとりなしてもらうようはからおう。死に神が命の嘆願なぞ笑わせるがな・・・。オレはこれからも人を信じていこうと思う。同じ鬼としてな。さらば。」
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